みなさま、
こんにちは!
心理士の小倉です。
春らしくなりましたね~、
まだちょっと不安定な感じですが、
外の樹木は緑色になってきましたし、
地面の雑草がすくすくと育っています!
さて、今回は妊娠したら・・・というテーマです。
治療中の場合、まずは「妊娠」を目指しますよね。
そこにいたるまで、
様々な努力、犠牲、調整、忍耐があるかと思います。
そして、ついに妊娠判定陽性!
となったとたん、
なんとなく知っていたけど、
様々な不安なことが押し寄せてきます。
胎のうはみえるか、
心拍は聞けるのか、
流産しないか、
流産したらそのあと治療はするのか、
健康な子供が生まれるのか、
障害に関する検査を受けた方がいいのか、
障害のある子供だったらどうするのか、
などなど、
きりがないのです。
そのようなとき、一般の妊娠本を読んでも、
安心できないこともあるでしょう。
妊娠=不妊卒業
ではないのです。
一度不妊を経験すると、
それは一生、あなたの人生とかかわります。
ただし、それは必ずしもネガティブな影響ではありません。
不妊を経験し、夫婦の関係が良くなり、
育児がスムーズにできている、ということはあります。
ただ、妊娠、出産したからといって、
不妊をなかったこと
にはできない、ということです。
不妊の経験がパズルのピースのように自身の人生の一部に
うまくはまるよう、不妊を受け入れられることが大事になります。