有効な治療がないと言われたのですが

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有効な治療がないと言われたのですが

昨年の5月に流産し、その後妊娠する気配がないので、今年の1月から病院に通っています。検査を受けましたが、まったく問題がないとのこと。
クロミッドを服用しHCG注射を行っていますが、やはり気配がありません。
排卵はしているようだが、着床しずらいのかもしれないと言われました。
子宮内膜も薄いため、卵巣の加齢が原因かもしれないとも言われました。
有効な治療もないと言われたのですが何かよい方法はないでしょうか?
またストレス等も原因になるのでしょうか?

お名前:くま   性別:女性  年齢:27
結婚歴:3年  不妊期間:1年6ヶ月  不妊治療期間:0年7ヶ月
これまでに受けた検査:ホルモン検査/精液検査(ご主人)/子宮卵管造影  これまでに受けた治療:タイミング指導/ホルモン療法(クロミフェン等の薬の服用)/ホルモン療法(HMG・HCG等の注射)

Answer【回 答】妊娠しやすいカラダづくり 細川忠宏(日本不妊カウンセリング学会認定不妊カウンセラー)

昨年の5月に流産されたとのことですので、不妊期間は未だ1年ほどでしょうか。日本産婦人科学会では、妊娠を望んで、通常の夫婦生活をもって、2年間妊娠しない場合を不妊症と定義しています。

過去に妊娠されていること、そして、その後の検査でも何ら問題がなかったことを考えても、現時点では、まだ、それほど心配するような状態ではないように思えます。

どれくらいクロミッドを飲まれたのか分りませんが、クロミッドを継続して服用することの副作用で子宮内膜が薄くなっていることが十分に考えられます。
ましてや、卵巣の機能が低下しはじめるような年齢ではありません。

必要なのは、さらなる治療ではなく、治療をお休みされることではないかと思います。

身体を休ませる意味からも、一度、お薬の服用を止めることで、本来の自然なホルモン環境に戻して、最低でも半年はタイミングを合わせて様子をご覧になられればいかがでしょうか?

これまでの研究データでは、1年間妊娠しなかったカップルは次の1年で50%の確率で妊娠するとされていますし、最新の研究でも、原因不明で1年間妊娠しなかった場合でも、薬を使った治療を受けても妊娠する確率が高まらないと報告されています。

また、なかなか思うようにいかないとストレスに感じたりするものです。

明らかにストレスで妊娠しづらくなるという証拠はありませんが、上記のデータ等をご参考に、さほど悲観されずに過ごされるに超したことはないと思います。

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