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妊娠しやすい食生活

ハーバード大学調査に基づく
妊娠に近づく自然な方法

ジョージ・E・チャヴァロ、ウォルター・C・ウィレット、
パトリック・J・スケレット 共著
志馬千佳 監修 細川忠宏 翻訳

定価:¥1,800円+税
ISBN:978-4-532-60534-6
発売日:2013.12.2
発行:マグロウヒル・エデュケーション
発売:日本経済新聞出版社

『妊娠しやすい食生活』

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ブリガム・アンド・ウィメンズ病院 産科婦人科学及び生殖生物学部長
ハーバードメディカルスクール 産科婦人科学及び生殖生物学ケイトメイシーラット記念教授
ロバート・L・バルビエリによる序文

「食生活って、妊娠に関係ありますか?」

不妊に悩む女性や妊娠を望む女性たちから、私はしばしばそう尋ねられます。「もちろんです」と答えてきたものの、これまではきちんとした科学的な裏付けがあるわけではありませんでした。

今回、ハーバード大学による12万人の女性看護師を対象にした大規模疫学調査「Nurses Health Study」がそれを提供してくれました。脂質から飲み物まで、バランスよく食べれば、不妊の原因で最も多い排卵障害を改善できるかもしれないというのです。この研究に携わったハーバード大学公衆衛生大学院のジョージ・E・チャヴァロ、ウォルター・C・ウィレットの両先生は、妊娠や出産にふさわしい食生活というものについての「礎」(いしずえ)を築いたと言えるでしょう。

そして、本書『妊娠しやすい食生活』で、これまでは科学的な根拠に乏しかった食生活と妊娠する力の関係について、大規模な疫学調査で得られたデータから卵巣の働きを向上させ、妊娠の可能性を高める自然な方法を示してくれました。たとえば、「悪い」脂質、精製された炭水化物、赤身の肉は排卵障害のリスクを高めますが、それらとは反対に「よい」脂質、全粒粉、植物性タンパク質は不妊を予防してくれる効果があること。また、脂肪分を除いていない乳製品は妊娠に有利ですが、低脂肪牛乳や加糖の清涼飲料水はそうでないことなどです。

本書で紹介する7つのステップの内、ひとつでも実践することによって妊娠に近づくことができるようになるでしょう。もちろん、多ければ多いほど、その可能性が高まるはずです。実際に、調査対象である看護師の中で、5つ以上あてはまった女性たちは、排卵障害の不妊症リスクが、80パーセントから90パーセントも低かったのです。

本書を通して、チャヴァロ先生とウィレット先生は不妊を克服し、妊娠の可能性を高めるために、食生活をどう変えたらよいか、具体的かつ、実際的にアドバイスしてくれます。また、このような食生活は妊娠、出産のためだけではなく、女性にとって生涯にわたる健康の維持や増進に役立ちます。共著者のウィレット先生は栄養学における世界的権威の一人であり、本書のなかで食生活と生殖機能の関連について新しいアプローチを提案しています。

不妊の原因はさまざまです。卵管閉塞、無精子症などの原因は、食生活や生活習慣を改善しても解決しません。そういう方は、不妊治療の専門病院を訪ねることをお勧めします。けれど、不妊の主な原因は排卵障害、そして、明らかな原因がみつからないというケースです。そのため、食生活の改善や適度な運動、ストレスの軽減、喫煙をやめるなど、ライフスタイルを見直すことが、妊娠率を高めるのです。

妊娠を望む多くの女性は、食生活やライフスタイルを見直すことによって望みを叶えています。まずはここから始めましょう。この『妊娠しやすい食生活』は最適なガイドブックなのです。

