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□■□■□ 2004年7月15日発行
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□■□■□ ◆妊娠しやすいカラダづくり◆
◇◆◇◆◇ 《妊娠報告特集号》
■□■□■ VOL.054
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http://www.nature-g.com
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》》》》》》》「自然療法による不妊改善」が、テーマです《《《《《《《
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妊娠の成立には、排卵→受精→分割→着床という４つの過程をクリアしなけ
ればなりません。ところが、このプロセスのどこかがうまくいかなくなると、
なかなか妊娠出来ません。不妊症になるおそれがあります。
まずはこの状態を病気と捉えるのではなしに、
たまたま、うまくいかないところをセルフケアによる、自然な方法によって、
本来、私たちに備わっている生殖能力を取り戻すことで、
改善することにチャレンジしてみませんか？
私たち、「妊娠しやすいカラダづくりプロジェクト」は、
不妊に悩むカップルを
正しい知識と情報を提供することによって
応援したい、
人まかせではなく、
自分たちのおかれた状況を正しく認識し、
自分たちを見失うことなく、
主体的、根治療法的な取り組みの力になりたい、
そんなふうに考えています。
よりよい内容にするためにも、
このメルマガに関してのご感想、ご意見、
または不妊改善に関するご相談や体験談等をお寄せ下さい。
下記メールアドレス宛にお送り下さい。
◆メールアドレス：info@nature-g.com
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妊 娠 報 告 特 集 号 に つ い て
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毎週土曜日配信の「妊娠しやすいカラダづくり」の本誌に加えて、「妊娠報
告特集号」として、皆さんからお寄せ頂いた"妊娠報告"の中の一部を不定
期で配信させていただくものです。実際に、不妊を克服して妊娠された方の
実例を知りたいというご希望が以前から多く頂いているものの、一部で、読
みたくないというお声もお聞きしていました。そこで、本誌とは別に配信し、
選択していただけるようにしたものです。ご了解下さい。
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皆さん、こんにちは。
いつもご購読ありがとうございます。
また、この号から購読を始められた方、
数あるメールマガジンの中から
当マガジンを選んで頂いてありがとうございます。
よろしくお願いいたします。
妊娠報告号です。
このところ、日本産婦人科学会が、
着床前診断の実施を初めて承認したり（13日）、
生命倫理専門調査会という人間の胚を扱う研究のあり方を
国として検討する会議では、
受精胚を不妊治療目的で研究することを容認したり（13日）、
さらに同会議では、
ヒトクローン胚の研究も難病治療目的の基礎研究に限り、
容認したりと、
生殖医療関連のニュースが立続けに報道されています。
人間の手でどこまで生殖のプロセスに介入するのをよしとするのか、
倫理的な観点からの線引きを議論している訳です。
研究者の個人的な倫理観に任せてはおけないほどに、
生殖技術が進歩し、
"神"の領域とされてきた生殖プロセスに介在し、
コントロールさえもが可能になったということでしょう。
ところが、確かに、不可能を可能にしてきた"生殖補助医療"なのですが、
一方、その医療現場では、医師が首をかしげ、
「こんな事は滅多にない！」、
「なんでかな・・・」
なんてことが実際にあるのも現実です。
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ＩＣＳＩの失敗後に、まさかの自然妊娠
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Ｉさん ３１歳
■プロフィール
・年齢 ３１歳
・結婚年数 ９年目
・不妊治療歴 ４ヶ月
■不妊治療について
・治療内容 ICSI
・それに要した費用 ７０〜８０万円くらい
■妊娠にいたった治療内容
自然妊娠
■妊娠にいたった経緯
私たちの不妊の原因は男性不妊でDｒ.に「ICSI」しかないと言われ、
４月にICSIをしました。
この時、Dｒ.から「受精卵のグレードもいいし、
子宮の状態もバッチリ！」と言われ、かなり期待してましたが、
上手くいきませんでした。
メチャクチャ落ち込んでいるところに追い討ちをかけて、
次の生理周期はPMSがひどくなり、
精神的におかしくなってしまいました。
こんなにPMSがひどくなるならしばらく子作りはいい。と思い、
基礎体温を測るのをやめ、
子供のことは全く考えなくなったところ、
PMSがなかったのです。「もしや！？」と思い、
検査薬を使用したところ「陽性」になりました。
実は今回の妊娠は二人目なんですが、一人目の時と全く同じなんです。
一人目の時もICSI（受精卵のグレードよし、子宮の状態もよし）で
上手くいかず、
その２回目の生理周期で自然妊娠しました。
Dｒ.からは「こんな事はめったにない！」と言われました。
今回も同じでした。
■妊娠しやすいカラダづくりのために実行したこと
男性にも葉酸がいいと聞き、主人にグレープフルーツを食べてもらい、
密かににんにく料理を増やした。
私自身はPMSにいいと言われるハーブを摂っていた。
■現在、不妊改善中の方へ一言
子供が欲しい時に「子作り」「子供」「妊娠」のことを「忘れる」のが
どれ程難しいか、知っています。
それを「忘れられない、忘れない」ことが、
どんなにストレスになるかも知ってます。
どうか、皆さん、頑張りすぎないでください。
時には「忘れて」みてください。
私のような例もあるので・・。
