人工授精も受け、夫婦生活の回数も多くして
06.10.17
不妊期間 3年3ヶ月 不妊治療期間 1年6ヶ月
妊娠に至った治療内容
排卵誘発の注射を月経開始５日目から１日おきに６回。
同じく５日目からは卵胞ホルモンのプレマリンを８日間服用。
私は，排卵が人より早く，その上，子宮内膜が厚くなっていないため，プレマリンを処方されたようです。
また，プレマリンのせいで，排卵が遅れているということなので，１０日分の薬が出ていましたが，医師の指導で実際の服用は８日分となりました。
月経開始１７日目に，「注射した翌日に排卵が起きる」という注射をしました。
卵は５個育っていたそうです。
翌日１８日目にAIH（１回目）。
月経開始２０日目から黄体ホルモンのプロベラを９日間服用。
妊娠に至った経緯
月経予定日に，出血（薄茶色い色の血液。月経の初めの頃に見られるような）があり，しばらく様子を見ていましたが，基礎体温の高温層が続くため，市販の妊娠判定薬を使用（月経予定日から検査できるもの）。
陽性反応が出たため，病院で診察。
病院の尿検査でも陽性反応が出ました。ほぼ妊娠は確実ということです。
流産止めのためにと，デュファストンを７日間服用するようになりました。
昨日，診察してもらったばかりです。病院での検査を終えた段階で，「４週間と１日」と言われました。もう１週間すれば，胎嚢が見られるのではないかということです。
次回の検診が楽しみです。
妊娠しやすいカラダづくりのために実行したこと
夏の間は気にせず冷たい物をガバガバと飲んでいました。
今回は人工授精にチャレンジしようと計画していたので，あたたかい飲み物を飲むようにしたり，いつもより飲酒を控えました。
体を冷やす食べ物をさけました。
葉酸と，マルチミネラルのサプリメントを毎日摂るようにしました。
以前からマカを夫と一緒に飲んでいましたが，夫も私も飲んだり飲まなかったりといろいろでした。
でも，精子を増やすという実験結果が得られているので，男性についてはかなり信頼できるものなのではないでしょうか。（粗悪品でなければ）
不妊改善中の方へひと言
子どもがほしいと願うなら，やがて生まれる子どものために今できる精一杯をしていきたいと思います。
私は，実母に子どもができないこと，治療のこと，夫婦のことなど，いろいろ話を聞いてもらっていました。
それが自分の中で，いろいろな問題に立ち向かう原動力になったと思います。
苦しいとき，悲しいときに誰か自分の味方になってくれる人がいると，がんばれます。
あっ，それと「○○な鉄砲も数うちゃ，当たる！」です。「昔は他にすることがなかった」と祖母が言っていました（笑）。愛し合う時間が多いほど，体調がよくなり妊娠しやすいんじゃないでしょうか。
AIHもしましたが，いつもより夫婦生活も多くしましたよ。
排卵日だけに…というのでは，確率が下がってしまうし，潤いがありません。ただでさえ，人間は妊娠しにくいみたいだし，「数うちゃ当たる作戦」をお薦めします。ちなみに，夫の精子は妊娠させる能力十分という検査結果でした。
お医者さんも「６回AIHするうちには妊娠できるよ」と言ってくださいました。
AIHをいやがられる方もいらっしゃるそうですが，ただ「妊娠のチャンスが増える」くらいに思われるといいのではないでしょうか。
実際，本当にAIHだけで妊娠したのかどうかなんて私には分かりません。
AIH前後にも夫婦生活をしていましたので……。
その他、ご自由に
実は，今回のAIHがだめなら，少し治療を休もうかと考えていました。
これから，仕事がとても忙しくなるので治療に通うのが苦痛だからです。
これから，精神的にも体力的にもすごく苦しい時期になるので，無事に育ってくれるかどうかが心配です。
喜んでばかりもいられないです。
でも，きっと無事に生まれてくれると信じて今の時期を乗り越えたいと思います。
苦労して産んだ子どもなら，より愛情も深まるのではないかと思います！！
編集室より
おめでとうございます！
自分一人で抱え込まないで、味方になってくれる人をみつけること、二人で仲良くすることなど、多くの方々に励みになり、参考にしてもらえるような体験談を詳しく投稿頂きありがとうございます。
人工授精や体外受精を受けるようになると、夫婦生活が、ほとんど、なくなったという声はよく聞きます。
でも、治療を受けているからこそ、数多く、仲良くすることが大切なのですね。
そういえば、人工授精を受けたその日の夜に仲良くするとよいとアドバイスされる医師もいるようです。
ありがとうございました。
無事にお元気なお子さんを出産されますように！
