みなさま、
こんにちは
平昌オリンピックもいよいよ終盤となりましたね
この2週間で様々な冬のスポーツが競われて、
国を一つのチームとみなして
メダルを獲得しようとする毎日。
私はスポーツ鑑賞が好きなので、
毎日のようにTVで見ています。
時差がないので、鑑賞しやすいのはいいのですが、
一日中見ようと思えば見れちゃうので、
日常の諸々が手につかない・・・
まあ、これもこの期間だけですし、
日本人が活躍すれば嬉しいですし、
誰であっても金メダルをとる人のパフォーマンスは
素晴らしいなあ、と思います。
スポーツは比較的努力が反映されるので、
結果が出れば努力が報われた、となるでしょうし、
出なければ努力が足りなかった、
と
日本ではよく言われますよね。
(国によっては運がなかった、と捉えるところもありますよね)
でも不妊治療はそうもいかず。
努力しても報われず。
何もしてないけど、妊娠出産に至るケースも聞くし・・・
この努力が報われない、
という思いをカウンセリングでよく聞きます。
頑張って基礎体温測ったり、
規則正しい生活をしたり、
食事に気を付けたり、
体を冷やさないようにしたり。
医師の指示通りに通院したり薬を飲んだり注射をしているのに。
他には鍼灸院に行ったり、
妊活ヨガをしたり、
最後には子宝神社めぐりまでしているのに!
頭では子供は授かりもの、とわかっているけど、
気持ちではなんでこんなに頑張っているのに
うちには赤ちゃんが来ないの?
となりますよね・・・
そこが本当に苦しいところだと思います。
自分の体なのにコントロールできない。
スポーツなら練習すれば少しずつでも上手になるのに、
妊活は性交渉をたくさんしても授かるわけでもなく、
体外受精や顕微授精をたくさんしても授かるわけでもなく。
スポーツでもメンタルトレーニングがあって、
それにより、よいパフォーマンスができますが、
妊活においては
気持ちのコントロールができたほうがいいにしても、
それが妊娠するしないに影響しない状況です。
それでもやはり子供が欲しい、という気持ちが
この不確かな治療を進めていくモチベーションになるのでしょう。
不妊治療でモチベーションを高めることはとても難しいことも多々ありますが、
平昌オリンピックのような非日常に目を向けて、
気持ちを切り替えたり、
勇気をもらったり、
こんな競技があるんだ、と驚いたりすることで、
ちょっと気持ちにエネルギーを与えることができるといいなあ、と思います。