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VOL.001 妊娠しやすいカラダづくり創刊号

2003年09月06日

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□■□■□                    2003年09月06日発行  
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□■□       ◆妊娠しやすいカラダづくり◆
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◇            《毎週土曜日配信》      VOL.001

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http://www.nature-g.com
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 皆さん、今日は。「妊娠しやすいカラダづくり」を購読頂きありがとうご
ざいます。いよいよ創刊号のスタートです。スタートにあたって発行のきっ
かけとこのメールマガジンのテーマをまず最初にお話させて頂くことにしま
しょう。

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メールマガジン発行のきっかけ
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 子作りを意識してもなかなか子宝に恵まれないというカップルは年々増え
ているようです。いわゆる不妊症なんですが、一応、「避妊をしない自然な
性生活のあるカップルで、一定期間たっても妊娠しない状態」と定義されて
います。その期間は1年という機関もあれば、2年もしくは3年としている
ところもあるようです。

 いずれにしても、徐々に、ひょっとしたら、という不妊症への疑いを抱い
ていくわけです。他の病気とはその辺が全然違うんですね。初めは全然分か
らない、そんな疑いさえありません。奥さんが昔から生理不順で、とか、ご
主人が昔、おたふく風邪で高熱にうなされたとかで、もしかしたら自分達は
出来にくいかも、なんて不安を持っているカップルはごくごく少数です。ほ
とんどのカップルは、避妊しなくなったら直ぐに妊娠出来ると無意識に思っ
ています。

 で、なかなか妊娠しない。だんだん不安になってくるわけです。ところが、
これが余り大っぴらに相談したり出来ないんですね。ましてや、直ぐに不妊
クリニックの門を叩くなんてこともしません。これもそろり、そろりと本や
ネットなんかで調べだしたりします。そんな風に情報収集するのは、他の病
気でも同じなんですが、いかんせん、不妊症と言われているものには、自覚
症状がないんですね。カラダも心?も極めて健康、どこも悪いところなんて
ありません、という感じなんですね。このように、不妊症って特殊で、やは
り経験したものでないと分からない心情とも言うべき事柄があるように思い
ます。

 という心情を私は、身近で経験してきました。さらに、なんの巡り合わせ
か分かりませんが、私の近しいところで、主治医の言われるがままに高度生
殖補助医療(体外受精など)を繰り返したものの、妊娠には至らず、結局、
高額な費用と肉体的精神的負担をかけたものの、薬の後遺症しか残らなかっ
たということがありました。そんなことを通じて、で私なりにいろいろ感じ
るところがあり、不妊症、不妊治療というものについて、多少、人様よりも
深く考えることになったわけです。

 現在、私はこのメールマガジンの発行元である株式会社ライフケアマネー
ジメントという会社を経営しており、サプリメントの企画、販売に携わって
おります。自然療法による不妊改善という発想も、仕事柄と言えます。とい
うよりも、不妊改善のみならず、私たちに本来備わっている自然な治癒力を
もっと日常の生活に生かすべきだという信条から、この仕事に携わるように
なったと言うべきかも知れません。

 そして、当社の不妊症でお悩みの顧客の皆さんから、不妊改善に関してさ
まざまなご質問やご相談を頂くようになり、その都度、自分で調査したり、
専門医の協力を仰ぎながらお答えするなかで蓄積した情報を、同じように不
妊症にお悩みの皆さんに少しでもお役に立てればというのが、このメールマ
ガジン発行のそもそものきっかけとなったという次第です。そして、それは、
もちろん、自然療法が不妊の改善に多くの方々に大変効果的で喜んで頂ける
ことをさまざまな実例を通して確信するに至ったからでもあります。


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「自然療法による不妊改善」が、テーマです
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 受精→着床→妊娠はとても複雑な過程をたどります。このプロセスのどこ
かがうまくいかなくなると、なかなか妊娠出来ません。不妊症になるおそれ
があります。

