そして、その目的は、検査の結果から治療方針を決定することです。
治療方針とは、具体的には、以後の一般不妊治療での妊娠の可能性を見極めるということ、言い替えれば、高度生殖補助医療へのステップアップの必要性を見極めることと言えると思います。
この検査の後に妊娠しやすくなるというのは、お腹の中をきれにすることによる卵管因子への治療効果があるということで、あくまで、自然妊娠や人工授精を想定したものです。
yoneさんの場合、既に、顕微授精を受けておられます。
卵管はバイパスしているわけで、このことは、ご自身もおしゃっている通り、腹腔鏡検査を受ける意味はさほど見出せないということになるかと思います。
ただ、これまでの5回の胚移植で妊娠に至らなかった原因として、子宮内のポリープなどによる着床環境に問題があることも可能性としては考えられるところです。
ですから、 これからの検査ということで言えば、子宮内を詳しく調べる精密検査(ソノヒステログラフィー)等は、受けてみる価値があるかもしれませんので、先生にご相談されてみればいかがでしょうか?
うまくいくことをお祈りしています。