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□■□■□ 2004年12月4日発行
◆◇◆◇◆
□■□■□ ◆妊娠しやすいカラダづくり◆
◇◆◇◆◇ 《毎週土曜日配信》
■□■□■ VOL.082
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http://www.akanbou.com
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》》》》》》》「自然療法による不妊改善」が、テーマです《《《《《《《
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妊娠の成立には、排卵→受精→分割→着床という4つの過程をクリアしなけ
ればなりません。ところが、このプロセスのどこかがうまくいかなくなると、
なかなか妊娠出来ません。不妊症になるおそれがあります。
まずはこの状態を病気と捉えるのではなしに、
たまたま、うまくいかないところをセルフケアによる、自然な方法によって、
本来、私たちに備わっている生殖能力を取り戻すことで、
改善することにチャレンジしてみませんか?
私たち、「妊娠しやすいカラダづくりプロジェクト」は、
不妊に悩むカップルを
正しい知識と情報を提供することによって
応援したい、
人まかせではなく、
自分たちのおかれた状況を正しく認識し、
自分たちを見失うことなく、
主体的、根治療法的な取り組みの力になりたい、
そんなふうに考えています。
よりよい内容にするためにも、
このメルマガに関してのご感想、ご意見、
または不妊改善に関するご相談や体験談等をお寄せ下さい。
下記メールアドレス宛にお送り下さい。
◆メールアドレス:info@akanbou.com
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皆さん、こんにちは。
いつもご購読ありがとうございます。
また、この号から購読を始められた方、
当マガジンを選んで頂いてありがとうございます。
たくさんの方々から、開設したサイトについての感想や要望を頂きまして、
ありがとうございました。
早速、見てもらい易いように修正したり、
今後のサイトの更新計画の参考にさせてもらっています。
それにしても、ふと、思ったのですが、
たくさんの方々から、「待ってました!」とか言われるのは、
本当に嬉しい限りなのですが、
このサイトを待ってたという状況というのは、
よくよく考えると、全然、喜べないことですよね。
いやー、複雑なものです。
それよりも、このサイトがきっかけで、こうなった!という方が、
もっと、もっと増えるように願うばかりです。
さて、なんやかんやで、中断していました、
"何が、二人をそんなに悩ませるのか"の連載ですが、
今回、久しぶりに再開、第三回をお送りします。
テーマは、ストレスで、サブタイトルが"鶏と卵"です。
鶏と卵というのは、ストレスが原因で不妊を招くこともあれば、
不妊ということ、そして、治療を受けることがストレスになり、
より不妊を悪化させてしまうというように、
ストレスと不妊は、どちらが先であるとは言えないという意味です。
ところで、この連載は、不必要な悩みを招いている誤解や思い込みを
解消できればという主旨ではじめたのですが、
人間にとって、これまで、妊娠とか出産というのは、
まさに、誤解や思い込みだらけと言っても決して過言ではないようです。
だいたい、卵子と精子が出会って、
受精することが生命の始まりであることが、
知られるようになったこと自体、
長い長い人類の歴史から見れば、つい最近のことです。
話しが急な展開をみせていますが、ちょっと、聞いて下さい。(^_^;)。
ほんの、200年前くらいまでは、
男性の精液の中に生命の源が神によって授けられて宿っており、
セックスすることで、その精気を女性の体内に送り込み、
子供ができるものと信じられていたそうです。
主にヨーロッパの宗教全盛時代の考え方なのですが。
200年も前であれば、さもありなんと思われる方もいるでしょうが、
つい、50年前頃ではどうでしょうか。
なんと、その頃は、子供が出来ないのは、
女性が母親になるのを無意識に拒否しているからであると、
真剣に信じられていたようです。
こんどは、男性側の勝手な論理と言えます。
へえー、という感じですが、
妊娠、出産という新しい生命が誕生するということは、
生理的な営みというよりも、
社会的なイベントとして見られるものなんですね。
なので、その時々の社会の都合に合うように、
理解され、認識されていたことがよく分かります。
ということは、現代は、やはり、科学技術優勢の社会なのでしょうか。
この20年間の体外受精児の急激な増加傾向を見ると、
そうなのかも知れません。
100年後に、現代の妊娠、出産の状況を振り返ると、
どんなふうに見えるのでしょうか。
ただし、そろそろ、行き過ぎた技術偏重への反省から、
"人間らしさ"や"こころの状態"を大切にすべきという空気もあります。
「ストレスと不妊」というテーマは、
今後ますます大切になってくるように感じます。
なんだか、難しいことを考えてしまいました。
--VOL.082-INDEX-----------------------------------------------------
・新着ニュースタイトル
・[連載企画]何が、二人をそんなに悩ませるのか
第三回 「ストレス〜鶏と卵」
・読者からの"心の悩み"にお答します
・編集後記
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新 着 ニ ュ ー ス タ イ ト ル 一 覧
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各テーマ別タイトルの詳細記事の内容と解説のコメントを、
サイトでご覧頂けます。
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不妊治療のリスク
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■体外受精時の移植する胚の数について
http://www.akanbou.com/news/news.120301.html
■体外受精の出生児への影響は?
