セルフケアで主人の精液の質が向上し、内膜も厚くなり、その後のICSIで
07.11.07
不妊期間 3年10ヶ月 不妊治療期間 0年11ヶ月
妊娠に至った治療内容
AIH一度
ICSI一度、その後凍結胚移植一度
再度ICSIにて妊娠
妊娠に至った経緯
私35歳、旦那27歳で付き合いが始まりました。
37歳の時にプロポーズされたものの、理由は「子供が欲しいから」ということだったので、 「妊娠したら、入籍しよう」と同棲を始めました。
ブライダルチェックには、異常なしでしたが、一年たっても妊娠しないため、漢方薬局に行き、一年漢方を飲みました。
38歳で、妊娠しないまま、入籍、その半年後、産婦人科へ。
検査をするより、年齢のこともあり、治療を進めたくて、最初からAIHをしましたが、そこで初めて、男性不妊であることが判明。
体外でも無理で、顕微適応と言うことでした。
本格的に不妊治療すべく、不妊専門の病院へ転院。そこでの検査でも、同じ原因でした。直ぐに、ICSIへステップアップ。
10個採卵でき、6個受精、3個の胚盤胞が出来ました。
胚盤胞を一個戻しましたが、結果は陰性。
先生の言われる原因は「卵の質」つまり、卵子が年だと言われました。
その後、二個の凍結胚を移植。軽く陽性判定が出たものの妊娠が継続せず。
この時も、「卵子の質」と言われました。
直ぐに次の治療が出来ると言われましたが、一ヶ月待つことにしました。
真夏の治療を避けたかったのもありますが、半年間薬ばかりに頼っていることが怖くなりました。
まず、妊娠が継続する体を作ろう!と、思って、都度利用で近所の健康施設に通い、エアロビや、ピラティス、パワーヨガに励みました。
同時に、鍼灸院に行きました。
その先生は「受精卵の質は、卵の質じゃなくて、精子の質」と言われ、指示通り、旦那の食事に気をつけました。
砂糖・油分を控え、魚料理を増やす。
缶コーヒーを辞め、ビールを減らす。
同時に、主人には病院で処方されるコエンザイムを飲んでもらいました。
そして、今回のICSIで、奇跡が起きました。
顕微対象だった、主人の精子量が、一般レベルになっていたのです。
そのお陰で、10個採卵、5個受精、3個胚盤胞になったその受精卵のグレードが、5BAというびっくりするくらい良好なものでした。
内膜も、14ミリと、前回の12ミリより良好でした。
そして、陽性判定、妊娠となりました。
妊娠しやすいカラダづくりのために実行したこと
肉中心のメニューから、週4回魚料理を目指して、食事改善。
主人のダイエットと、嗜好品制限。
週一回、鍼灸院へ通院。
運動。
不妊改善中の方へひと言
なるべく自然妊娠を目指していましたが、高度医療のお陰で妊娠することが出来ました。
40歳での初の妊娠です。
年齢的に、不妊の原因を「卵の質」と言われると、とても辛かったです。
ネットで不妊治療に取り組む方のブログを拝見し、鍼灸に興味を持ちました。
薬の力で出来ないことが、鍼灸なら出来る、と言われて、一度信じてみよう、と思いました。
それまで、生理が来るたび、陰性の判定のたび、精神的にも体力的にも相当ダメージを受けましたが、
通院するだけで、積極的に治療しているツモリになっていました。
今回のICSIは、前準備で、「赤ちゃんを待っていても来ないなら、こっちから迎えに行くぞ~」と、出来ることは何でもしよう!と決意して運動・鍼灸・食事改善に取り組みました。
運命の卵ちゃんは、必ず待っていると、信じて頑張って欲しいと思います。
編集室より
おめでとうございます!!
最先端の医療を施しながらも、食生活や生活習慣を見直し、東洋医学も併用しながら、妊娠しやすいカラダづくりに取り組んだことがよかったのですね。
多くの方々の励みになるのではと思います。
貴重な体験を投稿いただきありがとうございました。
無事にお元気なお子さんをご出産されますように!