ドクターにインタビュー

vol.01

不妊予防という考え方

不妊予防協会理事長 久保春海 先生
東邦大学医学部名誉教授 渋谷橋レディスクリニック院長

久保春海

第1回の「ドクターに訊く」は、不妊予防協会理事長の久保春海先生に、「不妊予防」について、お話しをお伺いしました。

不妊予防と聞くと、不妊を予防すること、すなわち、不妊症にならないように気をつけることと思ってしまいがちです。

私も、漠然とそのように思っていました。

ところが、不妊予防とは、単に不妊を予防するだけでなく、二次予防として、重症化の予防、すなわち、不妊症と診断された後でも早く妊娠するための取り組み、さらには、三次予防として、不妊治療を終えて次のステージに移行する際のバックアップまで、意味としては含まれると言います。

理事長の久保春海先生は、これまで40年間に渡り、東邦大学医学部産婦人科教授として、日本の不妊治療をけん引してこられた著名な先生です。

現在、不妊治療を受けていても、受けていなくても、なかなか授からないことに悩む会員の皆さんに、是非、“不妊予防という考え方”を知っていただきたいと思い、現在、院長をつとめていらっしゃる、渋谷橋レディースクリニックにお伺いして、久保先生にインタビューさせていただきました。

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