ご心配のことと存じます。
まずは、過去の経験が不妊の原因になっているかは知る由もありませんが、37歳という年齢で、性交が2ヶ月に一度という頻度であれば、これまで妊娠できなかったからといって、不妊症を心配されるのは早計であるようには思います。
なぜなら、 確率的には、男女ともに何も問題がなくて、排卵の頃に性交しても、1周期あたり妊娠できる確率は20%程度であるとされているからです。
とるべき手段は、基礎体温表をつけて、排卵日検査薬等を使いながら、おおよその排卵日を予測して、出来るだけ性交のタイミングを合わせることでしょう。
スケジュール的な問題でどこまで可能なことはどうかは別として、ですが。
ただし、本当にお子さんを望まれるのであれば、タイムリミットのあることですから、早めに専門医にご相談されて、検査等を受けられるのがよろしいかと思います。たとえ、不妊治療を受けても年齢的な妊娠率の低下はどうしようもないからです。
妊娠しないのが確率の問題だけなのか、どうかは誰にも分かりませんから、このあたりは大変に難しい問題です。
ですから、どの程度お子さんを望まれるのか、によると思いますし、また、お付き合いされている相手の男性のお考えとすりあわせする必要もあるかと思います。
最後に、不妊治療を受けているわけではありませんので全く必要のないことかもしれませんが、不妊治療を受けるということになれば、いろいろと考えなければならないことが出てくるようになります。
あくまで、ご参考までに、ということですが、日本産婦人科学会の会告では、子供の福祉を考えてという理由で、体外受精の実施は婚姻している夫婦であることを条件としています。(日本産科婦人科学会「対外受精・胚移植」に関する見解)
いかがでしょうか、ご参考になりましたでしょうか?