目次紹介

  • 序文
  • 第1章 妊娠のチャンスを増やすために
    妊娠しやすい食生活/この本の使い方/アップデート
  • 第2章 妊娠しないこれだけの理由
    ホルモンの複雑な役割/妊娠にいたるまでの問題/いつまでが未妊?/いつからが不妊?
  • 第3章 すべての世代によい食事とは?
    新しい栄養学/炭水化物/脂肪神話の偽り/よい脂質を摂りましょう/タンパク質の力/飲みものについて/あらゆる健康のために
  • 第4章 炭水化物は量より質
    炭水化物のからだへの影響/炭水化物とは?/全粒粉食品は「妊娠しやすい食生活」に不可欠/血糖値の動きを意識しましょう/血糖値とインスリンのジェットコースター/「看護師健康調査」における発見/悪い炭水化物/カーブを緩やかに/数値に振り回されないために/消化に時間のかかる炭水化物で排卵しやすい状態に/消化に時間のかかる炭水化物は妊娠への近道
  • 第5章 脂質のバランス
    脂質の真実/脂肪は妊娠しやすさに影響する重要な要因/点と点をつなぐ/脂質と妊娠の関係/次のステージのために/妊娠するために摂りたい脂質/悪者は出ていけ!/飽和脂肪酸はほどほどに/よいものは積極的に/脂肪を恐れない/乳製品について
  • 第6章 植物性タンパク質を積極的に
    完全なタンパク質と不完全なタンパク質/タンパク質はどれくらい摂ればいい?/タンパク質と不妊症/手のひら一杯分のタンパク質を/ほかに注意すべきこと/考えかたを柔軟に
  • 第7章 微量栄養素のパワー
    マルチビタミン/「看護師健康調査」からわかったこと/葉酸の役割/葉酸の妊娠、出産への影響/葉酸の必要量/鉄分について/鉄分で生殖機能が改善/いまから始めましょう/ビタミン、ミネラル、Y染色体
  • 第8章 健康のために水を飲みましょう
    潤いを忘れずに/カフェインの影響/コーヒーの影響/炭酸飲料/アルコール/男性への影響
  • 第9章 7.5パーセントの解決法
    妊娠するためのベストな体重は?/7.5パーセントの解決法/ダイエットを実践するための10のアドバイス/地中海スタイルの食生活/よい生活習慣が大きな助けに/男性の体重と生殖/妊娠のための体重チェック
  • 第10章 毎日30~60分の運動を!
    過剰な運動は禁物/さまざまなメッセージ/動きましょう!/おだやかに?それともきつく?/よい卵子のための運動/有酸素運動のメリット/短時間の運動でも効果的/ステップ・バイ・ステップ/ストレッチで筋肉をゆるめましょう/身体活動と日常生活/動き続けるために/運動の妨げになるものは取り除くこと/一緒に運動する仲間をつくりましょう/ふたりのために活動しましょう
  • 第11章 妊娠しやすい食生活のまとめ
    着実に、でもできるところから始めましょう/自分らしい方法で続けましょう
  • 監修者あとがき
  • 訳者あとがき

著者紹介

ジョージ・E・チャヴァロ Jorge Chavarro, MD, ScD
ハーバード大学公衆衛生大学院栄養疫学准教授。ハーバード・メディカルスクール准教授。ボストン栄養・肥満リサーチセンター理事。栄養学の観点から病気の要因研究を行う。
ウォルター・C・ウィレット Walter C. Willett, MD, DrPH
ハーバード・メディカルスクール教授。新しい食事のガイドライン「ヘルシーフード・ピラミッド」を提唱。邦訳に『太らない、病気にならない、おいしいダイエット─ハーバード大学公式ダイエットガイド』(光文社)など。
パトリック・J・スケレット Patrick J. Skerrett
ハーバード・メディカルスクール発行による心臓疾患ニュースレター〈ハーバード・ハートレター〉の編集に携わる。『太らない、病気にならない、おいしいダイエット─ハーバード大学公式ダイエットガイド』共著者。
監訳者 志馬千佳(しめ・ちか)
志馬クリニック四条烏丸院長。日本産婦人科学会専門医。日本抗加齢医学会専門医。日本臨床栄養協会認定NR・サプリメントアドバイザー。性と生殖に関する健康を専門とする。著書に『妊娠力をつける漢方レッスン―不妊治療とのダブルパワーで妊娠に近づく!』(主婦の友社)がある。
訳者 細川忠宏(ほそかわ・ただひろ)
株式会社パートナーズ代表取締役。日本不妊カウンセリング学会認定不妊カウンセラー。日本臨床栄養協会認定NR・サプリメントアドバイザー。医療用サプリメントの医療用サプリメントの企画開発、販売に携わる。2003 年より、開発販売に携わる、不妊症、不妊治療の情報サイト「妊娠しやすいカラダづくり」を運営。
http://www.akanbou.com/

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マニュアル監修者 山田聡子(やまだ・あきこ)
管理栄養士。日体協公認スポーツ栄養士。健康運動指導士。青山学院大学国際政治経済学部卒。電通ヤング・アンド・ルビカム株式会社マーケティング局勤務を経て、東京健康科学専門学校栄養士科卒業。その後、明治製菓株式会社ザバススポーツ&ニュートリション・ラボ勤務。全日本男子柔道、バレーボール山本隆弘選手、トップリーグラグビーチーム、大学ラグビーチーム、ライフセービング選手などを栄養サポート。現在、スポーツ栄養士として、スポーツ選手・一般の方々への栄養サポート、専門学校講師、栄養セミナー講師、記事執筆などを中心に活動中。