カラダづくりに取り組むことで、卵胞や内膜、受精率もよい状態になって
09.10.26
不妊期間 8年0ヶ月 不妊治療期間 5年3ヶ月
妊娠に至った治療内容
体外受精
妊娠に至った経緯
避妊を止めても3年近く授からなかった為、病院へ。
潜在性高プロラクチンがある程度で主だった原因はなし。
そのままタイミングと生理を繰り返し、数ヶ月後に「EDかもしれないんだ」と告白されました。
話合い、タイミングは続けながら人工授精へ進みました。
3回受けましたが結果は出ず、更に高度治療へステップアップ。
体外では、誘発によっては多嚢胞になる事、誘発剤の副作用にも苦しみ、受精&着床障害も発覚しました。
移植2回目で幸いに妊娠しましたが、心拍確認後の9週であっけなく流産しました。
ドクターストップがあけ、残りの凍結卵を全て戻してもダメだったので、積極的治療からは離れました。
心も体もダメになる前に一度線を引きたい、ふたりの仲良しがおかしくなるからという思いもありました。
漢方・カイロプラティック・鍼灸等、興味を持った事を一通り試しながら、自然妊娠を待ちつつ、その後、こちらで紹介されていたサロンへ伺い、指導を受けて本格的にカラダづくりを始めました。
排卵が不安定で無排卵の月も多かったのですが、食事・運動・睡眠を見直しながら地道に過ごすうちに、やがて卵胞も内膜も良い状態に育つようになりました。
変わらずタイミングは続け、人工授精をおさらいしましたが結果は出ず、意を決して挑んだ2度目の体外受精では、前回30%だった受精率が75%にまで上がりました。
その凍結した卵で、自然周期でタイミングも合わせてチャレンジして、通算8回目のお迎えで妊娠する事が出来まして、現在7ヶ月に入りました。
妊娠しやすいカラダづくりのために実行したこと
妊娠によいと言われる事は一通り試したり、治療から離れたり、他の事に夢中になったりもしてみました。
一番大きかったのは、食事・運動・睡眠を見直した事だと思います。
食事(ごはん&お味噌汁を基本に、週に野菜・果物を50種類程摂取)
運動(1日1万歩。青竹踏み。キャッチボールなど)
睡眠(早寝早起き)
また、こちらのサイトのマカと葉酸のサプリメントも服用しました。
運動を怠り食だけに取り組んでいた時は、消化不良で胃腸を壊しました。
生活全体を見直す事で、痩せて、生理痛や肌のトラブル、便秘が無くなり、風邪をひかなくなりました。
だるくてしかたがなかった重いカラダが軽くなりました。
夫は花粉症の症状が出なくなりました。
不妊改善中の方へひと言
地道に努力を続けてもいっこうに結果が出ない日々は長く、
治療や自然でどんどん妊娠出産していく周りが羨ましくて仕方なかったです。
カラダづくりも、何度も止めようと思いました。
でも、少しずつ元気になっていく実感が掴め、失っていた自信を取り戻す事が出来ました。
また、一緒に歩んでくれた夫やカウンセラーの存在も大きかったです。辛く苦しい気持ちを受け止め話を聞いてくれる人や、心に寄り添って支えてくれる人がいるという発見は、大きな救いでした。
逃げ道も絶対必要だと思いました。
少しでも楽になれる事で、自分自身までをも見失わないように。
カラダが元気であれば、へこむ事があっても元気を出してまた頑張ろうかなと思えましたが、カラダが元気じゃないと度々心まで引きずられていました。
偉そうな事は言えませんが、かけがえのないココロとカラダを、どうぞ大切になさって下さいね。。。
その他、ご自由に
どうしたら楽な姿勢でいられるかを、いつも探していました。
精神的に楽になりたかったのです。それが、体力的には楽でなくても。
食に興味を持ち、妊娠ー出産、そして育児にまで使える食事、たとえふたりでも、元気で楽しく生きていく為の食事を探していましたが、結局は和食の粗食という、一番身近にあるものでした。
ストイックになりすぎず、時には好きなだけ食べたいものを楽しむ事もありました。
ドクターの方針や周囲の支え、そして運に助けられた事もあり、治療は最低限の投薬で副作用が少なく、妊娠出来てからもありがたい事にトラブルが無く、つわりもほとんど無く、日々の生活ペースを保つ事が出来て、元気に妊娠期間を過ごせています。
時間はかかり長い道のりでしたが、多くの方の支えによってこのカラダが出来て、その上に奇跡が成り立っている事に心から感謝しています。
元気になるために、元気でいられるために、変わらず、カラダづくりを続けています。
毎週届けて下さったメルマガやサイトには本当にお世話になりました。
ありがとうございました。
編集室より
おめでとうございます!
考えてみればMさんとのご縁はかれこれ数年にもなるのですね。
お話しを聞かせていただいていて、時間の問題と信じてはいましたが、こうして投稿いただくと、改めて、感無量です。
ともすれば、パートナーとの関係がおかしくなってしまうことがあったり、ついついストイックになって窮屈になってしまうことがあったり、何をもって、結果とするのかについて、疑問を抱き、分からなくなってしまうことがあったり、カラダづくりと一言で言っても、簡単なことではないというか、いろいろな落とし穴があるものですね。
そして、それが普通なんですね。
でも、単純な話し、自分やパートナーのカラダやココロを大切にするということなんだと思いました。
それは、新しい命を待ち、迎えるうえで、当たり前なことなのかもしれません。
また、大切にしているからこそ、生活を通じて、得られる楽しみも大きなものになるのでしょうね。
そんなことを教えていただいたように思います。
私たちも大きな励みと勇気をいただくことができて、感謝しています。
ありがとうございました。
お元気なお子さまをご出産されますように!