クラミジアによる卵管炎の影響が心配です

症状、検査・治療

Questionご質問・ご相談内容

クラミジアによる卵管炎の影響が心配です

結婚と同時に、子供を意識し始めたのですが、10ヶ月たってもできません。
結婚後すぐに、不正出血があり、現在まで9ヶ月続いてるのですが(おりものに混ざる)、周期的には問題ないと婦人科の先生に言われました。
そのときに受けた、クラミジアの検査で陽性がでて、薬で治しました。
4年程前にも、クラミジアに感染して気づかなかった為に、卵管炎を起こし、かなりひどく、痛みで立っていられないほどだったので、入院して治療しました。
卵管の癒着や、つまりがないか心配です。

卵管の癒着等の可能性がある場合、どのような検査をするのですか?

お名前:mom   性別:女性  年齢:26
結婚歴:1年  不妊期間:1年0ヶ月  不妊治療期間:0年0ヶ月

Answer【回 答】妊娠しやすいカラダづくり 細川忠宏(日本不妊カウンセリング学会認定不妊カウンセラー)

おっしゃるように、クラミジアによる感染症は、卵管障害を招き、不妊の原因になる可能性があります。

卵管が閉塞してしまって、卵子が通ることが出来なくなってしまったり、癒着が起こって、卵管の形が変わったりして、卵管が卵巣から排卵された卵子を取り込みにくくなったりするからです。

クラミジアに感染すれば、必ず、卵管障害を招くというわけではありませんが、卵管障害があっても、自覚できる症状や兆候がない場合が多いものですから、卵管の状態を調べる検査を受けなければなんとも言えません。

卵管の機能を調べる検査でよく実施されているのは、子宮卵管造影検査や腹腔鏡の二つです。

子宮卵管造影検査では卵管の中や子宮腔の状態が分かります。月経前か排卵の前に受けます。
膣から子宮の中に造影剤を注入して、子宮の内側の形や卵管が通っているかどうか、また、腹腔内に癒着がないかどうかを調べます。

子宮卵管造影では、子宮や卵管の内側について調べるもので、それに対して、腹腔鏡では、骨盤の内側、要するに、子宮や卵管、卵巣の外表面を直接みて調べるものです。

まずは、子宮卵管造影検査を受けることをお勧めします。

卵管の中を掃除して通りをよくする効果もありますので、ほんとに軽微な卵管障害で妊娠が妨げられていた場合には、この検査の後で、妊娠されることがよくあります。

Q&A

これまでの相談一覧

カテゴリーメニュー

年齢別

症状、検査・治療

気になるキーワード

予め知っておいてほしいこと

回答について
専門家による回答ではありますが、限られた情報に対しての一つの見解であることをご理解ください。
また、すべての回答にお答えできないこと、回答に時間を要する場合があること、急を要するご質問・ご相談への対応や医療機関の紹介は行っておりませんのでご了承ください。

免責について
掲載された情報は、ご自身の判断と責任の元でご利用になられるもので、もし、掲載された情報をご利用になられた結果、不都合等が発生した場合でも、回答者や当サイトの運営者には一切の責任が発生しないことをご了承ください。