-----［編集室より］-------------------------------------------------
Ｉさん、ありがとうございました。
２回続けて、「バッチリ！」とおっしゃいながら失敗し、
その後の自然妊娠に、「こんな事はめったにない！」とおっしゃる先生は、
なんか、滑稽でさえありますね。
それほどに、人間のカラダは、
教科書通りにいかないこともある、
ということでしょう。
いや、いかないこともある、
というよりも、いかないことはよくある、
と言えます。
そして、たいてい、そんな時にはメンタルな影響が言われるものです。
Ｉさんも最後に言われています、
"頑張り"すぎないで、
時には"忘れる"ことが大切だと。
ただ、Ｉさんも指摘されているように、
これは大変難しいことです。
いや、難しいというか無理、不可能でしょう。
ですから、妊娠のために何かを頑張ることを一旦止めてみて、
カラダが欲するというか、
カラダが喜ぶことを出来るだけみつけて習慣化してみるというのが
良いかなと思うのですが、
どうでしょうか。
自然妊娠できるかどうか、
治療が上手くいくかどうか、
その別れ道は、
自分の外にあるのではなく、
どうやら自分の内にあるようです。
ですから、治療によって妊娠させてもらおうとか、
妊娠する方法や手段を追いかけまわしても虚しいところがあったり、
逆効果だったりするのではないかと思うのです。
何をどのようにカラダに"入れ"て、
何をどのようにカラダから"出す"か、
カラダが喜び、
カラダが欲するのはどんなものか、
見直してみましょう。
これは遠回りにみえて、
実はとても大切なことです。
「妊娠」は決してゴールではありません。
ところで、男性不妊に葉酸がいいということで、
グレープフルーツを食べたとのことですが、
亜鉛もとるようにされれば効果的なようです。
生殖医療の専門誌「Fertility and Sterility」の2002年の３月号に
オランダの大学の研究者の研究報告が掲載されています。
亜鉛と葉酸を含むサプリメントが、
男性不妊に悩む男性の精子の数を増やす可能性があるというものです。
この研究では、１００人の不妊男性を対象に、
４つのグループに分けて、
葉酸と亜鉛、葉酸のみ、亜鉛のみ、効果のない偽薬を２６週間以上に渡り、
毎日摂取しました。
その結果、葉酸と亜鉛を摂取したグループの男性の精液中の正常精子の数が、
７４％増加している事が判明したというものです。
研究に携わった博士によると、
男性の不妊には、遺伝的な要素を含む複合的な要因が考えられ、
葉酸と亜鉛が適切な遺伝子表現に重要であり、
正常な精子生産の役割を担う可能性があるとしています。
尚、葉酸は、緑の葉の野菜、豆類、グレープフルーツ、オレンジに豊富で、
亜鉛は、牡蠣、無精製の穀物に豊富です。
あと、男性の精子の造成には約３ヶ月かかります。
すぐに効果があらわれることはありません。
----Congratulation!-------------------------------------------------
読者の皆さんからの妊娠報告をお待ちしています！
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アンケート形式で皆さんからの"妊娠報告"を募集します。
以下のアンケートをコピー＆貼付けてメール下さい。
お待ちしています。
■プロフィール
・年齢
・結婚年数
・不妊治療歴
■不妊治療について
・治療内容
・それに要した費用
■妊娠にいたった治療内容
■妊娠にいたった経緯
■妊娠しやすいカラダづくりのために実行したこと
■現在、不妊改善中の方へ一言
以上です。
よろしくお願いします。
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★誌上カウンセリングに応募下さい★
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妊娠しやすいカラダづくりVOL.011にアンケートが掲載されています。
それをコピー、貼付けてご利用下さい。バックナンバーは下記ＵＲＬから。
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現在の状況を出来るだけ詳しくお書き下さい。適切なサプリメントの摂取プ
ランをご提案させて頂きます。それぞれのご予算に応じたプランニングです。
ご利用を通してフォローさせて頂きます。
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■編集後記
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多くの妊娠報告を頂いていますが、
出来れば上記のフォームにまとめて頂ければ大変有り難いです。
よく、別にドラマティックなものでもなんでもなにので・・・、
と言われたりしますが、
本当に普通のお話がとっても参考にして頂けるのではと、
思っています。
ところで、まじで暑いですね。
こんな時期には、
熱い飲み物、
熱い食べ物をふーふー言いながら、
飲んだり、食べたりしてみて下さい。
いろいろな意味で効果絶大です。
暑い時に冷たいものをとるよりも、
熱いものをとるとカラダに良いのは人間の知恵かも知れません。
熱い地域で暮らす人の生活を見れば一目瞭然です。
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妊娠しやすいカラダづくり No.054
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当メールマガジンの提供する情報は医師の治療の代わりになるものでは決し
てありません。プログラムの実行は各人の責任の元で行って下さい。プログ
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【発 行】 株式会社ライフケアマネージメント内
［妊娠しやすいカラダづくりプロジェクト］
【編 集】 細川忠宏
【監 修】 荻田浩司（内科医・医学博士）
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