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□■□■□ 2004年9月19日発行
◆◇◆◇◆
□■□■□ ◆妊娠しやすいカラダづくり◆
◇◆◇◆◇ 《毎週土曜日配信》
■□■□■ VOL.069
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http://www.nature-g.com
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》》》》》》》「自然療法による不妊改善」が、テーマです《《《《《《《
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妊娠の成立には、排卵→受精→分割→着床という4つの過程をクリアしなけ
ればなりません。ところが、このプロセスのどこかがうまくいかなくなると、
なかなか妊娠出来ません。不妊症になるおそれがあります。
まずはこの状態を病気と捉えるのではなしに、
たまたま、うまくいかないところをセルフケアによる、自然な方法によって、
本来、私たちに備わっている生殖能力を取り戻すことで、
改善することにチャレンジしてみませんか?
私たち、「妊娠しやすいカラダづくりプロジェクト」は、
不妊に悩むカップルを
正しい知識と情報を提供することによって
応援したい、
人まかせではなく、
自分たちのおかれた状況を正しく認識し、
自分たちを見失うことなく、
主体的、根治療法的な取り組みの力になりたい、
そんなふうに考えています。
よりよい内容にするためにも、
このメルマガに関してのご感想、ご意見、
または不妊改善に関するご相談や体験談等をお寄せ下さい。
下記メールアドレス宛にお送り下さい。
◆メールアドレス:info@nature-g.com
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皆さん、こんにちは。
いつもご購読ありがとうございます。
また、この号から購読を始められた方、
当マガジンを選んで頂いてありがとうございます。
8月から連載してきました「妊娠しやすいカラダへの5つのステップ」、
いよいよ最後のステップです。
このステップは、不妊治療を受けるということについて考えます。
ところで、5つのステップというと、
順番にステップアップしていくような印象をもたれたかも知れません。
けれども、ステップ1がダメならステップ2、
ステップ2でもダメならステップ3、
そして、最終手段が不妊治療だというようなことでは決してありません。
治療を受けようが、受けまいが、
バランスの良い食事が大切なことには変わりありませんし、
タイミングをあわせた夫婦生活、
サプリメントを摂取すること
(ものによっては治療との併用が相応しくないものもあります)、
それらは、治療を受けることと、
なんら矛盾するところはありません。
それぞれのステップで取り上げたテーマを参考にして、
皆さんの状況に応じた方法を取り入れて頂ければと願っています。
いかがでしょうか?
--VOL.069-INDEX-----------------------------------------------------
・最新ニュースタイトル
・連載「妊娠しやすいカラダへの5つのステップ」
ステップ5 不妊治療に助けを求める
・いでともみ先生の誌上カウンセリング
"心の悩み"を聞かせて下さい。
・編集後記
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最 新 ニ ュ ー ス タ イ ト ル 一 覧
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ニュース&トピックスのメインページ(タイトル一覧ページ)はこちらから
http://www.akanbou.com/news/main.html
各タイトルの詳細記事の内容と解説のコメントをサイトでご覧頂けます。
■多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)に糖尿病薬が効果的
http://www.akanbou.com/news/news.091001.html
■千葉県船橋市が10月より不妊治療助成を開始
http://www.akanbou.com/news/news.091002.html
■未受精卵凍結による不妊治療の成功事例
http://www.akanbou.com/news/news.091501.html
■精子の成熟に関わる分子を発見
http://www.akanbou.com/news/news.091801.html
-----------------★最新ニュースに関するご質問等は★----------------
今週、ご紹介した最新ニュースに関するご質問等ありましたら、
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連載 妊娠しやすいカラダづくりへの5つのステップ
【ステップ5】 不妊治療に助けを求める
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不妊改善に取組む上で常に頭をよぎるのは、
