初めての体外受精、2度目の胚移植で
06.11.06
不妊期間 1年5ヶ月 不妊治療期間 1年2ヶ月
妊娠に至った治療内容
タイミング・人工授精と全く妊娠せず。
その後、体外受精にステップアップしグレードの高い二個を戻しましたが、結局マイナス判定。
その次の周期、グレードが前回ほど高くなかったので、ほぼ諦めつつ、凍結しておいた最後の一つを戻して妊娠に至りました。
3ヶ月から4ヶ月の間、数回出血し入院と自宅療養をしましたが現在5ヶ月になります。
妊娠に至った経緯
結婚してすぐに子供が欲しかったので、生活が落ち着いた数ヶ月後には基礎体温を測ったり、タイミング法を試してみたりしましたが妊娠しませんでした。
早いとは思いましたが、何か問題があるのなら早いうちにと思い近所の不妊専門の病院へ。
一通りの検査でも特に異常は見つからず、そのうち妊娠するでしょうということでそのまま病院に通いつつタイミングを続けました。
が、全く妊娠せず年齢のこともあったので人工授精にステップアップ。
4回ほど行いましたが良い結果は得られませんでした。
この頃主治医にも小さな筋腫があるので、もしかしたらそれが着床に影響している可能性もあるという事を指摘され、手術することも考えました。でもその前に一度体外受精を試してみるのもいいかもしれないと提案され、主人と話し合い、決意しました。
8個採卵、最終的にグレードの高い3個が残りました。
採卵した周期に2個戻し一つは凍結。(病院の方針で最高2個までしか戻せません)
卵巣に水が溜まりかなり苦しい経験をしましたが結局妊娠に至らず。
次の周期に凍結しておいた最後の一つを戻し妊娠しました。
妊娠しやすいカラダづくりのために実行したこと
途中、筋腫の摘出手術の話が出た時は、開腹手術だったので一応違う不妊専門の病院にも行き確認しましたが、基本的には自分の主治医を信頼していました。
1)冷え性対策
・腹巻等の体を冷やさない服
・食べ物を玄米、野菜中心の生活に切り替えた
2)運動
最初はあまりまじめにやっていませんでしたが、体外受精前の2ヶ月は仕事から帰宅後、毎晩30分欠かさず早歩きで歩きました
3)漢方
私の場合、胃腸が弱いので、まずそこから治療が必要とのことで胃腸を強くする漢方と、血行を良くする漢方を体外授精の一ヶ月前から始めていました。
*私が通っている不妊治療の病院には漢方は特にやっていなかったので、違う不妊専門の漢方医にかかりました。
その他)
骨盤矯正一ヶ月に一度くらい
不妊改善中の方へひと言
振り返ってみると1年5ヶ月はそれほど長くはないのかもしれませんが、同じ時期、もしくは後から結婚した数人の友達が、別に出来たら出来たでと言いつつ、妊娠し出産していくのを見ているのは本当に辛かったです。
友達や病院の担当医の前ではたいした事ではないように明るく振舞っていましたが、実際には毎月生理が来るたびに主人の前で泣き、母に相談しては泣きというような状態でした。
一回目の体外授精で赤ちゃんの素となる胚を見て自分の体に戻した後に、駄目だったと分かったときは、どうしても我慢できず初めて主治医の前で泣きました。
その時に「頑張って強くいれる人が最後に自分の赤ちゃんを見れるんだよ」 というような言葉で励まされ、気持ちを切り替えることができました。
私にとって不妊治療は光(ゴール)の見えないトンネルから、抜け出そうとしているようなものでした。
今不妊治療中の皆さんも必ず自分にあった方法で出口を見つけることが出来ると思います。
編集室より
おめでとうございます!
主治医を信頼して治療を受けることは本当に大切なことですね。
そのためにも、お任せということではなく、自分たちで情報を収集したり、ご主人ともよく話し合ったりすることが必要なのですね。
多くの方々に参考にして頂けたのではないでしょうか。
貴重な経験を投稿頂きありがとうございました。