曇り時々雨、のち晴れますように

小倉 智子

思考パターン最終回!フィルタン

2016年04月16日

みなさま、
こんにちは、小倉です。

今回は
いよいよシリーズで紹介した
思考パターンの最終回です。

復習もかねて、
これまでの思考パターンを挙げますと

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ベッキー

自分や他者に対して○○すべき、
と考えがち

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ラベラー

物事や人に○○である、と否定的なラベルを貼りがち

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ジーブン

よくないことが起こると自分に関係がないのに
自分のせいだと考えがち

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シロクロン

物事を白か黒かで割り切り、
完璧を求めがち

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マグミニ

自分の短所や失敗を実際より
大げさに考えて
長所や成功を実際より小さくとらえがち

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パンカー

わずかな出来事を根拠に
あらゆる出来事が同じような結果になると
考えがち

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ジャンパー

確かな理由もないのに
悲観的な思い付きを信じ込んでしまいがち

そして最終回を飾るのは!

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フィルタン!

物事の悪い面ばかりが目につき、
良い点やうまくいったことなど他のことを
見えくなりがち


たとえば

職場で上司に
「よく頑張っているね」

何度かほめてもらっているのに
一度だけ、
「お子さんいないの?」
と言われたことで、
自分に子供がいないことが
上司に一人前の人間に見てもらっていないのでは?
と思い込み、
もう上司の信頼は得られないかもしれない~

落ち込んでしまう・・・

いいことはあまり
記憶になく、
悪いことばかり、
覚えている、
気になる、
こだわる、
そして
そこから
思考の悪循環が始まる~

ということが
不妊当事者の方には
本当に多いです。

こんな方には
いいことがあったら、
その瞬間を意識的に
楽しむこと、
嫌な事があったら、
同じ数だけ
いいことはなかったかな、
と探せるようになると、
心のバランスが取れやすくなると思います。

こんなふうに
これまで
いろんな思考パターン、
とくに困った思考パターンについて
紹介しました。

どれか一つだけの思考パターンを
もっているわけでなく、
いくつかの思考パターンを
みんな持っているわけです。

大事なことは
どんな思考パターンをもっていても
おかしなことでなく、
普通のことだし、
その思考パターンが強すぎると、
困ってしまうだろうから、
そのパターンを修正できる
力を身に着ける、ということです。

今後、
様々な状況において
自分の思考パターン(の組み合わせ)が
強くなっても
いつでも
どこでも
修正できる力があれば
心の負担を軽くできて、
そのことから
よりよい行動や判断ができる、
という
良い循環が始まる、

と安心ですよね。