曇り時々雨、のち晴れますように

小倉 智子

おせち料理のプレッシャー

2015年12月17日

みなさま、
こんにちは。
心理士の小倉です。

いよいよ12月も半ばとなりました。
体調を崩しやすい時期です。
どうぞ皆様、
風邪などひかれませんように。

この時期になりますと
すっかりクリスマスですが、
合間合間にお正月の話題もでてきますね。

先日情報誌を読んでいますと、
お正月の意味やおせち料理の意味などが
書かれていました。

まあ、予想はしていましたが、
あちこちに
豊作と健康長寿、そして
子孫繁栄!
の意味が込められています。

豊作、健康長寿は
よしとして、
やはりこの子孫繁栄の願いは
昔からありますよね。

それはそれで自然なことなので、
とくに異議申し立てることはありませんが、
不妊に悩むかたにとって、
子孫繁栄の願いが形になると、
辛いところだろうと思います。

子孫繁栄を願うお正月のものと言えば、
やっぱり
数の子!
これがどん!
とおせち料理にあると
やはり気になるかと思います。

数の子の仲間のいくらも
最近はよくおせちにありますね。
こちらもやっかい。

黒豆も何気に子孫繁栄の意味があるそうで。

なんと祝い箸も真ん中がふくらんでいるので
「はらみ箸」とも言われ、
豊作や子孫繁栄の願いがあるとか。

食事も終わって一息つくと
今度はお年玉の時間?

お年玉、
いつかは自分の子供に
あげたいとはおもっているけれども・・・
姪っ子、甥っ子ばかりにあげている
節目節目で意識させられる
不妊の状況。
お辛い方もいるかと思います。

来年こそはいい年に!
と願いたいけど、
何かを願うことすら、
むなしくなる方もいるかと思います。

でも、どうぞ願いや希望は
どれだけあってもいいということだけは
覚えていただければ、と思います。

現実は
思った通りにはならないのですが、
心は思った通りに思っていいのです。
願いや希望は、
あなたが望むように
持っていていい、
ということを
知っていただければと思います。