 まずはこの状態を病気と捉えずに、たまたま、うまくいかないところを自
然な療法によって、本来、私たちに備わっている生殖能力を取り戻すことに
チャレンジすることを、私たちは応援させて頂きたいと考えています。

また、この自然療法は、例え高度な生殖補助医療によってでしか妊娠出来
ないという場合もあるでも、その成功率を向上させるものです。

 ただし、自然な療法には限界があることも念頭に置いて下さい。もし、あ
なたの年齢が35歳以上であれば、時間との戦いという側面があります。早
めに専門医の検査を受けられることをお勧めします。

 さて、皆さんはこのテーマにどのような印象を持たれますか?気休め程度
のイメージでしょうか?とんでもありません。今後、ご紹介していく自然療
法プログラムを実行されれば、確実に皆さんの「妊娠力」は向上するのです。

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医師が自然療法を無視、または否定するのはなぜ?
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 専門家というのは自分の専門とする解決方法がベストであるという教育を
受けています。当然、不妊クリニックでの医師からのお勧めは薬や生殖補助
医療ということになります。食事やサプリメント指導などがあるわけはなく、
相談したとしても否定されるか、笑われるのがおちです。

 例えば、医学界が栄養素の実力を低く見るのは日本だけではありません。
「葉酸の歴史」はこのことを如実に物語っています。

 妊娠初期に葉酸を摂取すると、子供の脊椎二分等の先天性障害の発症が大
幅に減ることは、今や常識となり、妊娠前から葉酸のサプリメントの摂取を
勧める医師も増えてきたように感じます。

 ところが、葉酸に胎児の先天性障害の発症抑制効果があることが分かって
から、葉酸の摂取を妊娠を意識した女性に勧めるようになるまで、なんと数
十年かかっているのです。

 ねずみによる実験で葉酸の先天性障害の発症抑制作用が判明してから30
年後の1981年にようやく人間での実験が開始され、1991年にイギリ
ス政府の医学研究機関である「メディカル・リサーチ・カウンシル」は妊娠
を意識した女性の葉酸摂取を呼びかけました。翌年には、アメリカ厚生省の
疾病対策センター「CDC」が同様の勧告を出しました。そして、わが国の
厚生省は、アメリカに遅れること8年、2000年にようやく呼びかけを始
めました。

 我が国では、それまでの30年間に二分脊椎という先天性障害の発症は約
3倍に増えています。もしも、イギリスやアメリカ並みのタイミングで葉酸
摂取を呼びかけていたら、どれほどの「不幸」を食い止められたのでしょう。
しかし、そのイギリス、アメリカでさえ、30年間も葉酸を無視していたの
です。

 栄養摂取を疾患の予防や治療になかなか取り入れようとしないのは、冒頭
に述べた医師が受けてきた教育のせいばかりではないようです。ビタミンで
は製薬会社は特許が取れないのです。要するにビタミンは儲からないのです。
それよりも新薬を開発して特許を取れば、数千億という利益が約束されると
あれば、製薬会社や医療業界も営利団体ですからそちらを優先するのが実情
なのです。

 葉酸の歴史は、そんな医学界の事情を垣間見せられると同時に、人間が何
を食べるか、何を食べないかで生殖能力に大きく影響を与えることも良く理
解出来るのではないでしょうか。

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妊娠力を高める自然療法
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 葉酸の事例は実は、氷山の一角です。私たちがこれまで接してきた情報は
操作され、歪められています。これからご紹介していく、具体的な自然療法
を実践することで確実に皆さんの妊娠力は向上し、流産の確率は減少します。

