こんにちは
しだいに寒さも緩んできたようですね。
季節の変わり目は
色々な変化を伴いますので、
心も体もよい刺激と負担になる刺激をうけることになりますが、
ご自身のバランスを調整できるといいですね
さて今回は多職種の連携について。
まるで学会の発表のようなタイトルですが
実は、私、膝を故障してしまいまして。
整形外科に通ってます。
検査をして、今後治療をしばらくするのですが、
そこではリハビリも行えるので、
医師の診察後にリハビリを行って、終了、
という流れになっています。
そこで感じたのは
医師の診察ではレントゲンやらMRIやらの画像を見て、
診断を下し、
今後の方針、
治療法をてきぱきと伝えるのですが、
まずはその診断に呆然とし、
次の方針や治療を説明はしてくださいますが、
それがまたいろいろな治療法があったり・・・
質問はありませんか?
と聞かれても、
十分に説明は受けたので
ないといえばないのだけど・・・
で、診察室をでて、
リハビリの先生ところへ向かうと、
医師がおっしゃったことをそこで伝えます。
リハビリの先生も、カルテや画像は共有してますので、
ふむふむ、という感じで聞いてくださいます。
では、こんなリハビリをしていきましょう、
となるのですが、
そこで、さきほどの診断や
治療法について、再度話す機会がありました。
そうすると、
リハビリの先生も、医師ではないので、
とおっしゃいながらも、
こういうケースがあったり、
こういう可能性があったり、
と、また医師とは違う視点で
今後の話をしてくださいました。
また、私も診断や治療について
何度か話すうちに、
もっと知りたいことや、
それなりに納得することも増えて、
自分の症状への理解(というか、受け入れ)が
進んだように思います。
なが~い前置きでしたが・・・
不妊治療でも、
医師の診断、方針がとても重要ですが、
その内容を理解できたり、
納得できればいいのですが、
そのつもりでいても、
どうしてもモヤモヤすること、
ありませんか?
そんなとき、
看護師でも
培養士でも
受付の方でも
ちょっと疑問を話せたり、
カウンセラーや相談士がいれば
診察内容について確認したりできると、
少し気持ちが整理されるのではないかと思います。
多職種ですから、
それぞれの役割はあり、
全員がカウンセラーのように心に寄り添うような話し方、聴き方をするわけではありません。
それぞれの役割の中で
話をしたり、聞いていただくことで
自分の体について理解は深められるし、
気持ちや考えも納得につながる、ということを
改めて自分自身も経験したところです。
整形外科のように
レントゲンで体の状態がわかる、というものと違い、
不妊治療は、まだまだわからないことが多い領域です。
だからこそ、
気持ちや考え方のサポートも
重要になると思います。
そのサポートを、
多職種同士で連携し、
それぞれの役割で、患者さんに接することができればいいな
と思います。
「なんだか忙しそう」
な雰囲気がある領域ですが、
勇気を出して、ちょっと聞いていいですか?
と、看護師さん、
培養士さん、
受付の方、
コーディネーターの方、
に声をかけてみてもいいかもしれません。
(時間的に許せるなら、カウンセリングの予約なども)
本当はそんな勇気なくても話しかけれれば理想ですけどね・・・
なかなか難しい、
でも、皆様(あるいはパートナー)ご自身の体ですから。
いろんな職種のいろんな話、きいてみるのもいいと思います
曇り時々雨、のち晴れますように
小倉 智子
多職種連携
2019年02月21日