4回のAIHのあと、IVF-ETで
08.11.04
不妊期間 2年0ヶ月 不妊治療期間 1年6ヶ月
妊娠に至った治療内容
結婚後すぐ妊娠するも5~6週あたりで稽留流産。
その後1年弱ほど妊娠せず、不妊専門のクリニックへ通院。
不妊治療を始めて1年5ヶ月目でIVF-ET。
それまでにタイミング、AIH(4回)試みる。
不妊原因は特定されてはいないものの、あえていえば主人のほうは運動率にムラがあり、私の方は内服の排卵誘発剤を服用するだけでは卵胞の成長は遅く、追加でFSH注射すると 一気に複数の卵胞が成長してしまうこと。
それが原因でAIHをキャンセルすることが数回あり(多胎防止のため)、卵胞がたくさん出来るのであればIVF-ETという方法もあるという、医師の助言からステップアップを決意。
妊娠に至った経緯
VFの前周期にプレマリン+ルトラール服用にて内膜の状態を整える。
排卵誘発はショート法でFSH製剤を注射、排卵抑制にセトロタイドを注射する。
採卵36時間前に排卵誘発の注射をする。
採卵は周期13日目で18個採取、18個受精し、採卵後5日目で胚盤胞1個を移植。(現在14個を凍結保存中)
妊娠判定は採卵後14日目で陽性。
5週0日で胎嚢確認、6週0日で胎芽・心拍確認。
現在13週。
妊娠しやすいカラダづくりのために実行したこと
以前からサプリメントで「葉酸」をとるようにしていました。
IVF-ETをしたときは飲んでいませんでしたが、すぐに服用を再開しました。
不妊改善中の方へひと言
「赤ちゃんがほしい」と皆同じ気持ちで不妊治療を始めるのに、治療が進んでいくと、人それぞれ違う悩みが出てきて、「私だけなんだろうか?」と思いつめることもあると思います。
でも必ず納得のできる方法や答えにたどり着ける時が来ると思います。
それを信じて、いろんな方のチカラを借りて乗り切ってもらいたいと思います。
その他、ご自由に
私達の場合は「IVF-ETをしないと妊娠の可能性が少ない」という条件が少なく、医師から特に勧められたわけでもありませんでしたが、IVF-ETに踏み切りました。
AIHに向け一生懸命薬を飲んだり、注射をしても、結果的に卵胞が多く出来すぎ、肝心な処置ができないことが、とてもストレスでした。
経済的にも精神的にも負担の多いIVF-ETですが、思い切ってよかったと思います。
IVF-ETをすることで、治療不可能な不妊原因が見つかったら・・・という不安もありましたが、結果的には精神的にラクになった気がします。
先生や看護師さんと色々話し、疑問や悩みなどは伝えるようにし、相談を積み重ねてきました。
そうすることで以前よりも関わり合いができ、心強かったです。(私達が通っていたクリニックはIVF-ETを受ける人には担当の看護師さんがついてくれます)
そして最後には私達が子供を授かることについて共に真剣に考え、励ましてくれる人が家族以外にもたくさんいることを痛感し、「こんなにも待ち望まれ、愛情を注いで授かった子供は幸せな子に違いない」と思うようになりました。
過去に一度流産経験もあり、今回は妊娠初期でたびたび出血があり、ドキドキハラハラしています。
みんなの思いが詰まって授かった子供です。
きっと大丈夫と今お腹の中にいる子供を信じて、大切に育てたいと思います。
編集室より
おめでとうございます!
どんな治療をどのような考えで受けるのかは、それぞれの夫婦に、それぞれの考え方があるわけですね。
自分たちに合う方法をみつけることが大切ですね。
貴重な経験を投稿いただきありがとうございました。
お元気なお子さまをご出産されますようにお祈り申し上げております。