「自然妊娠は難しい」とハッキリ言われた矢先に

07.04.17

お名前  kayokoさん 性別  女性 年齢  34歳 結婚歴  7年6ヶ月
不妊期間 2年3ヶ月 不妊治療期間 0年6ヶ月

妊娠に至った治療内容

タイミング療法
クロミッド、ルトラール服用
漢方服用 (妻...芍薬甘草湯エキス 夫...柴胡加竜骨牡蠣湯エキス)

卵管造影検査
フーナーテスト(2回)
精液検査(3回)

妊娠に至った経緯

夫婦でそれぞれ仕事に夢中になっていましたが、そろそろ子どもが欲しいね...と避妊をやめて1年。授からないので、一通り検査だけ受けてみよう、と考えて通院を始めました。
結果は、私は多少ホルモンのバランスが悪いものの「まぁまぁ」の状態であったのに対して、夫のほうは、精子の運動率がよくないという結果でした。(いいときもあるがムラがあるとのこと)いろいろな検査をしながら、タイミングをみてもらい、それに合わせて漢方を服用したり、クロミッド(1日1錠×5日程度)、ルトラールを服用しました。
しかし夫のほうの状態から、人工授精を進められ、どうしようかと二人で相談していたのですが、もう少し体質改善から心がけてみてからにしよう、ということになりました。そのころちょうど、通院にもウンザリしはじめていて、趣味の音楽に没頭していました。
タイミングで性交を指導された日がちょうど私だけ旅行で不在だったので、今月はもういいや、と思って適当にしていたらなぜか妊娠しました。

妊娠しやすいカラダづくりのために実行したこと

具体的にこれということはしないままでしたが、できるだけ客観的なデータと知識を得るようにしていました。
物語的な言い伝えや精神的な心がけでなく、検査でどこまで分かるのか、なるべく正確に把握し、その上で自分や夫婦がどうしたいのかを考えるようにしました。
こちらのサイト「妊娠しやすいカラダづくり」と、こちらのサイトで薦められていた本「不妊治療ワークブック」(日経BP社)が大変役に立ったと思います。
あとは、やはりどんな検査より、治療より、セックスの数を増やすことにこしたことはない!と思いました(笑
タイミングよりも回数だと思います。

不妊改善中の方へひと言

検査結果を真に受けすぎて落ち込まないでください。
あくまで参考値でしかないと思います。
うちの場合も、夫の状態から「自然妊娠は難しい」とはっきり言われた矢先でした。
特に、男性の検査は、精神的なものもかなり影響されるのではないでしょうか。
やはり、妊娠というのはそう簡単にデータで示せるほど単純なものではないのだと思いました。
あとは、検査結果、治療内容について、医師と十分に話しあうことも大切だと思います。
私は、なぜクロミッドの服用が必要なのかなど、納得できないことを書き出して先生に回答してもらいました。

編集室より

おめでとうございます!

検査結果は『あくまで参考値でしかない』から、『検査結果を真に受けすぎて落ち込まない』ように!というアドバイスは、本当にその通りですね。
いわゆる“絶対不妊”というケースは、それほど多くはなくて、ほとんどが、たまたま、何らかの事情で、妊娠しづらくなっている状態なようですね。

ですから、一度の検査の数値だけで、慌てて落ち込んだり、焦ったりするのは気が早すぎるのかもしれません。
データそのものよりも、データをどう受け止めるかが大切ですね。

また、『タイミングよりも数』というのも、現実にはその通りです。

ですから、タイミングを意識する(タイミングを狙う)あまり、数が少なくなってしまっては、本末転倒といえるかもしれません。

貴重な経験を投稿いただき本当にありがとうございました。