自分達は不妊治療を受けないといけない状態なのだろうか・・・、
いやいやその内、妊娠するさ、
いや妊娠するはず・・・、
なんとか妊娠して欲しい・・・、
やっぱり、治療を受けることになるのかな・・・、
という堂々巡りのぼんやりとした思いでしょう。
誰しも、自然な妊娠によって子供を授かりたいというのが共通する思いです。
それは、薬や注射自体、勘弁願いたいという単純な気持ちからでしょうし、
カラダにかかる負担やリスクも避けたいものです。
さらには、試験管ベイビーという言葉から連想される不自然さに対して、
なにもそこまでしなくてもというような抵抗感を感じるからでしょう。
いつか妊娠できればよいし、
出来なければそれはそれで仕方がない、
そんな気持ちであれば治療など受ける必要はないでしょう。
なにせ、不妊症と言えども子供を諦めた途端、
なんの問題もなくなってしまう訳ですから。
ところが、どうしても子供が欲しい、
そのためにはどんな苦労もいとわない、
そうなると、今度はタイムリミットのあることですから、
悠然と構えていられません。
俄然、少しでも可能性の高い治療をどんどん求めていきます。
これらは両極端です。
大抵は、自然妊娠に越したことはないけれども、
どうしてもダメだったら治療を受けたいという気持ちでしょう。
であれば、気にかかるところは、
どのタイミングで治療を始めるべきなのか、
どのように病院を選べば良いのか、
そして、通院が始まると、
このままこの治療で大丈夫なのかどうかというところでしょうか。
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あくまでも、主体は二人
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まずは、もちろん、これは治療に関してだけではないのですが、
全てにおける(かなり大袈裟です!)、大前提です。
いろいろ情報収集して、
専門家からいろいろアドバイスしてもらって、
そして、最終的には夫婦で相談して、決める、ということです。
なぜなら、治療にはリスクが伴うからです。
そのリスクっていろいろです。
例えば、直ぐに思い浮かぶのは薬や注射の副作用でしょう。
あとはですね、耳が痛い話だと思いますが、
最終的に100%妊娠する保証はないというリスクのことです。
決して悲観的に捉えないで頂きたいのですが、
現実には、確率は低いものの、
いくら努力しても妊娠出来なかったという可能性もあるということです。
ということは、後々後悔しないということが、
とてつもなく大切なのです。
それと、少し違う観点から言いますと、
不妊症の特異さがあります。
それは、不妊症と書くと、なにやら病気のようですが、
もちろん、不妊の原因になっているのが病気であることはありますが、
それ自体は病気ではありません。
なぜなら、当人が子供を望まなくなればその時点で、
問題は全くなくなってしまうからです。
ということは、冒頭にもお話したように、
子供を持つということをどのように考えるかによって、
判断が大きく異なってくるということがあるのです。
このような理由で、
あくまでも最終の判断は夫婦で行うことがとても大切なのです。
医師をはじめとする専門家は、医療技術を提供するのが役割です。
判断を委ねる対象では、決して、ありません。
自分達の人生です、自分達のカラダです、
自分達が一番よく知って、分かっているはずです、
自分達が当事者で、責任者です、自分達が決めなければなりません。
そして、そのような考えにたつと、
自然と気になる観点や集める情報も変わってきて、
いい意味で、より真剣になれるものです。
繰り返しますが、これはなにも不妊治療に限ったことではありません。
"あなたまかせ"な姿勢こそが最大のリスクです。
それでは、順番にまいりましょう。
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不妊治療を始めるタイミングとは
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もちろん、これはそれぞれの夫婦によって異なります。
もう、今すぐに、医師に相談すべき、という方もおられるでしょうし、
まだまだ、当分様子をみたほうが良いというケースもあるでしょう。
それぞれの状況によって全く一概には言えません。
結論から言いますと、
いろいろ試してみたものの、
どうも、自然妊娠する可能性が低いのではないかと考えられ、
かつ、二人が、治療を受けてでも子供が欲しいと気持ちが一致した場合です。
ただし、それほど肩ひじ張る必要もなく、
取りあえず検査してみて、そして、専門家の意見を求める、
くらいに考えるのがよいのではないかとも思います。
具体的な目安を列挙します。
まずは、妊娠することを意識しだして1年以上妊娠しないというケース。
やはり、なんらかの、妊娠しづらい要因があると考えるのが、
自然ではないでしょうか。
ただし、早合点しないで頂きたいのですが、
治療を受けなければならないと言っているわけではありません。
その要因をそろそろ検査してみてもよいタイミングではないでしょうか、
ということです。
次に、治療を受ける必要のある要因がありそうなケース。
