皆様、
明けましておめでとうございます!
2016年が始まりましたね。
皆様にとって良い年になれば、
と願うばかりですが、
良いことが起こることを
期待することすら、
できない、
という方もいるかもしれません。
不妊治療をしていると
そんな気持ちになりやすいので、
前回のブログから
認知行動療法で
使われている考え方のパターンについて
紹介したいと思います。
今回は第1回目!!
あくまで考え方の紹介なので、
この考え方との付き合い方については
紹介したワークブックを利用したり、
自分なりに工夫する必要があります・・・
そこはご了承くださいね。
では、
今回紹介するのは~
見づらいのですが、
ジーブン
さん、
です。
このキャラクター、というか
思考パターンとしては
良くないことが起こると自分に関係がないにも関わらず、
自分のせいだ、と考えがち
です。
不妊治療では
「先週の診察で医師が目を合わせて話をしなかった。
何か私が先生の気に障ることを言ったんだと思うんです。
嫌われると、治療がうまくいかなくなることが
不安です。どうしたらいいですか?」
とか
「自分が妊婦さんや子供のいる人を嫉妬するような
黒い気持ちを持っている限り、
赤ちゃんが来てくれない」
とか。
医師の態度については
たまたま医師が目を合わせなかったことが
自分が悪いから、
という根拠が(あまり)ないことを
思い始めて
苦しくなるパターンですね。
赤ちゃんが来てくれない、
に関しては
必ずしもジーブンさんの思考パターンとは言えないのですが、
子供が授からないことを
自分一人で抱え込みすぎるあたりは
ジーブンさんの得意な分野です。
こんな思考パターンをお持ちの方は、
少し物事を客観的にみれるようになるといいですね。
また、
世界には自分だけでなく、
たくさんの人がいるので、
自分ひとりのせい、
ということは実はあまりなくて、
いろいろなことがあって、
たくさんの人が絡み合って
何かが起こっている、
という視点が持てると
少し楽になるかもしれませんね。