先生の言葉に気が楽になって
07.02.14
不妊期間 1年2ヶ月 不妊治療期間 0年4ヶ月
妊娠に至った治療内容
タイミング法
フーナーテスト
ホルモン剤内服
卵管造影検査
妊娠に至った経緯
早く子どもが欲しくて、結婚直前から避妊をやめました。
基礎体温を測り、自分でタイミングを計っていましたがなかなか妊娠せず、何か原因があるなら早く分かった方がいい...と思い、病院へ行きました。
検査の結果、フーナーテストは問題なしでしたが、子宮内膜症であること、ホルモンバランスが乱れ高プロラクチンであること、左の卵管がやや詰まっていることが分かりました。カバサールという薬でホルモンバランスの治療をしながらタイミング指導を受けました。
こんなに色々原因があって、私は妊娠できるんだろうか...という私の不安とは裏腹に、何度目かの受診の際、先生から、「そろそろ妊娠してもおかしくないんだけどなぁ」というお言葉をいただきました。私としては、「え?そうなの?」という気持ちだったのですが、この言葉でかなり気が楽になりました。
また、旦那には、「もし子どもができなくても、僕は2人でいられれば幸せだよ」と言われ続けていたので、私も気持ちを切り替え、「私は妊娠できる体だから大丈夫。でも、もしできなくても、その時は旦那と2人で人生を楽しもう」と心から思うことができました。
そして、普段は妊娠のことをあまり考えないようにして、基礎体温をつけるのもやめました。(タイミングだけは意識してましたが)その結果、その周期で妊娠しました。
妊娠しやすいカラダづくりのために実行したこと
冷え性と貧血がひどかったので、リンゴ酢を毎日飲んでいました。
また、寝るときは必ず足下に湯たんぽを置いていました。
肩こりや腰痛があったので、毎晩20分くらいでできる、簡単なヨガを自宅でしました。
食事は大体和食が中心で、週の半分は肉ではなくて魚を食べるようにしていましたし、野菜もなるべくたくさん採るようにしました。(でもジャンクフードも結構好きだったので、たまには食べていました)
運動を普段全然しないので、職場でなるべく階段を使うようにしていました。
不妊改善中の方へひと言
毎回生理がくるたびに、辛い思いをされていると思います。
でも、子宮を全摘出したなど絶対的に妊娠できない理由がない限り、いつか妊娠できるはずです。
自分の体に自信を持って、あまりストレスをためないのが一番かな、と思いました。
いつもいつも妊娠のことばかり考えていると気が滅入りますし、それよりも、今ある旦那さんと2人きりの生活を大切にして欲しいなと思います。
ウチはタイミング以外でもよく仲良ししていました。
妊娠していた時も、気付くまでは普通に仲良ししていました。
タイミングの日は意識していましたが、前日とかでも気分によっては仲良ししました。
子作りの為に、という義務的な仲良しはしたことがありません。
仕事が遅くなったり、体調が悪くて仲良しできなくても、手をつないだりスキンシップするだけで、かなりストレスが減りました。
もちろん、基本的な体づくりは必要だと思いますが、健康番組に過剰に反応したり、健康食品やサプリメントをたくさん摂取したりする必要はないんじゃないかなぁと思います。
それよりも、なるべくストレスをためないとか、旦那さんと仲良くするとかの方が大事かな、と…。
赤ちゃんが欲しいという強い気持ちは、 私にもあったのでよく分かりますが、気にするのは排卵日付近くらいにしておいて、後は趣味などに目を向けて、毎日を楽しく過ごすことが、妊娠の近道になるのかもしれないと思います。
その他、ご自由に
赤ちゃんがなかなかできなくて悩んでいた最初の頃は、旦那によく八つ当たりをしたり、喧嘩したりしていました。
でも、旦那がいつも、「子どもが欲しくて君と結婚した訳じゃないよ。子どもができなくても、2人でいるだけで幸せだよ」と言ってくれたので、私もようやく気付くことができました。
私だって、子どもを産むために旦那と結婚した訳じゃなくて、この人と一生一緒にいたいと思ったから結婚したのであって。
例えばもし、旦那側に原因があって子どもができないという結果だったとしても、じゃあ離婚して他の人と…とは絶対に思いません。
子どもは欲しいけど、それより何より、今旦那と一緒にいられることが幸せなんだということに気付きました。
自分の気持ちをきちんと話してくれた旦那には本当に感謝しています。
妊娠した後、旦那が「2人きりの時間もあと少しだね」と言いました。
子どもが産まれれば、もう2人でゆっくりできる時間はほとんどありません。
それも幸せなことだけど、せっかくの大好きな人との時間を、もっと大事にしておけばよかったな、と少しだけ思いました。
生理がきて辛いとき、旦那に甘えるのはいいと思います。
でも、いつもそのことばかり考えて、旦那と喧嘩したりしてしまったりしたら、もったいないです。
今ある2人きりの生活を大切に、楽しんで欲しいなぁと思いました。
編集室より
おめでとうございます!
自分たちの状態(妊娠の確率がどれくらいなのか)を客観的にみるのは、なかなか、難しいものですし、ついつい、悲観的にとらえてしまいがちなのが普通なのかもしれません。そういう意味では、悩むよりも、行動を起こすのがよいという場合もあるのですね。
貴重な経験を投稿いただきありがとうございました。