自分たちの力を信じ、変に力を入れすぎず努力はする

06.08.15

お名前  のっぽ さん 性別  女性 年齢  40歳 結婚歴  1年10ヶ月
不妊期間 1年10ヶ月 不妊治療期間

妊娠に至った治療内容

これまでに受けた検査(H15年10月初通院):
超音波検査、子宮膣部細胞診、頸管、クラミジア抗原検査、免疫検査、ホルモン検査、フーナーテスト、子宮卵管造影、精液検査どれも問題なしでした。
なのでタイミングで...と指導され、排卵日を教えてもらいに2周期ほど通院しましたが、費用もかかるし、排卵検査薬の存在を知ったので、その後は通院はしていませんでした。

妊娠に至った経緯

◇基礎体温と排卵検査薬でだいたいの自分の排卵パターンがわかるようになってきていた。
(世間でいわれている体温が下がった時というピンポイントではなく、このあたりかな?という感じでした。その頃の4日間に夫に頑張ってもらい、2日続け・1日空け・次の日と仲良くしました。)

◇頭痛持ちですが、ここ何ヶ月かは生理や寝不足の時以外の原因不明の頭痛は起きない様になっていた。(食事や精神的ストレスの回避法を自分なりにみつけたのがよかったのでしょうか?)

◇結婚して仕事を辞めるまで、頭痛治療に鎮痛剤他投薬が長い事あったけれど、症状が出なかったり、薬を飲まずにいたことで体内の薬が浄化(?)されたからでしょうか?

◇基礎体温のグラフの状態がいわゆる二層に分かれるようになってきていた。(「必ずしも妊娠した人がすべてきれいな二層に別れているわけではない」というある記事を見て、安心したのがよかったのでしょうか?)

◇結婚と同時に仕事は辞めたのですが、今年4月より短時間ですが派遣で働くようになり、不妊の事ばかり考えずに済んだのがよかったのかも?

妊娠しやすいカラダづくりのために実行したこと

サプリ(私→マルチビタミン・コエンザイムQ10・ヘムテツ・マカ[パートナーズにて購入したものです…6箱購入し5箱目突入したところでした]、
夫→亜鉛・ギャバ・ マカ)

食べ物(自分達流の野菜中心ヘルシー食…夫は鶏肉がダメなので、肉は豚が6割・牛2割・魚2割の頻度、できる限り添加物の少ない物…例えば出来合いおかずは買わない、麻婆豆腐の味付けは市販品のソースではなく自宅で調合、調味料も極力無添加の物[完全に無添加は不可能なのでできる範囲で良しとしました])

腹巻・靴下・入浴等冷え性対策…その他それなりに皆さんが努力している事を私達もやっていました。

不妊改善中の方へひと言

二人とも検査をしましたが、なんら問題はなく、なぜ子供がほしいのか?など色々考えました。

私は「どうしても子育てがしたい」「年齢から見てもホルモン治療しても無理かもしれない
→ならタイミングのみに絞ってもいいのではないか?」

また、一時は里親(養子縁組)までも考えました。
でも、どうしても自分の体が「子供ができない体」とは思えず、夫もそう思っており、自分たちの能力を信じていました。

その他、ご自由に

妊娠に至るまでには、私達にはこれだけの期間が必要だったのだと思いました。
悩まなければ、きっと不妊(未妊)に悩む人の気持ちはわからなかっただろうし、妊娠の原理もよくわからぬままだったでしょう。
『自分達の力を信じて、変に力を入れすぎず努力はする』が大切だ思いました。

出産までは、まだ安心はできません。
「線香花火を見事に咲かせる気持ち」で、大事にしていこうと思います。
つわりで体調がイマイチの為文章が変ですが、まずは報告したく、メールさせていただきました。

編集室より

おめでとうございます!

とても感銘を受けました。

『自分たちの力を信じて、変に力を入れず、努力する』
これは、人生のどんな場面、局面でも、大切なことなように思いました。

結局は、生き方の問題ということでしょうか。

例えば、現状を冷静に把握すること。
それは、身体の状態だけでなしに、自分たちは、本当のところ、どうしたいのかを冷静に見つめることから。

そして、人間の生殖活動の本質的なメカニズムを理解すること、自分たちの努力で、何が出来て、何が出来ないのかを見極め、何を医療に求め、何を自分たちで努力し、さらに、何を“天命にまかせる”のかを判断し、実行する。

もちろん、二人の心と力を合わせる。

具体的な状況は、さまざまでしょうが、多くの方々に参考にしていただけるのではないでしょうか。

貴重な投稿を頂き、本当にありがとうございました。

まだまだ、残暑が厳しいですが、くれぐれもお大事になさって下さいませ。