http://www.akanbou.com/news/news.113001.html
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食 事
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■牛乳をたくさん飲むと卵巣ガンへのリスクが高まる
http://www.akanbou.com/news/news.120202.html
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ストレス
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■ストレスと月経痛の関係
http://www.akanbou.com/news/news.120201.html
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不妊の原因になる病気
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■性経験のある高校生の11%がクラミジアに感染
http://www.akanbou.com/news/news.120401.html
-----------------★最新ニュースに関するご質問等は★-----------------
今週、ご紹介した最新ニュースに関するご質問等ありましたら、
下記のアドレス宛にお送り下さい。
info@akanbou.com
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[連載企画]何が、二人をそんなに悩ませるのか
第三回 ストレス〜鶏と卵
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現代社会は、ストレスがいっぱいであることに、
異論を唱える人はいないでしょう。
ただでさえ、ストレスを感じやすい社会で生活しているうえに、
なかなか子供が授らないとなると、
ガンなどの命のかかわる病気の宣告を受けるのと
同じレベルのストレスを感じるようになると指摘する専門家もいるくらいで、
それは、大変に辛いことです。
ストレスが原因で不妊になることは既に生理学的に裏付けられていますし、
不妊であることによるストレスがより妊娠を遠ざけることも同様です。
そこで、できるだけストレスによる悪影響を少なくするためにも、
まずは、その正体を知り、そして、対策を考えたいと思います。
■ストレス状態でのカラダのメカニズム
嫌なことに対した時、脳の中の理性をつかさどるところと、
本能に忠実なところとの間で葛藤が起こります。
そして、理性が本能を抑え込んだときにストレス状態が発生します。
そうすると、脳は、"嫌なこと"に対して、闘争する、
あるいは、そこから、逃走するように、カラダを臨戦態勢にします。
ストレス状態を感じとったら、
脳の脳幹にある"視床下部"というところが、
CRH(副腎皮質刺激ホルモン放出ホルモン)というホルモンを分泌します。
そして、このCRHは、下垂体と自律神経の2つのルートに働きます。
★下垂体ルート
視床下部から分泌されたCRHは下垂体に作用して、
そこから、副腎皮質刺激ホルモン(ACTH)の分泌を促します。
分泌されたACTHは、血液の流れに乗って、
腎臓の上にある副腎というところに到達して、
今度は、コルチゾール(糖質コルチコイド)というホルモンを分泌させます。
このコルチゾールは、ブドウ糖を製造します。
血糖値を上げ、カラダを"臨戦体制"にするために、
コルチゾールというホルモンにブドウ糖を用意という訳です。
ところが、この状態が長く続くと、思わぬ副作用が起こってしまいます。
コルチゾールは、免疫作用を抑制したり、
同じく副腎皮質から分泌されるコルチコステロンというホルモンは、
脳の神経細胞の働きを抑制します。
その結果、ストレス状態が強く、長引くことによって、
免疫力が低下し、病気にかかりやすくなったり、
脳の働きが低下し、作業効率が落ちたりするようになるのです。
★自律神経ルート
視床下部から分泌されたCRHは、
交感神経を活性化させ、副交感神経を抑制します。
これも、カラダを臨戦体制にするために、
交感神経はノルアドレナリンを分泌、
さらに、副腎の髄質というところを刺激し、
そこから、アドレナリンというホルモンを分泌させます。
アドレナリンやノルアドレナリンは、コルチゾールと同様、血糖値を上げ、
心拍数を増やし、血管を収縮させて血圧を上げます。
このようにアルアドレナリン・アドレナリンは、お互いに協力しあって、
脳やカラダに活動態勢をとらせる働きをするのですが、
これも長く続くと、疲弊し、好ましい状態ではなくなります。
■ストレスによって妊娠しづらくなるメカニズムとして
不妊が先でも、ストレスが先でも、いずれにしても、
ストレスによって、妊娠しにくくなります。
今度は、どのようなメカニズムが考えられるのか、みてみることにしましょう。
ストレスを受けることで、
カラダを臨戦態勢にもっていく生体反応はこれまで述べた通りですが、
このホルモンの分泌経路をどこかで聞いたことがありませんか?
