8年間の不妊治療のすえ、5回目の胚移植で

08.06.06

お名前  eriさん 性別  女性 年齢  30歳 結婚歴  2年9ヶ月
不妊期間 2年9ヶ月 不妊治療期間 8年2ヶ月

妊娠に至った治療内容

タイミング(クロミッド使用)
AIH
ラパロ
IVF

妊娠に至った経緯

主人とお付き合いを始めた頃から、生理不順であった為婦人科を受診。プレマリンなどのピルを使用し、人工的に生理を起していたが、排卵していなかったことに気付き、クロミッドを使用。いつ妊娠しても良かったので、転院をし不妊外来にてクロミッド+HCGで排卵誘発をしタイミング治療。
この時点で初診より約3年経過。

なかなか結果に結びつかず、総合病院へ転院。多嚢胞性卵巣症候群であると初めて言われる。子宮卵管造影検査などを行い、タイミング治療を再度実施。
入籍を機にAIHへステップアップ。AIHを約1年行うも妊娠せず、ラパロ手術かIVFのどちらかを迫られる。IVFは最終的にと思っていたので、ラパロ手術。
左の卵管と腸の癒着を剥がすが、特に不妊とは関係無いとのこと。
ラパロの後も4回程AIHを行うも妊娠せず・・。

IVFに踏み切る。
初めてのIVFで、重度のOHSSを発症。3週間程入院。

その後、総合病院から大学病院へ転院させられる。大学病院にて2回目のIVF。受精卵5個。OHSSのため全卵凍結。3度に渡り凍結胚移植を行うも、妊娠せず。
2008年1月再び採卵。受精卵8個。OHSSの為10日間入院。全卵凍結。
2008年3月2個凍結胚移植。5回目の胚移植にて、妊娠。

妊娠しやすいカラダづくりのために実行したこと

精神状態が極限になるような仕事をしていたので、昨年から仕事をセーブするようにした。
子供のことばかり考えてしまうのはしょうがないと思ったが、夫婦2人きりのうちと思って、飲みに行ったり旅行に行ったりと楽しいことをした。
胚移植前にはパイナップルを食べたり、グレープフルーツジュースを飲んだりしてみた。
スピリチュアルカウンセリングを受けた。

不妊改善中の方へひと言

若い時から排卵障害があったので、妊娠しにくい体であることを認識し、早めに不妊治療に取り組みましたが、それでも8年かかりました。
妊娠するまでは本当に先が見えない暗いトンネルにいるような気になり、知人・友人が妊娠する度に心が押し潰されそうになりました。けど、諦めませんでした。
やれることはやろうと思っていたので、辛い治療も乗り越えられたと思います。
今も妊娠していることが信じられないくらい、自分でも驚いています。
辛い事、悲しい事、たくさんあると思いますが、どうか自分自身を責めたりせずに誰よりも自分を可愛がってあげてください。

編集室より

おめでとうございます!

> 誰よりも自分を可愛がってあげる

私たちにでさえ、とても説得力のあるお言葉でとても心に響きました。
多くの方々の励みになると思います。

貴重な経験を投稿いただきありがとうございました。
お元気なお子さまをご出産されますようにお祈り申し上げております。