ドクターにインタビュー
vol.03
ちゃんと知っておきたいお薬のこと
越田光伸 先生(越田クリニック院長)
ドクターに訊く、今回のテーマは、お薬のことです
不妊治療では、さまざまなお薬が使われます。お薬というと、副作用のことが心配になったり、ホルモン剤と聞くと、なんとなく不安を感じるという人もいるかもしれません。
ところが、不妊治療で使われるお薬は、それまで妊娠の妨げになっていたり、妊娠しづらくさせていたものを解消したり、改善に向かわせるきっかけになり、正しく使えば、大きなメリットが得られ、妊娠のための環境を整えられるものです。
不妊治療の効果をしっかり得て、確実に妊娠に近づくために、そして、納得のいく治療を受けるためにも、お薬について正しく知っておくことはとても大切なことです。
そこで、今回は、主に一般不妊治療(人工授精までの不妊治療)で使うお薬について、不妊治療では、大阪でもトップクラスの実績のある、専門クリニック、越田クリニック院長の越田光伸先生に解説していただきました。
vol.03 インデックス
★越田光伸先生 プロフィール
神戸大学医学部卒業。
京都大学医学部付属産婦人科で研修医修了。新宮市立市民病院、市立長浜病院勤務後、再び京都大学の研究室に戻り「不妊治療」の研究に携わる。天理よろず相談病院を経て、北野病院産婦人科副部長として体外受精プロジェクトのリーダー的役割を担う。平成6年、越田クリニック開設。
ドクターに訊く
ドクターにインタビュー
- 第25回 精索静脈瘤と男性不妊 〜精子の質を高めてパートナーの治療成績の改善を図る
- 第24回 子宮内膜症と不妊治療
- 第23回 納得のいく選択や決断のための“情報共有”について考える
- 第22回 老化促進物質AGEをターゲットにした不妊治療
- 第21回 不育症を正しく理解する~不妊症と不育症はひと続き
- 第20回 栄養と妊娠力
- 第19回 40代の不妊治療について考える
- 第18回 不妊治療の終結について考える
- 第17回 栄養と生殖機能の関連研究の第一人者に聞く
- 第15回 オーダーメイドの不妊治療とは?~あるべき不妊治療を考える
- 第14回 30代後半、40代からの不妊治療
- 第13回 不妊治療には、なぜ、“対話と物語”が大切なのか?
- 第12回 妊娠前からの食生活が子どもの一生の体質をつくる
- 第11回 妊娠しやすい思考ってあるのでしょうか?
- 第10回 クラミジア感染症と不妊 ~検査と治療についての正しい知識
- 第09回 ストレスフリーの不妊治療を目指して
- 第08回 体が本来持っている妊娠する力を取り戻す
- 第07回 酸化ストレスと男性不妊
- 第06回 質のよい卵を育むための生活習慣
- 第05回 不妊治療でなかなかよい結果が得られないとき
- 第04回 体外受精の後悔しない病院選びについて
- 第03回 ちゃんと知っておきたい薬のこと
- 第02回 妊娠しやすい夫婦生活とは?
- 第01回 不妊予防という考え方