こんにちは!
心理士の小倉です。
梅雨ですね〜
雨がよく降ります。
地域によっては被害があるようで、
自然災害ですが、
気持ちは元気をなくします。
どうぞ、ご無理なさらず、
できることだけやる、
それでいい、
と思っていただければと思います。
さて、
今回は男性のカウンセリングについて。
不妊を専門にカウンセリングをおこなっているのは
主に
不妊カウンセラー、
もしくは生殖心理カウンセラー、
がおります。
いずれも圧倒的に女性のカウンセラーが多いです。
そんな中で、
男性がお一人でカウンセリングを受けようと思うと、
カウンセラーはほとんど異性の女性となります。
最近は
ご夫婦でのカウンセリングの利用も
増えてきましたので、
ご夫婦の場合は
まだ
男性としても
抵抗は少ないかもしれませんが、
男性一人で
カウンセリングを利用しようと
思うと、
ただでさえ
カウンセリングを利用するのに抵抗があるのに、
たぶん、カウンセラーは女性だよね~、
となると
さらに抵抗があるかと思います。
それでもこのところ、
男性お一人で
カウンセリングを受ける方も
10年前に比べれば本当に増えました。
といっても
10年前は2~3年に1回!
この数年は1年に1回、
ですが。
(一応、2.5倍?)
内容は
おもに
「自分は不妊治療をしたい、続けたいが妻はもうしたくない、あるいは
あまり積極的ではない。どうしらたいいのか。」
もしくは
「妻への思いがあるが本人には直接言えない。言ってしまうと
本人を傷つけてしまう。どうしたらいいのか。」
男性の場合、
自分の考えや気持ちを
相手に伝えることは
女性ほど得意ではないので、
男性には
どのように伝えれば
奥さんに伝わるのか、
一緒に検討します。
(ご夫婦によってコミュニケーションパターンは全然違うので)
そして、
時として自分の本当の気持ちを伝えることは
確かに相手を傷つけることがあります。
その場合、
どうしてそういう気持ちになったのかを
振り返っていただき、
(振り返るだけで、意外に新たな気持ちに気づきます)
その気持ちを相手に伝えたほうがいいのか、
あるいは
ご自身の中でとどめておいたほうがいいのか、
これも一緒に検討します。
すべてを語り合えるのがいい夫婦、
とは限らない、
ということです。