皆様、
こんにちは。
平昌オリンピックも終わりましたね。
たくさんメダルがとれて感動をもらいました~
でも次のパラリンピックも楽しみです
オリンピックは人間の限界性に挑みますが、
パラリンピックは人間の可能性に挑んでいると思うので、
希望がたくさんあります。
不妊を経験されている方は
社会の少数派に、入ります、現実として。
辛い現実はありますが、
それはパラリンピック選手も同じように
社会の少数派にいるし、
さらには身体のハンディキャップを追いながらも
自分らしく生きていく可能性を切り開いています。
そこにさらなる感動を覚えます。
さて
今回は先週末に参加した研修の報告です。
土曜と日曜と連続でそれぞれ違う研修会でしたが、
大変勉強になりました。
土曜日は今はやりのマインドフルネス、について。
これは体の感覚を意識しながら
気持ちに焦点を当てていくことで、
心身一体の感じを習得し、
心の、または体のコントロールを目指すもの、
のようです。
認知行動療法に似ているので、
なんとなくわかりますが、
それなりに独特なので、
しっかり勉強して皆様に還元できれば、と思っています。
日曜日は
午前中は
家族療法をもとにしたチームによるサポート、
午後は危機介入、
でした。
家族療法は不妊を経験されている方は
重々お分かりかと思いますが、
子供を授かる、ということは
個人だけのことではなく、
夫婦、家族の「議題」であるのです。
ですからこの家族療法は不妊のカウンセリングでは必須ですし、
それをさらにチームで対応する、という方法を学びました。
つまり、
精神科も複数の臨床心理士も連携しながら
一人の患者とその家族をサポートしていく、
というものです。
不妊においては
治療の担当医師、培養士、栄養士、カウンセラー、鍼灸院、などなど
多職種とのかかわりの可能性がありますので、
このアプローチも大変勉強になりました。
午後の危機介入、というのは
突然の危機的な出来事があったときの対応、
ですが、
不妊においては流産、死産もあります。
人によっては移植したが陰性だった、
採卵ができなかった、
生理がきた!
も、
危機的な状況になりえます。
そういう場合は、
通常のカウンセリングと違って、
ひとまず、落ち着かせること、
平常心に近い気持ちに戻すことを目的としますので、
これも勉強になりました。
臨床心理士もいよいよ公認心理師という国家試験を合格して得られる資格となります。
これにより、保険診療が可能となります。
そのため
ますますの学びと経験を必要としますので、
より一層サポートができますよう、
頑張ってまいります。