こんにちは
寒い日が続きますね
インフルエンザがはやっているようです。
疲れがたまっていると、
感染しやすいので、
可能な限り睡眠を十分にとってくださいね
今日はカウンセリングといってもいろいろな形態があることを
紹介します
カウンセリングには
①面接カウンセリング
A 個人
B カップル・夫婦
C 家族
②グループカウンセリング
③電話カウンセリング
が主にあります。
これに加えて最近は
④メールカウンセリング
⑤オンラインカウンセリング
が行われ始めています。
それぞれメリット、デメリットはあります。
面接カウンセリング
一番カウンセリングの効果が期待できるのは
面接カウンセリングです。
対面で、この人なら信頼できる、というカウンセラーに
自分の悩みを聞いてもらい、それを整理したり、
解決の方向に持っていければ
大きなサポートになります。
カウンセラーもクライエントの言葉以外の、表情や
しぐさなどからも、たくさんの情報を得て、
よりクライエントの役にたてる発言が
早い段階で行えます。
ただ、面接カウンセリングの場合、
その場に行くことの時間的、距離的な拘束、
料金が高め、
カウンセラーとの相性が悪い場合の、
落胆、などがあります。
面接カウンセリングの場合は、
クライエントの相談内容によっては
カップル、家族(両親とお子さん、祖母、母、娘、の3世代)
で受ける方がよいときもあります。
カップル、家族の場合は、
普段は言えないこと、
あるいはつい言ってしまうことを、
カウンセラーという、第三者がいることで、
感情的にならずにいられるとか
カウンセラーの質問でこれまで伝えたことのなかったことを
相手に伝えることができるなど、
効果的なことはたくさんあります。
グループカウンセリング
グループカウンセリングですが、
これは同じような悩みを持っている方が集まる場合が多いので、
自分だけがこんなに悩んでいるわけではない!
という、勇気をもらえます。
また、色々な人の、その対処法を知ることができるので、
それも参考になります。
また面接カウンセリングより料金は低く、
参加しやすいメリットはあります。
一方で、自分と同じ状況の人がいるのではないかと
期待して参加したら、全然そういう人はいなかった、
参加者は皆、自分より「立派」だった、
という、逆に孤立を感じることもあります。
電話カウンセリング
電話カウンセリングは
電話でのカウンセリングですので、
場所を選びませんし、
時間の設定も様々なので、利用しやすいと思います。
また、匿名性も保てるので、
ちょっと相談してみたい、
あるいはすごく深刻なことだが、
誰にも知られたくない、という場合には最適です。
ただ、面接よりはクライエントの情報が得られないため、
カウンセラーの適切なサポートが難しい場合もあります。
メールカウンセリング
より利便性が高いのが
メールによるカウンセリングです。
相談したいことをメールで送るだけですし、
時間も場所も選びません。
ただ、本来の心理カウンセリング、という要素はかなり低くなり、
「悩み相談」の内容になりがちです。
ヒントにはなると思いますが、
面接、グループ、電話ほどの心の整理にはなかなかつながらないように思います。
それでも、メールカウンセリングという選択肢があること、
そこから他の、より効果的なカウンセリングにつながることは大事だと思います。
オンラインカウンセリング
最後に、このたび私も始めましたオンラインカウンセリング、です。
これは面接と電話とメールカウンセリングをあわせたような方法で、
これからの主流になっていくかもしれません。
カウンセリングの料金は変わりませんが、
交通費はかかりませんし、
場所を選びません(ご自宅、車の中、職場、出先などなど)
相手の顔をみて、話せますし
ちょっとしたやりとりはメールでフォローする機能もあります。
それでも同じ空間を共有する面接カウンセリングほどの
効果は難しいと思いますが、
電話カウンセリングよりはクライエントの心の変化は期待できると思っています。
いろいろな選択肢があるのが大事なのことです。
それぞれの特徴を知って
上手に利用していただければ何よりです
曇り時々雨、のち晴れますように
小倉 智子
いろいろなカウンセリング
2019年01月21日