※ストレス時に活動態勢をとらせるホルモンの分泌経路
視床下部→〈CRH〉→下垂体→(ACTH)→副腎皮質
※毎周期の生殖機能を働かせるホルモンの分泌経路
視床下部→(GnRH)→下垂体→(FSH・LH)→卵巣
そうです、生殖ホルモンの分泌経路と司令塔は全く同じところなんです。
最終の標的は、副腎皮質か卵巣かで異なりますが、
司令塔は、全く同じ"視床下部−下垂体のコンビ"です。
平常時であれば、きとんと生殖機能をコントロールしているのですが、
過度のストレスが長引いてくると、
自分のカラダの緊急事態に対処する生体反応を最優先し、
生殖機能を含む他の日常的な生命活動が犠牲になってしまうのです。
要するに、ストレスへの対応で手一杯になって、
生殖ホルモンのコントロールがおろそかになってしまうということです。
自分のカラダのことで精一杯で、
子孫を残すための余裕がなくなってしまう、
ということが、言えるかも知れません。
その結果、生殖ホルモンがきちんと分泌されなくなって、
卵巣の反応も鈍くなり、
排卵障害、場合によっては無排卵になってしまうこともあります。
もう一方の自律神経ルートではどんな事態になっているのでしょう。
自律神経では、ストレスによって、
交感神経が活性化され、副交感神経が抑制されてしまいます。
その結果、血管が収縮されると、
血流が悪くなり、カラダが冷えやすくなります。
また、免疫革命等の多くの著書で注目されている免疫学者の安保先生は、
副交感神経が抑制されることで、
月経血が逆流し、子宮内膜症を起こし、
血流障害が長引くことで子宮筋腫が出来やすくなり、
さらには、顆粒球が多くなることで、
卵管に炎症を起こしやすくなると指摘されています。
いかがでしょうか?
