卵巣嚢腫摘出、AMHが3でも5回目の採卵後の凍結移植で

12.04.09

お名前  けいこさん 性別  女性 年齢  39歳 結婚歴  2年4ヶ月
不妊期間 1年6ヶ月 不妊治療期間 1年0ヶ月

妊娠に至った治療内容

結婚後1年くらいして子作りを意識しはじめても授からない状態が2ヶ月くらい経過したので、年齢を意識して不妊治療が実施できる専門の病院で検査を受けました(37歳)
(36歳で腹腔鏡にて卵巣嚢腫の摘出手術を受けていたので、不安もありました)

何気なく受けた検査でしたが、結果はショックなものでした。
両側卵管閉鎖、うち片側は癒着しており、卵管水腫があると判明。
さらに、AMH値が3(卵巣年齢45~50歳くらい)と言われました。

ショックでしたが、体外受精しかないと言われたので、3つの病院にて、セカンドオピニオンを経験しました。

どこの先生も同じ見解で、自分には体外受精しか道はないのだと分かり、当初検査をしてくれた病院で実施することに決めました(38歳)

医師の治療方針で胚盤胞まで育てて凍結移植することを目標としていましたが、私の場合は、受精はするものの受精卵の成長が途中でとまってしまい、胚盤胞まで育たないため、移植することすらできないことが続きました。

経過をみた先生が、新鮮胚を移植してみよう、ということで、一度だけ新鮮胚移植をしましたが、陰性でした。

その後、先生はやはり胚盤胞まで育てる方法にしよう、とおっしゃいました。

トータルで5回採卵をして、唯一1つだけ、胚盤胞に成長してくれた卵を初めて凍結移植したのが、今回の妊娠につながりました(39歳)

唯一の卵でしたが、とても生命力の強い、元気な卵だったのだと心強く思っています。

奇跡の赤ちゃんに心から感謝の気持ちでいっぱいです。

妊娠に至った経緯

治療を継続し、身体つくりをする、ということ、気持ちの上であきらめない、ということが妊娠につながったと思います。

このサイトは、かなり勉強になりました。

AMHが3という結果や卵管水腫があるということで、「体外受精をしても、卵胞がとれないのでは?」「移植しても水腫のせいで流れてしまうのでは?」と、不安が募りましたが、こちらのメルマガのおかげで、信頼性の高い適切な情報が得られたことと、治療中の人の心情を本当に理解してくれたメッセージによって励まされたことで、治療を継続することができました。

何より、血流が大切というメッセージを発信しつづけてくれたので、それを肝に銘じて行動することができました。

病院の先生も、排卵誘発剤を使うにしても、薬が卵巣にきちんと届くためには血流がよくないとダメとおっしゃいました。

卵胞を育てるにも、子宮環境をよくするにも、血流をよくすることが一番大事だと分かり実践でき妊娠にいたったと思います。

妊娠しやすいカラダづくりのために実行したこと

治療をはじめて半年くらい経過した時に、血流をよくするためにできることは全部しようと思いました。

1,漢方を飲む
2,鍼灸院に通う
3,冷えとりをする
   (腹巻・靴下重ね履き・半身浴・岩盤浴)
4,せんねん灸をする
5,ウォーキングをする
6、アルコールは控える
   (ビールをよく飲んでいましたが、ビールは身体を冷やすのでやめました)
7,よく笑う
   (「移植後は笑って過ごす方が治療成績がいい」という
    こちらのサイトの情報を読んでいたので、実践しました)
8,サプリメントも活用する
   (ベビー&ミーフォウィメン飲んでます)

最後に、いいと聞いたことや思ったことを実践する姿勢は大切にしつつ、あまり無理しすぎない、頑張り過ぎない、ご褒美をつくるなど、自分の精神面や許容量をコントロールできるようにすることも大切だと思います。

不妊改善中の方へひと言

①あきらめないこと(自分の力と未来の赤ちゃんを信じる)
②不妊治療をする場合は、淡々とすること(一喜一憂しない)

私より先に妊娠をした方に体験談を聞いてみたことがあります。
その方々は、私より高齢で、不妊治療をしていた方なのですが、その方々に共通するのは「できるまでやる」と淡々とおっしゃっていたことです。

私は先が見えず少し落ち込んでいた時にその話をきいたので、気持ちが軽くなりました。思いつめない方が絶対いいんだなって。
必死になりすぎず、遊び心も持ちつつ、けど淡々とやる。
「赤ちゃんがきてくれるまで挑戦するだけよ~」と。
そんなママのもとには赤ちゃんが来てくれるのかな、と思いました。

その他、ご自由に

このサイト、メルマガには、本当に助けられました。
毎週、日曜日が待ち遠しかったくらいです。

治療を通してたくさんのことを学びましたが、このサイトは、治療経験後に読むと、さらに良さが再確認できます。
医師の選び方、身体の整え方、全て共感できます。

これからも、赤ちゃんを望まれるみなさんのために、このサイトやメルマガの運営を継続していただきたいと思います。

本当にありがとうございました。

そして、これを読んでくださった方みなさんのところに、赤ちゃんが来てくれることを願っています。

編集室より

おめでとうございます!

得られる情報が多くなればなるほど、正しく理解し、取捨選択しないと不要な悩みや心配を抱え込んでしまいかねませんね。

貴重な経験を投稿いただきありがとうございました。

お元気なお子さまをご出産されますように。