世界で初めて体外受精によって生まれた赤ちゃんでとして有名な、イギリスのルイーズブラウンさんが結婚されたそうです。
世界初の体外受精成功のニュースは、日本でも"試験管ベイビー"として、 大々的に報道されました。
1978年のことでした。
そのルイーズさんも今年で26歳ですから、結婚のニュースは不思議なことでもなんでもないのですが、すぐに子供が欲しい、家庭を作るのが夢だという本人のインタビューを読んで、なんか、嬉しいというか、なんとも言えない気持ちになりました。
今や、日本でも体外受精によって生まれる子供の数は、100人に1人の割合だそうです。
それぞれの両親は、その事実をいつかは子供に伝えるのでしょうか。
おそらく、なにも言わなければ分からないでしょうし、どうなんでしょうか。
聞くところによると言うべきかどうか、悩む親も多いそうです。
ルイーズさんは、 両親がなんとかして自分と出合いたくて、体外受精という手段まで使って、苦労して、自分を産んでくれたことに感謝していると言っているというのです。
こんなことを子供から聞かされた日には、過去になかなか妊娠出来ずに悩んだことや、治療で辛い思いをしたことなんか、一発で吹っ飛んでしまうことは間違いありませんね。
つくづく、妊娠がゴールではないことを感じました。