こんにちは。
2月に入り、予想外に暖かい日もあったり、
でもものすごく寒くなったり・・・。
体調管理が難しい毎日ですね。
インフルエンザもまだ流行していますし、
気が抜けない毎日ですが、
ほどほどの緊張感は、
実は人間の健康維持にもつながっているので、
難しいところです。
さて、今回は質問のコツ、
というテーマですが、
具体的には
医師に診察してもらうと時、
あるいは初診で色々聞いてみたい、
あるいは、決断を迫られているとき、
ですが、
あとから
あ~
あれを聞いておけばよかった、
とか、
今になってこのことが知りたい
とか、
本当は聞きたかったけど忙しそうで聞けなかった。。
という話はよく聞きます。
こうなってしまうには主に2つの理由があります。
①質問に答えてもらえるような状況ではない
②その時の医師の言葉をすぐに理解することができず、
自分の考えが短時間ではまとまらない
①に関しては
仕方がない状況もあります(医師は超多忙なので・・・)
だから、その状況を変えるのは難しいので、
こちらとしてできることを考えると
質問しておきたいことをメモしてその場で言えるようにすること。
さらにコツとしては
質問は最大3つまで。
というのは、
いくらでも聞いてしまうと、
医師のほうが(本来はそうであってほしくないのですが現実的に時間がないので)
だんだん返事が丁寧でなくなってしまうことがあります。
そうなると、印象も変わってしまいますよね?
適当な答えだったのかな?
とか、
もう一度確認したほうがいいのかな?
とか。
そして、よくよく質問したい内容をみると、
結構重なっている質問もあります。
だから最大3つまで、
としぼることで無駄な質問を減らすことができます。
さらに
質問を明確にすること。
はい、いいえ、で答えてもらいたい質問なのか、
先生の意見を知りたい質問なのか。
はい、いいえ、で答えてもらいたい場合は、その理由も聞きたいですよね?
なので、
「その理由も教えていただけますか?」
と一言添えることも大事です。
先生の意見を知りたいのであれば、
「今週期、体調が悪いんですけど、移植したほうがいいんですよね?」
と聞くのではなく
「今週期は自分の体調が悪いので実は移植をするのを延期しようかどうか迷っているのですが、
今週期、移植を延長することについて先生のご意見を聞かせてもらえますか?」
と聞くと明確です。
もう一つの、その場で医師の説明が理解できないために
質問ができない場合、
これは本当に難しいですよね。
また、何かを決断しないといけない場合、
一人で決めるのも難しいです。
可能ならパートナーと一緒に診察を受ければ、
二人で対応できるのですが、
それもかなわないことが多いですよね。
コツとしては少しでも診察の時間を長くして、
きちんと理解するまでその場を離れないこと。
その勇気をもつためには
この治療は自分のためのものだから、
自分のための時間だから、
その時間を確保してもいいんだ、
という考え方、
です。
あるいは、せめて一度診察室を出てしまっても、
待合室に戻って、
もう一度言われたことを思い返して
質問があれば、その場で受け付けの方に
聞いてみることもできます。
ま、いいか、
で、すませてしまうと、
小さな妥協の積み重ねが
大きな不信感になってしまうこともあります。
納得して自分の人生を歩むためにも、
上手に質問するコツ、
質問をする意味、
について
考えていただければと思います。
曇り時々雨、のち晴れますように
小倉 智子
質問のコツ
2019年02月09日