曇り時々雨、のち晴れますように

小倉 智子

みんな違ってみんないい

2017年08月22日

皆様、
こんにちは。

8月も後半に入りましたね
雨も多く、
体調管理も難しい時期ですよね。

ところでこの夏は久しぶりにアメリカに行っていました。
観光です

大奮発してリゾートホテルに泊まったのですが、
そこで目にしたのが

どうみても80歳はゆうに越えているように見えるおじいちゃん、おばあちゃんたちが
ホテルで案内係をやったり、
会計をされていたり、
働いているのです!

それもてきぱき、と動く方もいらっしゃれば、
会話が、年齢相応のテンポ(つまり、一般的な会話よりは遅め)
だったり、
手の震えもみられる方もいらしたり、
様々ですが、
当たり前のように働いていました。

そして、さらに、見てわかる障害をお持ちの方も
(車椅子など)
当たり前のように働いていらしたり、
見た目ではわからない方
(話すことができない方、知的障害がある方)
も、
当たり前のようにレジを売ったり、
お酒をふるまったり、
ウエイトレスをされていたり。

それが本当に「普通」の光景でした。
そしてお客も「普通」にサービスを受けています。

日本ではなかなかホテルで障害のある方を
接客関係で雇うことは難しいのではないかと思います。

でも、こんな風に、
年配の方から障害のある方、
障害と言っても、
平均的な人たちと違うだけな場合もあったり、

そんな方たちが当たり前のように、
ごく自然に社会貢献できれば
社会も優しくなるし、
障害や年齢による自信喪失から
自信回復になるでしょうし、
とてもいいことではないかと思います。

勿論、それなりの責任を雇う側としては
持たなければいけなくて、
それは想像以上に大変だろうと
想像はできます。

それでも実行例を目の当たりにすると、
できるんだ、
と思いました。

こんなふうに、
みんな同じ、
であることの安心感、
は確かにあるけど、
みんな違って(いるからこそ)みんないい
と自然に思えるようになると
結局のところ、
自分が一番楽な気持ちになれるのではないかと思いました。

すっかり焼けてしまいました