PCOS、子宮筋腫を手術後、3回目の胚移植で

09.05.11

お名前  ひめさん 性別  女性 年齢  30歳 結婚歴  3年4ヶ月
不妊期間 2年6ヶ月 不妊治療期間 2年6ヶ月

妊娠に至った治療内容

誘発剤(フォリスチム自己注)を使ったタイミング法+融解胚移植

妊娠に至った経緯

タイミング10回・AIH2回・IVF1回(ET3回)

生理不順(PCOS)があり、自然妊娠が難しいことは結婚前からわかっていました。
結婚式終了後すぐに排卵誘発剤を使用したタイミング法に加え、ホルモン負荷検査や卵管造影検査、子宮鏡検査などを並行して行っていきました。
また、子宮筋腫も見つかり手術を受けました。
治療を始め2年がたった頃、精神的に耐えられなくなり、1度だけ体外受精をし、凍結胚をすべて使い果たしたところで不妊治療をやめようと覚悟しました。

今回3回目の胚移植で双子の赤ちゃんを授かることができました。

妊娠しやすいカラダづくりのために実行したこと

結婚当初、不妊治療に専念するために習い事や仕事を辞めました。
忙しい毎日から解放されると思っていましたが、逆にストレスがたまり爆発。
その後、我慢しないで好きなことをやりつつ通院しようと決めました。
大好きなバレエ教室にも復帰。
ストレス解消だけでなく、冷え症や肩こりの改善にもつながり自分にはとても合っていた気がします。

また2週間ごとアロママッサージを受けました。

不妊改善中の方へひと言

毎回期待して落ち込んで…の連続で本当につらい時期だと思います。
私はあまりのつらさや痛さで何度も涙を流しました。
でも、やっぱり自分の子供を抱くことを諦めることはできませんでした。
時々休憩しながら、納得するまでチャレンジしてみることが大切だと思います。

その他、ご自由に

信頼できる先生に出会えたこと、これが何よりでした。
子宮筋腫の手術の時に、病室まで迎えに来た下さったり、回診中も和やかな雰囲気を作ってくださり、その後信頼度が一気にアップした気がします。

判定結果を聞いて外来で号泣したり、あまりの痛さに処置室で大暴れをしたこともありましたが、最後まで温かく治療をしてくださり本当に感謝しています。

今回の治療を通し、夫婦の絆が強くなりました。

また医療に携わる者として以前よりは患者さんの痛みがわかる人間に成長した気がします。

双子ちゃんの育児に慣れたころ、カウンセリングの勉強をしてみたいと思います。

編集室より

おめでとうございます。

時々は、休むこと、そして、信頼のできる先生との出会い、本当に大切なことですね。
大きな励みになりました。

貴重な経験を投稿いただき、本当に、ありがとうございました。
お元気なお子さまをご出産されますように!