曇り時々雨、のち晴れますように

小倉 智子

がん生殖

2016年08月23日

みなさま、
こんにちは。

台風、すごかったですね・・・。

地域によっては
台風は関係なく、
晴天だったり。

関東以北は大変でしたけどね~

さて、
今日は仕事してまいりました。

内容は簡単に言えば
がんと診断された方に
心理的なサポートは有効か、
という研究のお手伝いです。

研究の説明とアンケートの実施が主な仕事。

今回の研究内容で
思ったこと3つ。


早い段階で
心理サポートがある、
あるいは今後の治療の流れを
知る機会があるのは、
当事者にとっては
有益だろうな。


とはいえ、
今やがんにかかる人は
二人に一人
と言われていても、
やはり
当事者にならないと
わからないことはたくさんある。
でも、
いざ、当事者になると、
本当に短期間でたくさんのことを
決めなければいけない。
悠長に
じゃあカウンセリングの予約をいれてみようかな、
というわけにはいかない現実。
もっと、
身近に、
必要なときに
すぐに
サポートできるといいな。


今回の研究に中には
がんになったとしても、
子供を将来的にもてるかもしれない、
そのための選択肢について考える、
(放射線治療前の受精卵凍結、
卵子、精子の凍結、
あるいは養子縁組への道なども)

というのがあるのですが、
(というか、これがメインです・・・)

子供をもてるかもしれない、
という希望が、
当事者の方の
治療意欲や
生きることへのエネルギーを
強める、
というデータもあり、

やはり、
子供を望む方の
希望、
熱意、
あこがれ、

大きい、
ということを改めて感じさせられました。

今後も時折、
この研究のお手伝いをするかも、
です。

生殖医療の技術が、
たくさんの分野で
貢献できるとともに、
あらたな
迷いにもなり得るので、

そのあたり
うまくサポートできればいいな、

と思います