不妊原因になる病気
24.04.02
地中海食の有効性を子宮内膜代謝物から探る研究
不妊症の女性のうち、子宮内膜症や、着床不全といった不妊原因をもつ女性では、子宮内膜に多価不飽和脂肪酸(PUFAs)の濃度が低いことがわかりました。また、地中海食を実施することで子宮内膜の状態が改善し、食事が子宮内膜の機能に影響をあたえる可能性が示されました。
24.03.22
食事の改善が子宮内膜症の痛みやQOLに与える影響は?
子宮内膜症と診断された女性における食事の影響を調査した研究です。この研究では、子宮内膜症を診断された女性を介入群と対照群に分け、介入群には低FODMAP食(*1)、もしくは子宮内膜症食(*2)を実施しました。さらに食事介入の実施後、痛みの強さ、健康状態、およびQOLに与える影響が評価されました。
結果として、食事介入が子宮内膜症に関連する痛みを軽減し、QOLを向上させる可能性があることが示唆されました。
24.03.18
アスタキサンチンは、PCOS女性のインスリン抵抗性や脂質代謝異常の改善に有効か?
多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)の女性のうち、多くがインスリン抵抗性や脂質代謝の異常を抱えていることが報告されており、アスタキサンチンがこれらの改善に効果があるとされています。 この研究は、アスタキサンチンサプリメントの服用によって、不妊PCOS女性のインスリン代謝、血液中の脂質、さらには酸化ストレスが改善されたことを示しています。
18.04.15
母親のPCOSと出生児の3歳時点での発達障害リスクの関係
多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)の母親の出生児は発達障害のスクリーニング検査で不可となるリスクが高いことがアメリカで実施された研究で明らかになりました。
16.10.24
PCOSへのレスベラトロール補充効果
レスベラトロールの補充は、PCOS(多嚢胞性卵巣症候群)女性のテストステロン(男性ホルモン)やDHEAs(DHEAサルフェート)などのアンドロゲンレベルを低下させることがポーランドで実施された試験で明らかになりました。
16.09.17
不妊原因になる病気妊孕性に影響する因子生活習慣・食事・サプリメント
大豆イソフラボン摂取でPCOS女性の代謝状態の指標が改善
大豆イソフラボンの摂取はPCOS女性のインスリン抵抗性やホルモン状態、中性脂肪、そして、酸化ストレスの指標を改善することがイランで実施された試験で明らかになりました。
15.06.05
PCOS女性はPCBやDDE、PAHsの血中濃度が高い
PCOS(多嚢胞性卵巣症候群)の女性はそうでない女性に比べて血中のPCBやDDEなどの有機塩素系殺虫剤、ベンゾピレンのようなPAHs(多環芳香族炭化水素)の濃度が高いことが中国で実際された研究で明らかになりました。
15.03.07
PCOSの女性は、将来、生活習慣病にかかりやすい
PCOSの女性は長期間でみると心疾患や糖尿病などの生活習慣病で入院するリスクが高いことがオーストラリアで実施された調査で明らかになりました。