45歳以上の体外受精・顕微授精の治療成績

不妊改善・生殖医療関連

2008年04月21日

Human Reproduction

オーストラリアでの母親になる女性の年齢が45歳以上の体外受精や顕微授精の治療成績が、このほど発表されました。

2002年から2004年までにオーストラリアで母親になる女性の年齢が45歳以上で、体外受精、顕微授精の治療サイクルは2,339周期でした。

このうち、自己の新鮮胚を用いた治療(1,101周期)では、妊娠は21周期、そのうち15周期が初期流産、6周期が出産まで至りました。

45歳以上で自己の新鮮胚を用いた体外受精や顕微授精では、妊娠率は1.9%、出産率は0.5%でした。

また、45歳以上で、提供された新鮮胚を用いた体外受精や顕微授精では、妊娠率は19.1%でした。

コメント

母親になる女性が45歳以上になると、出産まで至る確率は1%を下回るのが現実のようです。

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