排卵が起こっていなければいくら努力しても妊娠には至りません。
目安は、基礎体温表に高温期がなく、フラット(一相性)なこと、
また、無月経が長く続くという方も要注意です。
また、日常生活に支障をきたしてしまうくらいの月経痛があるとか、
不正な出血が度々見られるような方も早めに医師に相談されるべきでしょう。
そして、女性の年齢が35歳以上である場合。
これも、だからと言って、不妊の烙印をおして、
一刻も早く、治療を受けなければならないということではありません。
妊娠しづらくなる要因でもっとも多いのは加齢からくる妊娠率の低下です。
この場合も早めに検査を受けておくのが無難ですよ、ということです。
★通院すること=治療のスタートではないけれど
ここで付け加えておきたいのですが、
病院に通うことが、則ち、治療を始めるということではありません。
まずは、妊娠を妨げている要因はなんなのか、
それを突き止めるべく検査からです。
不妊治療は、最初から原因が明確で、
その原因に対しての治療を進められるというケースは稀で、
検査を繰り返しながらこれまで妊娠しなかった原因を突き止めていくのが、
一般的でしょう。
ただし、女性は生殖サイクルがありますから、
一時に検査を済ましてしまうことは不可能です。
それぞれの検査にタイミングを合わせて受ける必要があり、
結局、一通りの検査を受けるのに半年近くかかってしまうこともあります。
それらの事情から、検査と治療を同時に進めていく場合も多くなります。
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どの病院を選べばいいのか
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良い病院であることと、
そして、お二人の目的にはどんな病院が相応しいのか、
ということがポイントです。
この2つの観点から選ぶことが大切です。
まずは、良い病院であることというのは誰にでも分かります。
そして、表面的にある程度は判断がつきます。
スタッフの方の対応が良いとか、
先生がきちんと話しを聞いてくれるとか、
待ち合い室や診察室、処置室で、
不妊の患者さんへの気づかいがなされているかどうかなどです。
たいていはそこに通っている、もしくは、通っていた人で、
感覚が信頼できる人がいれば、
その人の話しを聞けばある程度は分かるものです。
もう一つ、表面的にはなかなか分からないかも知れませんが、
二人にとって相応しい病院なのかどうか、ということです。
これって、大切です。
不妊の看板を掲げていても、
どんな治療を得意とされているのか、
どのような方針で治療にあたっておられるのか、
病院によっては多少、異なるのが現実です。
また、実際にどこまでの治療や検査が可能なのかどうかも
施設によって異なります。
ごくごく簡単に整理してみます。
一般には"ステップアップ療法"と言われます。
カラダに負担をかねない治療からスタートして、
徐々に、高度な治療、強い作用の治療へステップアップしていく方法です。
妊娠を妨げている原因を探りながら治療を進めていくというものです。
先にも触れましたが、
最初から原因が特定出来るケースは稀というか、
ほとんどないのが普通ですから、
必要最低限な治療で妊娠をという方針であっても、
最初から必要な治療がなにかは分からない訳です。
であれば、そろり、そろり、と始めていきましょう、という感じです。
オーソドックス、と言っていいかどうか分かりませんが、
一番多い治療方針であると言えます。
この方法は、患者本位の治療ということが言えますし、
患者自身がどこまでの治療を受けたいという希望があれば、
聞き入れてもらえやすいのではないでしょうか。
ところが、あまり、ステップを踏むことをマニュアル的に捉えてしまうと、
無駄な治療を延々と続けることになってしまうリスクもあります。
そして、それはより妊娠しづらいカラダになってしまう、
そんな悲劇を招きかねません。
このあたりは、医師の力量に左右されるところと言えるかも知れません。
一つの目安ですが、
周期が正常で基礎体温も2相を示して自力で排卵しているにもかかわらず、
取りあえずといって、
クロミッドという薬を出すようなところは要注意です。
そんなところから、
不妊専門のクリニックに多いのですが、
そのような無駄かも知れないステップは踏まずに、
体外受精や顕微授精のような高度な治療を中心とするところもあります。
高度な生殖医療を専門としていますから、
自ずと経験豊富で、
その実績から技術的にも高いものを有しているクリニックが多いようです。
いわゆる不妊専門の有名個人クリニックです。
ただし、そこまでしなくても妊娠出来たかも知れないのに、
カラダやコストの負担の大きい治療を選択するということになります。
どちらが良いかは、
病院に何を求めるかによって変わってきます。
高度な治療によってでしか、
妊娠出来ないであろうことがある程度明確になっているのであれば、
やはり、その治療の経験や実績が豊富な専門クリニックにかかるのが、
得策でしょうし、
その反対もあるということです。
このような観点で、
自分達に相応しい治療方針や治療方法の病院を選ぶことが大切です。
もし、ミスマッチを感じるようであれば、
積極的に病院を変えるべきです。
