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□■□■□ 2005年2月5日発行
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□■□■□ ◆妊娠しやすいカラダづくり◆
◇◆◇◆◇ 《毎週土曜日配信》
■□■□■ VOL.090
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みなさん、こんにちは。
"妊娠しやすいカラダづくり"メールマガジン版です。
いつもお読み下さってありがとうございます。
寒い日が続きます。
前々回に半身浴の読書をお勧めしましたが、
京都のIさんから、部分浴である"足浴"についてのメールを頂きました、
ご紹介します。
〈引用ここから〉
仕事柄(販売職)、日中は立ちっぱなしなので、
脚がむくんだり、疲れは脚から来ます。
おまけに冷え性なので、足が冷たくて、眠れないことも度々あります。
そんな私に、今年の冬からはじめた足浴がとっても効果的なんです。
毎晩、帰宅してから、洗面器2つとポットに熱湯を用意、
テレビをみながらの足つけるだけ。
とっても快適です。
お湯が冷めればポットのお湯を足します。
むくみや冷えが改善するだけでなく、
とにかく、気持ちが良くて、とってもリラックスできるので、
欠かせなくなりました。
そして、なんと、なんと、、、、、
不順気味だった月経も順調になってきたのには驚きました。
絶対にお勧めです!
〈引用ここまで〉
足浴は本当に気持ちいいですよね。
足だけでなく、全身の血行が良くなるようです。
ちょっとした生活習慣で、大きな改善効果が得られるものなんですね。
他にも"ちょっとした生活習慣"の恩恵を感じている方がおられましたら、
是非とも、教えて下さい。メールお待ちしています!
info@akanbou.com
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★今週の更新情報★
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2005年2月5日
妊娠への5つのステップ
Step2 妊娠の可能性を最大にする夫婦関係
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いつも、皆さんから多くの不妊の悩みについてのメールを頂きます。
そんなメールを読ませて頂いていて、
最近、つくづく、思うことがあります。
それは、"不妊の悩み"というのは、
よくよく、お聞きしていると、
"これだけ、頑張っているのに結果が出ない"ことの辛さが、
根底にあるように思うのです。
そこで、不妊の改善というのは、
時として、頑張ることがマイナスになることが多いのではないか、
そんなふうに思うようになりました。
そう考えると、「頑張って!」とか、
「頑張ろうね!」、「頑張って下さい!」とか、
多分、何気なく、励ましたり、励ましあったりするのでしょうが、
不妊というものは、"頑張って"克服するものだという感覚は、
実は、とんでもなく、傲慢な勘違いなのではないでしょうか。
その辺りのことをいろいろと考えてみました。
━[コラム]━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
一体、何を頑張るの?
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世に出回っている不妊関連の書籍にしろ、サイトにしろ、
"頑張って!"という言葉をよくみかけます。
一体、何を"頑張れ"というのでしょうか?
私(細川)は、これほど、無責任な言葉はないと思っています。
よくよく考えてみると、
何を頑張ればよいのかよく分からない、
というケースが多いように思うからです。
もっと、感情的に言うと、
頑張って妊娠出来るものならば誰も苦労などしない、
ということになるでしょうか。
頑張りたいのは、やまやまなんだけど、
頑張れないというか、
何を頑張っていいのか、
さっぱり分からないのが本当のところなのです。
実は、これは、不妊というものの特徴的なところを、
見事にあらわしているようにも思います。
何が原因でそれまで妊娠しなかったのか、よく分からない、
そして、原因がよく分からないのですから、
どうすれば確実に妊娠出来るのか、もっと分からない訳です。
要するに、ほとんどのケースは、どうしようもないということです。
あ、くれぐれも、"どうしようもない"ということに、
慌てて、悲観しないで下さい。
どうしようもないということは、
決して、妊娠できないと言っているのではなく、
今、確実に妊娠するためには何をすれば良いのかが、
分からないということで、
統計的に言うと、それでも、皆さん、いつかは妊娠されているのです。
ちょっと、話しがややこしくなってきました。
不妊症と言われるほとんどのケース、
感覚的に言うと、70〜80%くらいでしょうか、
なぜ、妊娠しないのかよく分からない、
そして、どうすれば、妊娠出来るのかが分からない夫婦に向かって、
"頑張れ!"はないでしょう!
ということを言いたかったのです。
そもそも、頑張るということを辞書で調べてみると、
困難にめげないで、我慢してやりぬく、とあります。
頑張って、排卵し、着床させるものでしょうか?
もしくは、頑張れば、排卵し、着床するものなのでしょうか?
出産というものは、痛みという困難にめげないで、
我慢してやりぬかないといけない、
すなわち、頑張らないといけないのでしょうけど、
妊娠までの一連のプロセスは、
なんら、頑張る必要はありません。
よく、子づくりを頑張って!と言うのは、
皮肉っぽく言っているだけであって、
もしも、愛するパートナーとのセックスが、
"困難にめげずに、我慢してやりぬく"ものであるならば、
不妊とは全く別の問題が夫婦間にあるということになります。
もしも、不妊治療を受けなければ妊娠出来ないことが判明した夫婦に対して、
恥ずかしい思いをしたり、屈辱的な思いをするかもしれないし、
カラダに痛みや負担を伴い、お金もかかる、
そんな不妊治療を、"困難にめげずに、我慢してやりぬいて"!