ほとんどの不妊の原因のオンパレードと言った感じです。
まさに、ストレスは侮れません。
■とっても大切なストレス対策
不妊改善はカラダの面からだけでは、
片手落ちなのは明らかです。
こころの面、要するに、正しいストレス対策がとても大切です。
適度な飲酒を勧める専門家もいるようです。
ところが、酔っぱらうとストレスが紛れたような気分になりますが、
カラダは依然としてストレスを受け続けていることが最近の研究によって、
証明されています。
基本は、受けとめ方です。
★ストレスになるような受けとめ方をせず、
ストレスにならないような受けとめ方をする
例えば、私たちは、正しく努力すれば報われるという仕組みが、
カラダに叩き込まれています。
ところが、不妊の改善は、努力すれば報われるとは限らないものです。
要するに、いつ、妊娠するのかは、
人間はコントロールできるものではないということを知ることです。
頑張ることで好い結果を得られるとは限りません。
★夫婦間のオープンな関係をしっかりと維持する。
★患者の会などで同じ悩みを持つ人達と交流する。
※「ファインの会」
現在・過去・未来の不妊体験者を支援する会
http://j-fine.jp/
※「フィンレージの会」
不妊に悩む人・不妊の問題をかかえた人のための自助グループ
http://www5c.biglobe.ne.jp/~finrrage/
※「不育症友の会・ハートビートくらぶ」
習慣性流産に悩む人の会
http://www.heartbeatclub.jp/index.htm
★気功、ヨガ
★カフェインの過度の摂取を控える
★カラダと心の緊張をほぐす適度な運動
★現在の状況を正しく認識する・自分たちにあった選択肢を探す
やはり、自助努力です。
これに尽きます。
なにかに頼るのではなく、
自ら考え、行動することでストレスに負けないようになることです。
そのためには、正しい情報も必要ですし、
仲間が必要かも知れません。
この辺で終わりにします。
このテーマに関するご質問やご相談、体験談があれば、
是非ともメールにてお送り下さい。
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皆さんからの"心の悩み"をお聞かせ下さい
◆◇◆いでともみ先生の誌上カウンセリング◆◇◆
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あなたの今の悩みは医療では解決できない悩みかも知れません。
そうであれば、医療の助けを受ける前に、
カラダの"治療"を受ける前に、
心の"お手入れ"が必要ではないでしょうか?
ここでは、読者の皆さんからお寄せ頂いたご相談の中で、
そんな「心の悩み」に対して、
カウンセラーで、看護師であり、気功師でもある、
いでともみ先生にお答頂きます。
★ご相談内容
こんにちは、いでともみ先生 、
初めてメールします。
もう、「子供ができない」ということで、ボロボロです。
人生がまだ、続くことすら、つらく、明るい未来がみいだせません。
何かアドバイスがいただけたらとおもいます。
今現在32歳です。
18歳の秋ぐらいにダイエットをして、生理がとまってしまったのですが、
1年ぐらいほっておいた期間がありました。
それから、注射をして、生理を起こしクロミッドを処方していただいて、
何回かで生理がくるようになりました。
それから毎月生理はあったと思うのですが、
25歳の時、転職がきっかけで生理がこなかったので、
ルトラールを1回頂いたあと、また、順調にくるようになりました。
27歳の平成11年9月に婚約をきっかけにブライダルチェックをかねて、
産婦人科にいったところ、稀発性月経かもしれない。
ということで、クロミッド2錠を処方されました。
平成12年2月に結婚したのですが、
28歳、平成12年6月にソ頚ヘルニアで手術をすることになり
「子供は1年ぐらいまったほうがいいでしょう」といわれ、
産婦人科の先生に相談したところ、
「クロミッドを飲んでいる方が、
周期もきれいなので、飲んでいていいですよ」といわれのんでいました。
平成13年29歳の年になり、
そろそろ子供をと思いクロミッドを飲みながら、
産婦人科の先生にタイミングを教えてもらい1年ほどたったのですが、
妊娠にいたらず、下腹が張るようになったので、
平成14年30歳の9月に転医したところ、
「クロミッドを長期飲みつづけてはいけない」といわれ、ショックでした。
「飲んでいる方がタイミングがわかりやすいから」
というので飲んでいたのに...。
クロミッドを飲まないと卵胞は育ちません。
すごく、ショックでした。
「クロミッドに依存してしまったのかなー」
という先生の言葉に本当にショックで、
平成15年1月に1度人工授精をやったのですが、
妊娠できず、2月から、6月まではクロミッドをやめました。
いっこうに卵胞はそだってこず、生理もきません。
7月から9月までカンフマン療法をやったのですが、
途中で不正出血があり、やめました。
10月から2月までマカを飲んでみたり、
ツボ押しをしてみたり、色々ためしました。
「子供ができるまで、ずっと、薬をなまないといけないのか?
