妊娠は忘れた頃に・・・、は本当だった

06.01.07

お名前  わさび さん 性別  女性 年齢  35歳 結婚歴  6年9ヶ月
不妊期間 3年2ヶ月 不妊治療期間 2年0ヶ月

妊娠に至った治療内容

夫婦とも原因不明でタイミングから初めて1年あまりたち、クロミッドを数回ためした後クロミッドを飲んで人工受精を2回しましたが結果がでず、注射の薬に変えてした人工授精3回目でようやく妊娠しました。

毎月治療していたわけではなく、クロミッド数回した後は半年以上治療を休んで針治療もしたりしました。
治療再開してからもゆっくりと3周期に一度くらいのペースでした。
そんな感じだったので実際どれくらいの期間治療をしてたのか自分でもよくわかりません。

妊娠に至った経緯

2度目のクロミッド+人工授精がうまくいかなかった時に、自分でこれまで妊娠するかもしれないから、としてこなかった事を全部気にしないでやる!と決めました。

治療を忘れたわけではなかったのですが、医者からステップアップする為に自己注射のクラスをとるように言われていて、それが終わるまで一時治療がストップし、時間ができたのでそれなら・・・という気分になれました。(アメリカでは医療費が高いので毎日の注射のために通うなんてことはまずなくて、たいていみんな自分で自分に注射します。)

早速レーザー脱毛を始め、10月には夫と南の島のリゾートへ旅行もしました。
スポーツジムにも入会してとりあえず痩せようと思ったりしました。
夫の出張が重なったりしたのでとりあえず注射クラスはとったものの、来年まで治療はお預けかな?なんてのんきに構えていたら、急遽出張がキャンセルになりタイミングもよかったので治療を再開したら一発でできてしまいました。

まったく期待せず、年末に日本に帰国旅行する計画をたて飛行機の予約まで入れていたくらいでした。 
いろんな人に忘れたころに妊娠する。と言われ続けて、そう言われるたびにできるものならそうしてる!と腹が立ってしょうがなかったのに、正にその通りでなんだか拍子抜けです。
悔しいくらいです。

妊娠しやすいカラダづくりのために実行したこと

一時鍼をしていたころの先生の進めで冷たい食べものと飲み物を一切止めました。
水は常温かお湯。カフェインも断ち切るためコーヒーも止めてお茶も極力控えました。
生姜湯も気が向いたら飲んでました。ちょっと面倒なのでたいていお湯でした。
なれるとこれがとっても気持ちよくて朝いっぱいの熱いお湯で便秘も解消されました。
後は体を冷やす夏の食べ物(スイカ、きゅうりなど)も控えました。
旬の食べ物を食べるように気をつけました。
お酒はもともとあまり飲めませんができるだけ飲まないようにしました。
たばこも吸いませんが煙にも近寄らないように気をつけました。
禁煙大国アメリカでは結構簡単にタバコに近寄らないで生きていけます。
アイスクリームも食べませんでした。

多分、することより止める事のほうが多かったと思います。
今までの生活の無駄を省いて質素にしてみた。という感じでした。

不妊改善中の方へひと言

多分私も皆さんと同様で治療を始めたころは焦ってばかりで、友達の妊娠報告を聞くたびに悲しくて腹が立って、なんで私にはできないの?って悲観的になってばかりでした。
不妊って不治の病に似てるなぁなんて悲劇のヒロインになってました。

でもそれはそれで必要な時間だったのだ。と今は思えます。 

とことん落ち込むのも治療のひとつかもしれません。
どん底まで行ったら後は復活するしか道はないんです。
だから心の中にある醜い感情も全部溜め込まないでどんどん発散するに限ると思います。 
後は妊娠のことをあまり考えない・・・ことは難しいので他の事を考えるというのがいいと思います。 
私の場合はいままで我慢してた事を一気に始めたら楽しくって結果的には妊娠のことを忘れてました。

その他、ご自由に

結婚してすぐに授かっていたら考えもしなかったであろういろんな事を考えさせられました。 
夫との絆も深まったと感じています。
難関を乗り越えて二人の知らなかった側面にも触れ合えたと思ってます。
長い道だったかも知れないけど無駄ではなかった治療期間でした。

編集室より

おめでとうございます!

お気持ちやお考えの変化がとてもよく伝わってきました。
大変に参考にして頂けるものと思います。
投稿頂きありがとうございました。