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どのように治療に臨むのが良いのか
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ここでも結論から言いますと、
医者を味方につけましょう、ということです。
極論しますと、医者も人間、人の子であり、
そして、人の親かも知れません。
信頼関係が築けて、素直で前向きな患者さんには、
自然と力が入るものです。
もちろん、良い意味で、です。
なんか、これまで、施設や医師をチェックするというか、
値踏みするようなことばかりお話してきたかも知れませんが、
実際に通院が始まると、
専門家ですから、信頼関係を築き、
ある程度ゆだねるところが絶対に必要です。
先に話しした、"あなたまかせの治療"はいけない、
主体的に自分達で決めることが大切だということと、
一見、矛盾するように聞こえるかも知れませんが、
言い換えれば、専門家、スペシャリストですから、
存分に力を発揮してもらいたい、いや、もらわなければならない、
ということです。
だから、信頼して、ある部分はゆだねるに値する医者を
選ばなければならない、とも言えるのです。
さて、具体的には、
積極的に情報を提供することです。
自分のカラダは自分が一番把握してよく分かっています。
ただ、妊娠しない、子供が欲しい、だけでは心もとないものです。
3周期以上の基礎体温表があれば、
卵巣や子宮の状態をある程度は把握することが可能です。
専門家には、多く情報を出せば出すほど、
的確な方法論を提示してもらうことが出来るはずです。
逆に、そんな貴重な情報を重視しない医者は要注意かも知れません。
そして、自分自身で不明な部分は、
かならず、率直に尋ねてみることです。
よくメールで相談を頂く中で見受けられるのは、
こんなことは医者に聞けないとか、
聞くべきではないと思ったとか言う方がいます。
通院している以上、
宿題を持ち帰るべきではありません。
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最後に
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病院や医師との出会いは、"ご縁"ということもあって、
なかなか難しいところもあります。
ただ、不妊治療というものにあまりに疑心暗鬼になるのもなんですし、
安易に考え過ぎるのもどうかと思います。
それと、不妊を専門とする施設の紹介がなされている場合でも、
肝心な情報はなかなか公表されにくいようにも思います。
このテーマは今後も考え続けていきたいと思います。
皆さんからの体験談やアドバイスをお待ちしています。
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皆さんからの"心の悩み"をお聞かせ下さい
◆◇◆いでともみ先生の誌上カウンセリング◆◇◆
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あなたの今の悩みは医療では解決できない悩みかも知れません。
そうであれば、医療の助けを受ける前に、
カラダの"治療"を受ける前に、
心の"お手入れ"が必要ではないでしょうか?
ここでは、読者の皆さんからお寄せ頂いたご相談の中で、
そんな「心の悩み」に対して、
心理カウンセラーで、看護師であり、気功師でもある、
いでともみ先生にお答頂きます。
今回は、ご主人のご両親からのプレッシャーがきつくて、という悩みです。
■お名前は?(ハンドルネームでも結構です)
まこ
■ご相談内容を簡単にお書き下さい。
とにかく周りの期待にプレッシャーを感じています。
特に夫の両親からは拷問とも感じられるほどの孫攻撃で、
ノイローゼになりそうです。
夫が2つ年下なので私に問題がある。と最初から決め付けてきて、
病院にいけとか早く生まないと死んでしまうなど、
毎週のように請求の電話が来ます。
電話がなるだけでビクビクしています。
夫にそれとなく子作りしているから見守ってくれるように言ってもらう様、
頼んでみるのですが、数ヶ月するとまた孫攻撃が始まるのです。
夫は長男で弟がいるのですが未婚なため期待は、
全て私にかかっています。
不妊とか言う前にストレスをどうにかしたいのですが、
うまく回りのプレッシャーと自分を切り離す方法がみつかりません。
精神的にどうやって不妊と向き合っていけばいいのか
世間の目はどんなものか、
夫との温度差を合わせるためにどうしたらいいのでしょうか?
★いでともみ先生からの回答
周囲からの期待とプレッシャー。
そして、自分を責めるような周りの態度。
これはとても辛いストレスになると思います。
特に、夫の両親から受ける催促や言葉の数々は、
きっと、自分を追い詰め苦しめることでしょう。
何処の世界にも相手を思いやることをせずに、
ずけずけと心の大切な場所に入り込み、踏み荒らしていくものはいます。
それらを、「気にするな...」「聞き流して...」...というのは、
はっきり言って難しいですし、それができれば苦労はしない。
ましてや、心ない言葉は人を見えない刃で刺すようなものです。
まこさんは今とてもキツイ状態のように思います。
では、どうすればいいのか?