 そして、それは例えば、卵管通過性に障害があって、IVF等の高度生殖
医療でしか妊娠出来ない場合でもその成功率を向上させることになるでしょ
う。

 さらに妊娠力を高めるための自然療法は、同時にあなたやあなたのパート
ナーの体や精神をより良い状態へと導いてくれるに違いありません。

 私たちが目指しているのは、単なるノウハウの伝授だけではありません。
妊娠しづらいとか、もしかしたら不妊症ではないか、といような悩みは、例
え親しい友人やパートナー以外の家族でさえ、なかなか相談しずらいもので
す。そんな中で気兼ねなく質問や相談をお寄せ頂けるようになれればと考え
ています。

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イギリスのボランティア団体「フォーサイト」の事例
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 実際に、なかなか妊娠出来ないなかで、ご主人、もしくは奥様と二人のセ
ルフケアによる自然妊娠された例は、それこそ無数にあります。ところが、
これまで、自然療法による妊娠力向上の方法の情報はなかなかまとまった形
では手に入りません。それはなぜなのでしょうか?それは、儲からないから
です。先週号にもお話しましたが、現代社会では情報の発信元はほとんどが
企業でコマーシャルな目的です。

 実際に不妊治療はビッグビジネスと見なされつつあります。今年の高額納
税者ベスト100で、医療関係でランクされていたのは、不妊クリニックか
美容外科クリニックのみでした。要するに薬や高度生殖医療による治療はお
金がかかるわけで、それらの方法を積極的に勧められるのも、また当然と言
えば当然なわけです。

 誤解しないで頂きたいのは、私たちは不妊治療を否定しているわけではあ
りません。不妊治療によってでしか妊娠出来ないカップルも大勢いらっしゃ
るわけで、その方々にとっては福音です。しかし、その必要のないカップル
までもが、正しい情報に接することが出来ずに間違った認識のもとで、ベル
トコンベアーに乗せられるがごとくの不妊治療はいかがなものかなと感じて
いるということです。

 イギリスのボランティア団体の「フォーサイト」をご紹介しましょう。こ
の団体は、なかなか妊娠しない不妊に悩むカップルにライフスタイルや食生
活、精神状態の改善を指導しています。

 フォーサイトのプログラムは科学的かつ常識的です。結果、受胎率が向上
し、妊娠および出産時のトラブルも減少するというのです。イギリスの大学
がフォーサイトの1990年から1992年のフォーサイトのプログラムを
実践した367組のカップルを追跡調査したところ、89%のカップルが妊
娠して健康な赤ちゃんを出産されていたとのことです。驚くべき数字です。
女性の年齢は22歳から45歳、男性は、25歳から59歳でした。いずれ
も不妊や流産に悩んでいたカップルです。なかにはそれまで2〜3回、IV
Fにチャレンジして叶わなかったカップルも含まれており、その内65%が
プログラムによって、自然妊娠出来たそうです。

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次号から「妊娠しやすいカラダづくり」のプログラムを開始します
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「妊娠しやすいカラダづくり」プログラムをスタートします。一言お断りさ
せて頂きますが、私たちの提供する情報は医師の治療の代わりになるもので
は決してありません。プログラムの実行は皆さんの責任の元で行って下さい。
プログラムの実行に伴う結果に関しては、当社の責任の範囲外とさせて頂き
ます。
 

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 ▼編集後記▼
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 創刊号はいかがでしたでしょうか?実施のプログラムは次号からスタート
です。皆さんにお願いしたいのは、やはりより良い誌面づくりのために、ご
意見やご感想を頂戴出来ればということです。

 そして、不妊改善に関して、ご質問やご相談等もお寄せ下さい。出来る限
りお答していきたいと考えています。

 これからもよろしくお願いいたします。

 最後までお読み頂いてありがとうございました。皆さんのご健康と幸運を
お祈りしています。

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妊娠しやすいカラダづくり LCN [Life Care News] No.001
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このメールマガジンは『まぐまぐ!』 http://www.mag2.com/ を利用して
発行しています。配信の停止は下記のページから手続き下さい。
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【発行】 株式会社ライフケアマネージメント
【編集】 細川忠宏
【監修】   荻田浩司(内科医・医学博士)
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