夫婦でランニングを楽しみ、6年間の不妊期間をへて、自然妊娠

10.05.07

お名前  kcoさん 性別  女性 年齢  37歳 結婚歴  7年1ヶ月
不妊期間 6年0ヶ月 不妊治療期間 1年0ヶ月

妊娠に至った治療内容

結婚して2年目から子作りしましたが、なかなか恵まれず婦人科に通いました。

夫婦ともに検査をして、私がPCOSと判明。

投薬、注射をして、タイミング療法を1年ほど続けましたが妊娠しませんでした。
(数年前の話なので、詳しい治療内容を忘れてしまいました・・)

妊娠に至った経緯

不妊治療の通院に疲れたのと、夫は私が薬を飲んだり注射を打つことをあまり好ましく思っていないようだったので、1年で通院をやめました。

その後、不妊治療とは関係なく、ふとランニングしてみようと思い、走ることが日課となりました。
その様子を見ていた夫も走ってみようと思ってくれて、いつの間にか、ランニングが2人共通の趣味に。

ランニングしたことで、夫婦共に骨盤が整い、夫は頭痛や腰痛、咳が出やすかったのが改善され、私も体脂肪率が落ちてPMSが軽くなるなど、体の調子がぐんぐん良くなりました。生理の様子を見ていても、血液がキレイになっていくのがなんとなくわかりました。
また、ランニングすることでストレスも発散されて、精神的にも元気になりました。

走り始めて1年ほどで、旅行を兼ねて各地のマラソン大会に出場することが楽しくなり、北海道や宮崎のマラソン大会に出場。
2008年12月の宮崎マラソンに出場して私は10km、夫はハーフを完走。

もう子どもがいなくても、こうして2人で楽しみながら暮らしていけたらそれで満足☆と完全に割り切れたところ、翌2009年1月末に、妊娠が判明し、9月末に出産しました。

妊娠しやすいカラダづくりのために実行したこと

妊娠しやすいようにと始めたわけではありませんが、ランニングを夫婦ふたりの趣味にしたことは、振り返ると精神的にも肉体的にもとても効果があったと思います。

不妊改善中の方へひと言

病院に通っていたときには、「妊娠をあきらめたら、妊娠しました」とか、「忘れた頃に妊娠しました」というフレーズが嫌いでした。
だって、治療を頑張っている時には、妊娠をあきらめる気持ちになれないし、ましてや忘れることなんてできないですから・・・。

ご夫婦で走ってみるのはいかがですか?

ランニングは、ストレス発散効果が大きいです。

走りながら、自問自答することが多いのですが、前向きな答えを見つけられたり、悩みをふっと軽くすることもできます。

そして、酸素を体にたくさん取り込むことで、血液もキレイになっていきます。
そういう状態だと、着床しやすかったりするのかも??と、後から思ったりしました。

旦那様も、走ることで日頃の疲れが取れたり、メタボを防げたり一石二鳥だと思います。
そして、共通の趣味があることも夫婦仲を良くしてくれます。

ゴールの見えない不妊治療はとても辛いですよね。

頑張りすぎは禁物。

気持ちや体がちょっと休憩できる時間も時には必要だと思います。

編集室より

おめでとうございます!

不妊治療を始めると、のめりこんでしまいがちで、特に、PCOSの場合は薬や注射で排卵をおこしても、なかなか妊娠に至らない周期が続くと、焦りや不安が増大して、精神的には、かえって、妊娠にはよくない環境に陥ってしまいがちなように思います。

明らかな不妊原因が存在しない限りは、不妊治療はそれほどの威力を発揮することは出来ませんので、治療に過度に期待するとかえって自分たちを追い込んでしまいかねません。

妊娠の成立は巡り合わせということになると、あとは、夫婦ともども、健康なココロやカラダで、いかに、赤ちゃんがやってくるのを待つのかということが大切なテーマになるのかもしれません。

そういう意味ではとても大切なことを教えていただいたように思いました。

二人でランニングに取り組むことで、結果として、妊娠のことで頭が占領されずに、夫婦が生活を楽しみながら、赤ちゃんを待つことになったということは、多くのご夫婦の励みになったと思います。

貴重な経験を投稿いただき、本当にありがとうございました。

お元気なお子さまをご出産されますように、お祈りしています。