病院からはなれられないのか」と思うと不安とみじめでいっぱいになります。
平成16年3月に病院の先生の強い薦めもありヒュメゴンを打ちました。
おどろくほど早いペースで卵胞がそだち、タイミングです。
妊娠にいたらず、4月はまた、クロミッドを飲んだのですが、
卵胞が育ちませんでした。
ショック!!、ショック!!です。
以前はそだったのにー。
注射は時間もお金もかかり疲れ果てます。
それをこれからも続くのかと思うと、何も手につかなくないりました。
5月クロミッドをもういちど挑戦したところ、
そだってくれて、少しホットしました。
7月には1錠に減らしたけど、育ってくれて、喜んでいたのですが、
妊娠にはいたりませんでした。
9月までクロミッドを飲んで、9月1本だけヒュメゴンを打たれました。
10月お薬をお休みし、卵胞チェックにいったところ、
「排卵は終わっている」といわれ、
「薬なしで、排卵したー」と喜びもつかの間、体温が上がってきません。
2週間ほど様子をみたのですが、体温は上がらないのですが、
子宮内膜は12mmまで厚くなっているとのことで、
体温を上げないといつ生理になるか分からないので、
とりあえずプラノバアールを飲んで、 ただいま生理中です。
なんとなく「こうした方がいい」という先生の言葉を信じてきて、
いろんな治療をすればするほど無茶苦茶になっていくみたいで、
通院をやめたいのが本音なのですが、
生理がこないとまた、イライラもするし、
せめて、自力で生理がきてくれれば、
もう少しきらくになれたのにーと思います。
年齢がかさむにつれて、
病院なんかいかなければよかったーと後悔ばかりです。
生理不順の人でも、子供できているのに。
どんどん自分がみじめになり曲がってひがんでいく自分が情けないです。
「自分たちの家族がほしい」そんなに贅沢な悩みでしょうか?
不妊治療、その治療は本当に治療なのでしょうか?
治療というのは治る、治すものだと思うのですが、
これをすれば治るというものでもなく、
ただ、無常に時間とお金がかかり、不安と焦りばかりが、募っていきます。
そして、先生に投げかけた質問も、
「そんなこともあります」、「はっきりわかりません」というのも多く、
私はこの5年何をやってきたのか、
そして、何を信じればいいのかわからず、
そして、いつもいつも生理と通院の日程をきにして、
誘発剤やピルを飲んでは体調不良になり寝込んでばかりで、
本当にこんな生活がいつまで続くのか何もかもが嫌になり、
未来までも、暗くかんがえてしまいます。
★いで先生から
今まで、随分と頑張ってきましたね。
色々と長い事治療を続け、
その成果が出ずに辛い思いをずっとしてきたのでしょう。
言葉では言い尽くせない思いがきっと募っていると思います。
是非とも、このメルマガのバックナンバーから、
http://backno.mag2.com/reader/Back?id=0000116311
2004/11/09に配信された77号の"誤解や思い込みが悩みを増幅する"
という記事をよく読んでみて下さい!
きっと、治療を通して疑問に思ったことや悩んだことが、
すっきりするヒントが見つかると思いますよ。
神様はホントに、色々な試練を私たちに与えるものだと思います。
ひとつ何かいい事があれば、思い通りにいかないこともある。
今日まで幸せだったのに、突然辛い事がやってきたり・・・と、
皆、何かしら悩みを抱えて暮らしている。
その中で幸せを掴むには、
自分自身で一生懸命幸せ探しをしていくことしか、
人生を笑って生きる方法がないかもしれません。
子供がなかなか出来ない・・・、というのは、
女にとって本当に痛いことだと思います。
そして、日々努力をしていても、
こればかりは本当に人間の思う通りにはいかないものだということを、
いつも思い知らされます。
例え、何も悪いところがなくても子供が授からない夫婦もいます。
そして、子供がいても幸せでない人もいます。
それぞれ、様々な問題を抱えて、生きています。
でも、皆、一生懸命あなたのように頑張って生活しているのです。
人間って、すごいですね。
皆、幸せを求めて努力しているんだもの。
あなたもすごく頑張りましたね。
だから・・・、ちょっと、一息ついてもいいのではないでしょうか?
ご主人は何て言ってますか?
一人で抱えずにちゃんとご主人と分かち合えていますか?
あなたはひとりではないはずです。
これは、夫婦の問題なのだから。
色々やってきたことを一度、クリアーにして、
まっさらな状態になって整理してみませんか?
