2回の流産を経て、4回目の人工授精で
09.11.24
不妊期間 3年3ヶ月 不妊治療期間 2年6ヶ月
妊娠に至った治療内容
4回目の人工授精
妊娠に至った経緯
二人目不妊でした。
一人目は、生理不順にもかかわらず、子作りを開始してすぐに授かりました。
そのせいか、子作りを甘く見ていて、二人目もすぐに授かるだろうとたかをくくっていたところ、子作りを再開して一年たっても妊娠しないので、婦人科検診時に相談し、クロミッドを使うことに。
2周期目に妊娠したものの、弱い受精卵ですぐに流産。
身体が落ち着いてからさらに3周期クロミッドを使用しましたが妊娠にいたらず、不妊治療専門医を紹介されました。
そのころには、心身ともにボロボロで、また、高額な不妊治療に踏み切る気持ちになれず、身体作り、基礎体温、サプリメントなどで自然妊娠を試みました。
そしてその半年後に妊娠し、 今度は心拍を確認できるまで行ったのですが、11週目の超音波で心拍が確認できず、また流産しました。
流産直後は妊娠し易いとのことで、タイミング法を試しましたが、妊娠に至らず、そうこうしているうちに、実家の父が病に倒れ、子作りは中断になりました。
父の容態が落ち着き、私も38歳を目前にして、やはりやれることはやっておきたい、という気持ちになり、今年に入って早々不妊治療専門医へ。
とりあえず人工授精を3回やって様子を見ようということになりました。
しかし、3回の人工授精は失敗し、今後の治療方針を話し合うために主治医に予約を取りましたが、予約が取れたのが2週間後だったので、その間、周期を無駄にしないようにもう一度人工授精をしながら待ちましょう、ということになりました。
そして、その4回目の人工授精で、妊娠にいたりました。
妊娠しやすいカラダづくりのために実行したこと
こちらのサイトを参考に、食生活を見直した。
なるべく運動をするように心がけた。
ストレスをためないように、色々と気分転換を考えた。
不妊改善中の方へひと言
不妊期間は本当につらく、鬱状態が続き、妊娠すること以外に幸せを感じられないところまでいっていました。
「期待していないときに妊娠する」とよく言われますが、妊娠を意識しなかったことなんて一日もありません・・・。
ただ、その「度合い」は重かったり、軽かったり、変動がありました。
子供だけが全てじゃない!と思える日もあれば、どうしても欲しい!と強く思う日もあり、気持ちのコントロールが一番大変だったと思います。
難しいかもしれませんが、自分に出来ることはやって、あとは神様にゆだね、楽しめることをしてうまく気分転換できるといいと思います。
また、同じように不妊で悩んでいる人との分かち合いはとても励まされます。
その他、ご自由に
3回の人工授精で妊娠に至らず、今後この方法を続けても、確率は下がるだけだと言われ、体外受精をすすめられていました。
なので、正直、4回目の人工授精で妊娠することは期待してませんでした。
しかも、人工授精の施術の直後、父が亡くなり、精神的、肉体的にも大変なストレスで、まさかこんなコンディションで授かるなどと思ってませんでした。
案の定、自宅での妊娠検査でも結果は陰性で、「やっぱり~」と思っていましたが、その後、なかなか生理が来ないので、その1週間後にだめもとでもう一度検査したら、今度はくっきり陽性でした。
こんなこともあるのですね!本当に驚きました。
しかし、以前2回流産しているので、それでもちゃんと妊娠が継続するかどうか、安定期まではらはらどきどきでした。
感謝なことに、今回は順調で、6ヶ月を迎えました。
来年三月に男の子を出産予定です。
不妊、また流産と辛いことが多かったですが、色々な意味で、今回授かったのが最善のタイミングだったと思います。
不妊の方々の気持ちを理解できるようになれたのも恵みでした。
子供を授かることは当たり前のことではなく、本当に神様の奇跡なのだとつくづく感じます。
一日一日、胎児と共に無事に過ごせることをとてもありがたく感じます。
また、情緒不安定なときが多かった私をいつも支えてくれた夫に、とても感謝しています。
編集室より
おめでとうございます!
本当によかったですね。
新しい生命を授かるということは、私たちには窺い知ることのできないプロセスをへているからなのでしょうか、授かった時点の状況や方法は、さほど関係ないのでしょうか。そんなことを考えさせれました。
貴重な経験を投稿いただきありがとうございました。
お元気なお子さまをご出産されますように!