これは自分と夫がいかに固い信頼感を持ち、穏やかな愛情で満たされるかが、
ポイントになると思います。
他人を変えることは難しいものです。
ですから自分が変化していくのが最善の方法。
そこで、一番、まこさんに必要なのは夫婦の絆になると思います。
夫婦が互いに深く相手を思いやることができ、
仲むつましい関係を保つことができれば、
これから先、どんなことがあってもそれが人生の支えになるでしょう。
そして、できれば夫に彼の親の不満ばかりを言うことなく、
彼の立場も考えてあげてください。
自分の親の心のない態度に傷つくのは彼もまた同じ事です。
けれど、夫の親の悪口だって言いたくはなります。
それは我慢せずに、友人などに吐き出してください。
どこかにはけ口を持ちましょう。
そして、家では夫と相談しながらこれからの検査や対処療法を考えてください。
これは夫婦の作業です。
たとえどちらかに原因があったとしても、
二人の問題として捕らえて協力してください。
そして、余り一生懸命にならないこと。
私が忘れないでほしいのは、今の生活を楽しむことが第一だということです。
夫婦生活だって幸福感がないと続かない。
今の自分を大切にして愛し、
そんな自分が愛した夫を大事にしていると、
心に安心感と幸せな気持ちが宿ります。
そうして、人は愛に支えられると強くなり自分に自信が持てます。
少しくらい風が吹いたって、
上手にしなってやりすごせる柔軟さができるのです。
また、不妊という言葉にこだわらず、
自分の体と心のケアをするんだと思ってください。
セルフケアとして、心身ともに健康で、
全てが、本来あった正しい機能を取り戻し満たされた状態にするために、
夫婦で生活を見直してみましょう。
いつでも、まこさんの笑顔と元気を応援しています。
≪ワンポイントケア≫
夫婦で互いに向かい合って座り、
ゆっくりと呼吸をして互いにリズムを合わせます。
目を軽くとじてそれぞれの胸に手を当て、
心の中で相手に愛と感謝を言葉にして唱えます。
互いの手の平を通してその思いを送ってください。
最後はしっかりとハグして終わります。
いでともみ先生へのご相談は下記のメールアドレス宛にお願いします。
●info@nature-g.com
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いで ともみ(看護師・心理カウンセラー・気功師)
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不妊症は現代病であると考え、
西洋医学、東洋医学、心理学に通じた立場とこれまでの豊富な臨床経験を生かし、
妊娠しやすいカラダづくりプロジェクトのメンタルサポートを担当しています。
★いでともみ先生の「気功的生活のすすめ」はこちらから
http://www.akanbou.com/kikou/top.html
----Congratulation!-------------------------------------------------
読者の皆さんからの妊娠報告をお待ちしています!
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アンケート形式で皆さんからの"妊娠報告"を募集します。
以下のアンケートをコピー&貼付けてメール下さい。
お待ちしています。
■プロフィール
・年齢
・結婚年数
・不妊治療歴
■不妊治療について
・治療内容
・それに要した費用
■妊娠にいたった治療内容
■妊娠にいたった経緯
■妊娠しやすいカラダづくりのために実行したこと
■現在、不妊改善中の方へ一言
以上です。
よろしくお願いします。
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★誌上カウンセリングに応募下さい★
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妊娠しやすいカラダづくりVOL.011にアンケートが掲載されています。
それをコピー、貼付けてご利用下さい。バックナンバーは下記URLから。
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ご利用を通してフォロローさせて頂きます。
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■編集後記
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読者の方からとっても嬉しいメールを頂きました。
ご紹介させて下さい。
〈ここからメールの引用〉--------------------------------------------
(中略)
私は最初、このメルマガに妊娠のためのマニュアル的方法を求めていました。
ところが、毎週、読ませていただくうちに、
もっと大切なことに気付かせてもらえたように思います。
それは、あまりにも自分達の都合ばかりを考えていたということです。
子供はつくるものとばかり思っていました。
そして、思い通りにならないことにストレスを感じていました。
私たちのカラダは自然の一部なんですね。
ですから、思い通りにならなくて当たり前くらいに受けとめています。
これまで、なんていうか、謙虚さが足らなかったようです。
主人ともそのことについて繰り返し話し合い、
生活を見直すことにしました。
そして、今の二人の生活を大切にしようと考えられるようになりました。
本当に感謝しています。
(中略)
(ここまで引用終わり)----------------------------------------------
私たちのほうこそ、感謝!、感激!ですよ。
お二人だからこそ、
気付かれたのでしょう。
とっても、勇気づけられました。
ありがとうございました。
本当に、カラダって、自然の一部ですよね。
だからこそ、コントロールしようとするよりも、
"感謝"して、心を込めて"手入れ"するのが大切なんですね。
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妊娠しやすいカラダづくり No.069
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【発 行】 株式会社ライフケアマネージメント内
[妊娠しやすいカラダづくりプロジェクト]
【編 集】 細川忠宏
【監 修】 荻田浩司(内科医・医学博士)
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