7年の不妊期間、6回の人工授精の後に、自然妊娠

07.09.07

お名前  はなちよさん 性別  女性 年齢  35歳 結婚歴  7年2ヶ月
不妊期間 7年2ヶ月 不妊治療期間 6年0ヶ月

妊娠に至った治療内容

タイミング指導、通水検査、通気検査、卵管造影
フーナーテスト、ホルモン注射、フェミロン、HMG、AIH6回
高プロラクチン(不妊になるほどではない)でカバサール服用
精液検査、抗精子抗体検査

妊娠に至った経緯

自然妊娠。
年内は治療を休もうと思った6月。
6年間治療を休んだ事がなかったので、妊娠がわかった時には、"え?、私が?、いやいや まさかね"というキモチでした。
通院していた先生にも、"こういうミラクルが3年に1人位の割合でおこるんですよ"と驚かれました。

妊娠しやすいカラダづくりのために実行したこと

サプリメント服用(マカ、ベイビーミー、パインバーク、コンプレックスC、田七人参)、
ざくろジュース、亜麻仁オイル、漢方(ウンケイトウ)、
鍼灸治療、ヨガ、プール、子宝温泉、子授け神社、お墓参り、風水模様替え、仕事のセーブ、食生活の見直し

不妊改善中の方へひと言

妊娠の事を忘れるのって 本当に難しいと思います。
私は、忘れる事は出来ませんでした。
結果、忘れて妊娠したとなりましたが忘れたというより疲れたのだと思います。
これ以上やる事がないんじゃないか?という位、妊娠に効く!という事は何でもやりました。
そんな事もあるみたいです。

その他、ご自由に

色々な検査をしても原因不明。
子供が出来ない体なのであればハッキリ言って欲しい、そうすれば違う人生を考える事が出来るのにとずっと思っていました。

よく妊娠の事を気にしなければ、忘れれば妊娠すると聞きますが、 私は、何年も“どうすれば気にしなくなれるのか?”とおかしくなる程悩みました。
どう考えても、他に夢中になれる事を探しても、いつも妊娠の事が頭から離れませんでした。
妊娠に効くと聞けば スグにとびつき何でも試してきました。

仕事ではマネージメントをする立場で忙しく、ストレスも多く、仕事を辞めようか、ものすごく悩みました。
治療をステップアップすると費用もかかる上、体も精神的にも負担がかかる、本当に頭がおかしくなっていました。
仕事も1年程セーブさせてもらいましたが(上司のみにお願い)、妊娠する気配もなく、上司に課長になる気はないか?と言われ、これ以上仕事に時間を費やす気は自分の中でありえなかったので退職しようと思いました。

そんな時に、久しぶりに会った相談相手にはじめて不妊治療をうちあけた所、“子供は授かりものであって、夫婦がシンクロしていれば授かるよ。夫婦のキモチはちゃんとシンクロしていますか?夫婦のキモチがシンクロしていれば子供がいなくても夫婦二人の生活でも間違いなく楽しいし、夫婦がシンクロしていないと、え子供を授かっても家庭はうまくいかないぞ”と言われ、ハッとしました。

私は、妊娠に気持ちが集中していて、夫婦としてという事を忘れていないようで、実は忘れていたような気がしました。
確かに 妊娠の事ばかり考えて、そんな私の所に子供が来たいなんて思わないかもとも思い始めました。
それから夫と二人、旅行に行ったり、外食したりするうちに、夫婦二人の暮らしも悪くないかもしれないなと夫にも感謝するようになりました。
そして、スグにでも欲しかった赤ちゃんですが、いつか我が家にやってきてくれるといいなというキモチにかわっていきました。

辞めようと思っていた仕事も妊娠する気配がないし、課長という仕事もやってみようかな?なんて思い上司に仕事をやりますと宣言した所でした。

キモチに余裕が出来たのは確かです。

今年はいのしし年なので、“きっと私の赤ちゃんはいのしし年じゃなくってねずみ年に産まれたいのかもしれない”などと、めでたく考えるようになり、治療も年内(残り半年)は休もう!と休んだ最初の月の事でした。

妊娠を忘れた頃に妊娠する、疑っていましたが本当でした。

もちろんサプリメントで妊娠する準備をしていたおかげもあると思います。

編集室より

おめでとうございます!

妊娠というのは、追いかければ追いかけるほど、どんどん、 逃げていくようなところがあって、私たちには全くコントロールできないものなのですが、夫婦がよい関係を築いていくこと、これは、私たちの努力で可能なことですね。

貴重なご経験を投稿いただきありがとうございました。