「妊娠しやすいカラダづくり」不妊に悩むカップルの"自分たちらしい選択"を応援します

こんにちは。
 
秋晴れが続いています。
乾燥してきましたし、気温が下がってきましたのでコロナの感染者も増えてきたようです。対策はしていても、それにも疲れてきた毎日、ですよね・・・
かといって感染はしたくはない、でもいつまでこんなに対策していかないといけないの、というため息、私もついてしまいます・・・
 
人間の力はすごいけど、どうにもならないことの方が多いということを再認識することも大事なのかな、そうすれば、ある程度、緊張した毎日から少し解放されて疲れも少しは軽減するのかな、と。
 
さて、今回は不妊で傷ついた気持ちについて。
最近、治療を終えてだいぶ時間がたったのに、日々の毎日でうまくいかないことがあると、当時の辛かったことを思い出す、というお話を伺っています。
 
その理由は様々ですが、まずは不妊によって傷ついた気持ちをがあることがわかります（これは、ほぼ全員経験していると思われます）
 
そして、その傷がまだ癒されていない、もしくは一度癒されたけど、このタイミングで次の段階の「癒し」に入ったのか、と想像できます。
 
治療直後は心に時間をかけないことで乗り越えている方（仕事や趣味、出産や育児などに打ち込む）も結構いらっしゃるので、今になって心の余裕ができて心の傷に気づいて癒そうとしている、
 
あるいはすでにどこかの段階で自分の不妊の経験を振り返ることができて、ある程度整理されていると思ったが、他のことで日常がうまくいかなったときに、傷ついた不妊の出来事と結びついてしまう、でもそれは不妊で傷ついた心をさらに癒そうとする心のサインと捉えてもいいと思います。
 
不妊で傷ついた心、というのは自分自身の、劣等感、無力感、焦燥感、怒り、もありますが、よく聞かれるのが夫婦の関係です。
夫は当時何も協力してくれなかった、妻に毎日泣かれて責められてるように感じた、「あのときのあの言動」と結構ピンポイントの出来事を10年たっても鮮明に覚えていて、傷ついた感情もよみがえります。
 
自分自身の感情については自分で癒すことはできますが、夫婦間で生じた傷つきはやはり複雑で、自分一人では難しいこともあります。
 
それでも心は体の傷と同じように自然治癒力を持っています。自分の心ですから回復しようと頑張っています。その頑張りを信じることもできます。
 
でも、それでもしんどいな、もう限界かも、と感じることがあればどうかサポートを求めてくださいね。それくらい、不妊による心の傷つきは深く、複雑で、回復に時間がかかります。