今、一番、必要なこと・・・、
必要な治療・・・、
必要な人・・・、
必要な自分の心のあり方・・・。
今までの経験を踏まえて、ご主人と考えてみてください。
そして、少しずつでもいいから楽しい時間を作る努力をして、
自分の小さな幸せを見つけて下さい。
今度は今までのあなたの頑張りを違う方に向けていくのです。
体と心は繋がっています。
心が悲鳴をあげていれば体も悲鳴をあげるのです。
体ばかりいくら治療しても、心が元気でなければ人間は健康にはなれません。
今度は心を見つめてください。
どちらか一方ではなく、心と体があって、ひとりの人間なのです。
そして、どうか・・・、自分を責めないで、愛してあげてくださいね。
今まで、長い事努力してきたあなたの強さは、とてもすごいものです。
でも、心と体はとっても疲れているはず。
心と体を休ませることも、大切な治療だと思います。
今はもっと心に栄養をあげて、
そして、夫婦でこれからを相談してみませんか?
★コラム いで先生の「気功的生活のすすめ」です。
http://www.akanbou.com/column/main.html
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イベント・セミナー情報
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■婦人科・泌尿器科不妊治療セミナー???
日 時:平成16年12月11日(土)午後1時45分から午後4時半
場 所:横浜市横浜情報文化情文ホール
テーマ :婦人科・泌尿器科不妊治療専門医による不妊治療合同セミナー
講演者 :池田万里郎(横浜市立大学医学部附属病院婦人科部長)
斎藤和男(横浜市立大学医学部附属病院泌尿器科担当部長)
費 用:無料、先着200名。
主 催:横浜市立大学医学部附属病院総合医療センター
問合せ :同病院庶務課経営企画係(TEL:045-253-5305)へ
※開催場所はこちら
http://www.idec.or.jp/shisetsu/s6-jouhou.php4?f=jouhou/1-gaiyou.htm
------Q&A-----------------------------------------------------------
Q&A 皆さんからのご質問やご相談をお寄せ下さい。
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★Q&Aトップ
http://www.akanbou.com/qa/main.html
★ご質問・ご相談専用フォーム
http://www.akanbou.com/qa/form.html
----Congratulation!-------------------------------------------------
読者の皆さんからの妊娠報告をお待ちしています!
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★妊娠報告トップ
http://www.akanbou.com/houhoku/main.html
★妊娠報告専用フォーム
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■編集後記
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人間のカラダの調整をつかさどっているホルモンは、
絶妙なハーモニーでもって分泌されているようで、
その精緻さは、驚かされるばかりです。
そんなホルモンの分泌バランスが崩れたからといって、
経験の乏しい医師が、患者のカラダや心の状態をろくに診もせずに、
安易にマニュアル通りのホルモン剤を処方し続けることで、
かえって、ホルモン環境を悪化させ、泥沼にはまってしまったという悩みは、
とってもたくさん寄せられています。
本当に多いです。
それほどに、本来の自律的な自然のホルモン環境を、
人為的に復元するのは、なかなかに難しいものがあるのでしょう。
ですから、排卵障害や無排卵で、
どうしても自力では難しい、治療が必要であるとなったら、
力量のある専門医にかかること、これは、絶対、です。
医師によって、全然、違ってきます。
そのために真剣に良い医師を探すことです。
これまでの人間関係や情報、嗅覚を総動員して、です。
結局、力がなく、無責任な医師を選んだことは、
その人に医師を選ぶ力がなかったことになるのです。
これ、本当に大切です。
私たちは、これも、"不必要な苦しみ"だと思っています。
それにしても、医療機関の情報が全く開示されてない現状では、
しょうもない医師が自然淘汰されるのはまだまだ先のようですね。
ここは、本当に自分の"目"を頼りに探すしかないのです。
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http://backno.mag2.com/reader/Back?id=0000116311
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妊娠しやすいカラダづくり No.082
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【発 行】 株式会社ライフケアマネージメント内
[妊娠しやすいカラダづくりプロジェクト]
【編 集】 細川忠宏
【監 修】 荻田浩司(内科医・医学博士)
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