夫婦2人の人生設計を立てはじめた矢先に自然妊娠
09.08.13
不妊期間 1年11ヶ月 不妊治療期間 1年6ヶ月
妊娠に至った治療内容
結婚直後からひととおりすべての検査をしました。
双方特に問題はありませんでした。
不妊理由がわからないまま、セキソビット・クロミッド・ルトラール・クロミフェン・ホルモン注射...、処方される薬を飲みながら、基礎体温と排卵検査薬でタイミングを図り続けました。
人工授精は1度してみたのですが、当時毎月発熱するほどの激務。
この疲れとストレスがなくならない限り、いくら治療をしても無理だなぁと感じることしかり、結局結婚1年後に仕事を辞め、病院に通うストレスもなくしてしまおうと、専業主婦を楽しむ生活を心がけました。
妊娠に至った経緯
専業主婦になって1年、不妊治療をやめて半年...。
とにかくやりたかった習い事など幸せで楽しいと思える専業主婦生活を送りました。
そうこうしているうちに自分の中の疲れやストレスがないこと、
基礎体温のリズムが良くなった(高温期がしっかり高温期!)ことを実感し、
あまり深く子供のことを考えずに夫婦2人の人生設計を立て始めた矢先、自然妊娠しました。
妊娠しやすいカラダづくりのために実行したこと
冷え性がひどいので、
・シルクの靴下・腹巻・レッグウォーマーを使ったりして腰周りと足を冷やさないようにする
・バランスのよい食事(特に和食の献立で)
・ウォーキングや自転車などの運動
・早寝早起きの規則正しい生活
・掃除・洗濯・整理整頓(意外にも精神的効用があるかと…!?)
となかなか出来るようで出来なかった「当たり前のこと」を実行するようにしていました。
不妊改善中の方へひと言
心に余裕がもてない時、自分の体の声が聞けない時、治療をしているにも関わらず私はどこかで、「今のタイミングじゃない」と思っていました。
「子どもがいないのも私達の運命」と考えられるには少々時間がかかりますが、やはり自然にかまえて、様々な「ストレス」を失くしていくのが大切なことではないかと感じるばかりです。
その他、ご自由に
30歳を過ぎての結婚で、医師からも「早くしないとね」と言われ、仕事の成果を出すのと同じように「早く結果を出したい」と思う私がいました。
違う、そういうものではないのです。
いろいろ悩んで考えて、何かがお腹に落ちて豊かな心を取り戻したときに神秘が起こりました。
妊娠報告で似たような実例の方を探したり、こちらのメルマガに書かれていることを必死に読んだりして心の糧にしていました。
問題なくすぐに授かっていたら、こういう苦しみがあることも知らず、痛みのわからない女性になっていたと思います。
人としてひとつ学ぶことができ、親になる為のオトナになれたような気がします。
お礼を込めて報告をさせていただきました。
編集室より
おめでとうございます。
授かるのに相応しいタイミングというものがあるのでしょうか。
そのように受け止めないと理屈にあわないことがたくさんあることは間違いないことです。
そして、私たちの意志や力でコントロールしきれないものなのであれば、何かをどうこうしようとする(結果を出そうとする)よりも、自然に構えるほうが、少なくとも、理にかなっているということも、また、間違いないことですね。
たとえ、不妊治療を受けていようといまいと。
深く、うなずきながら読ませていただきました。
こちらこそ、本当にありがとうございました。
お元気なお子さまをご出産されますように!