自分を受け入れて、マイペースで
06.04.17
不妊期間 1年1ヶ月 不妊治療期間 0年5ヶ月
妊娠に至った治療内容
クロミッド2錠×5日間 タイミング2周期
通水検査...異常なし 精液検査...異常なし
クロミッド2錠×5日間+hcg タイミング2周期
クロミッド2錠×5日間+hmg2回 タイミング → 妊娠
妊娠に至った経緯
結婚前から生理痛がひどく婦人科通院歴あり。
当時から「黄体機能不全で、ホルモンバランスがよくない」と言われていました。
過去の基礎体温上からは排卵していない月も見受けられ 「PCOSの可能性もある」との事。
排卵誘発剤を使用し始めてから卵胞もしっかり育つようになり、主人とは日頃から仲良くしているので、夫婦生活も週2ペースでありました。高温相への上がり方が非常に良くなり、主治医にも「妊娠してもおかしくないんだけどなぁ...」と言われましたが、なかなか妊娠には至らず。
今回は、クロミッド+hmg2回で卵胞を育てたにもかかわらず、まったく大きくならず、体温見てもいつ排卵したのか分からぬ状況だったのに、妊娠していました。
諦めたわけじゃなかったのですが、「あーあ、今回もダメっぽいや」 と、高温期に入ってからあまりヤキモキしなかったのも良かったと思います。
妊娠しやすいカラダづくりのために実行したこと
1.ジム通いが夫婦共通の趣味だったので、週に2回はジムで汗を流しました。
私自身の代謝を良くする事や、精神的なリフレッシュはもちろんのこと、精液検査の結果が非常に良好だった時に、先生から 「適度な運動は精子にとっても良いことです。続けて下さい。」と言われました。
2.睡眠時間をたっぷり取り、インスタント食品をなるべくやめました。
元々、アレルギー体質(花粉症など)だったので、体内環境を良くする事に努めました。
3.サプリメント(ビタミン・鉄・ミネラル)を取り入れました。
これは不妊治療に関係なく、食事では補い切れない成分についてサプリメントを10年近く続けています。
4.冬場に重ね着をして冷えないようにしました。
今までは見た目重視でしたが、やはり足腰の冷えは大敵と思い、この冬はスカートは一切履かず、ババシャツ・スパッツ・レッグウォーマー・腹巻などを多用して、 身体全体を温めるようにしました。
5.主人も私も仕事が順調で、ストレスの少ない生活が送れたこと
お互いに残業がほとんどなく、2人の時間をたっぷり持てたので、非常にゆったりとした生活を送ることが出来ました。
不妊改善中の方へひと言
妊娠できた前の月、周囲からオメデタ報告が相次ぎ、本当に泣いて泣いて毎日を過ごしました。
私の場合、「妊娠」が頭から離れた事はありませんでした。
彼女達を羨んだり妬んだり、またそんな醜い自分が情けなくて。。。
でも、主人や別の友人からの温かい言葉で立ち直る事が出来ました。そして、「羨んだり妬んだりするのは仕方ないこと。自分にないものを持ってる人を羨ましく思うのは当然。」 と思い、嫌いだった自分を受け入れることにしました。
仲良しの友人には、鬼子母神に安産祈願のお守りを買いに行って、それを手渡し出来るまでに復活しました。もちろん、鬼子母神では私達の子授け祈願もしましたが、それ以上に、ここまで気持ちが復活できた事が大きかったかな、と思います。
「あまり考え過ぎると良くない」と言うのは、誰しも分かっている事ですけど、「じゃぁ、どうすれば考えなくていいの?」というジレンマに陥ってしまいますよね。
私もずっとそうでした。でも、そんな自分を受け入れてもいいと私は思います。
「だって考えちゃうんだもん、しょうがないじゃん」
「欲しいものを欲しいって言って何がいけないの?」
そんな気持ちを日々ブログに綴り、同じように赤ちゃん待ちをしている方々と、情報交換したり、互いに励ましあってきました。同じ思いをしているお友達(顔も名前も知りませんが…)だからこそ共感できる事や、言いづらい事、相談しづらい事、グチ、それらを発散できる場があったことは良かったと思います。
そのブログすらも重荷になった時期もありましたが、そんな時期は無理せずに更新をお休みしたりして、マイペースでいきました。
長くなりましたが、一日も早く赤ちゃんを望む皆さんのところに、天使がやってきますように、心よりお祈り申し上げます。
その他、ご自由に
2/12 妊娠しやすいカラダづくり VOL.142 健全な肉体と精神に健全な欲求が宿る
の冒頭、「自分の臓器に感謝しよう」というお話を読んだ時、 ちょうどリセット直後でかなり沈んでいました。
しかし、ガツンと頭を殴られたような衝撃があり、「あぁ、私は本当に大事な事を忘れていたな…」と反省しながら、また涙がだくだくに流れました。
私も、健気に働いてくれている臓器に感謝するどころか、「これだけやっても赤ちゃん来てくれないなんて、どこかおかしいんじゃ…」と、自分の身体に不信感すら持っていました。
このコラムを読んでからは、お恥ずかしい話ですが、トイレに行った時に「今日も活動してくれてありがとね~」と心の中で感謝する事を心がけました。
「臓器に感謝する」って、どういうことだろう?と思った時に、何故かこの「トイレ」が真っ先に浮かびました。
体中の組織・臓器が、私の身体には有害な物をせっせと排泄してくれるから、今こうして私は生きていられるんだな、って事を日々感謝しました。
バカバカしい事ですが、それからすぐに妊娠しました。
妊娠した今も、トイレに入った時は続けています。
何の参考にもならない話ですが、当たり前の事に気付かせてくれたこのコラムは、私にとっては宝物です。
ありがとうございました。
編集室より
おめでとうございます!
私たちの提供するコンテンツを宝物のように、思っていただけるなんて、こんなに嬉しく、感激なことはありません。
きっと、もともとは、心の奥底にあったものの、現実の社会生活で、たまたま、忘れていたのが呼び覚まされたように思います。
メルマガの文章は、たまたま、きっかけになっただけだと思います。
とってもすばらしいことで、バカバカしいなんて、とんでもありません!
人間の気持ちとか、精神状態って、時間の長さではなくて、その濃さによって、いかようにも変わるものだということですね。
そして、それも、また、結果によい影響を及ぼしたに違いありません。
詳しく報告頂き、本当にありがとうございました。