という励ましであるならば、よく分かります。
ところが、誤解を恐れずに言えば、
"頑張れ"という励ましは、なんの励ましにもならず、
それどころか、間違った頑張りが、
ちょっとした悲劇を招いてしまっているように思えてなりません。
【弊害その1】
"頑張って"タイミングを狙うばかりに、
セックスが月に1日のみになり、セックスが義務化し、
夫婦間に溝が出来てしまった。
【弊害その2】
"頑張って"不妊に関する勉強したが、
現実はその通りにいかないことにストレスが増大してしまった。
【弊害その3】
排卵がきちんとあるにもかかわらず、
"頑張って"排卵誘発剤を飲み、
さらに、"頑張って"強い作用の薬を飲み続けたところ、
かえって、サイクルが乱れ、排卵しにくくなってしまった。
【弊害その4】
"頑張れ"ば、当然、報われると信じていたので、
頑張れば頑張るほど、生理が来た時の落胆が大きくなり、
ストレスが増大し、妊娠どころではなくなった。
いかがでしょうか?
あなたを悩ませている正体が徐々にみえてきたでしょうか?
まずは、"頑張る"ということは、
必ず、その次に"報われる"という言葉がくるものです。
私たちは、頑張れば、必ずや、報われるという方程式が、
カラダに刷り込まれています。
ところが、妊娠するということは、
何も問題のないカップルの自然妊娠にしろ、
不妊治療による妊娠にしろ、
成功率は、数パーセントから20数パーセントなのです。
1周期あたりで見ると、ほとんどは妊娠しないのです。
"報われない"場合のほうが多いのです。
生殖活動というものは、ある意味、私たちの努力や頑張りとは、
別の次元で進行しているもののようです。
心臓の動きを止めたりといった内臓の動きは、
自分のカラダであっても、自在にはなりません。
同様に、生殖ホルモンが規則正しい生殖サイクルを作り出し、
卵巣や子宮、はたまた、精巣の働きを支配しながら、
卵や精子を育み、出会わせ、生命を生み出すプロセスは、
私たちの意志や力ではコントロールできない世界です。
内分泌(ホルモン)や自律神経が支配する世界、
それは、私たちの意識の世界ではない無意識の世界であると言えます。
ということは、意識の世界で頑張るよりも、
意識の世界から、無意識の世界に働きかけることです。
その窓口になるのが、
カラダのリズムやバランスを整えること、
すなわち、私たちの推奨する、
"妊娠しやすいカラダづくり"に他なりません。
━[投稿記事]━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
仕事を続けながらの不妊治療は可能ですか?
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今回は、不妊治療と仕事の両立というテーマについてのメールです。
皆さんのご意見や体験をお寄せいただければと思います。
Yさんからのメールです。
------〈引用ここから〉----------------------------------------------
〈中略〉
不妊クリニックの先生に、
本当に子供が欲しければ、仕事をやめなさい、
仕事を続けながら、子供もなんて、我がままだとのこと。
仕事をやめてみることも考えていますが、
やめても、妊娠できずに、
今の仕事まで失ってしまうのも怖いという思もあり、
悩んでしまいます。
〈中略〉
------〈引用ここまで〉----------------------------------------------
仕事を続けながら、
不妊治療を受けている方も多いでしょう。
また、治療のために仕事をやめたという方も少なくないでしょう。
それぞれに状況は異なるとは思いますが、
仕事と不妊治療というテーマで、
皆さんのご意見や体験談をお寄せ下さい。
━[Q&A]━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
皆さんからの"悩み"をお聞かせ下さい
◆◇◆誌上カウンセリング◆◇◆
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あなたの今の悩みは医療では解決できない悩みかも知れません。
そうであれば、医療の助けを受ける前に、
カラダの"治療"を受ける前に、
心の"お手入れ"が必要ではないでしょうか?
--------[ご相談内容]----------------------------------------------
30才の女性です。
これまで、日本で不妊治療を受けてきました。
人工授精までですが、
未だ妊娠には至っていません。
そんなところへ、
この6月より主人が海外へ転勤することになりました。
海外では日本にいる時のように、
不妊治療を続けることが出来なくなるのではと、
悩んでいます。
------------------[編集室より皆さんへのお願い]--------------------
海外に在住の読者の皆さんからのアドバイスやご意見をお待ちしています!
--------------------------------------------------------------------
海外にお住まいの読者の皆さんのアドバイスをメールにてお送り下さい。
info@akanbou.com
もちろん、国や地域によって、
環境は全く異なるかとは思いますが、
皆さんがお住まいの国で、
異国に暮らす日本人が、不妊改善に取り組んだり、
不妊治療を受ける環境は、どのようなものなのでしょうか?
それぞれに苦労や悩みもあるかと思います。
皆さんの経験を通した、情報なり、アドバイスをお寄せ頂ければと思います。
また、現在は日本でお住まいの方でも、
過去に、海外で生活し、
不妊改善や不妊治療に取り組んだ経験をお持ちの方でももちろん結構です。
是非とも、ご協力をお願いいたします。
━━━━━[Q&A]━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
Q&A 皆さんからのご質問やご相談をお寄せ下さい。
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読者の皆さんからの妊娠報告をお待ちしています!
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━━━━━[サプリメント]━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
あなたに相応しい不妊改善のためのサプリメントをアドバイスいたします
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現在の状況を出来るだけ詳しくお書き下さい。適切なサプリメントの摂取プ
ランをご提案させて頂きます。それぞれのご予算に応じたプランニングです。
ご利用を通してフォロローさせて頂きます。
http://www.nature-g.com
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■編集後記
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最近、嬉しいことに、妊娠を知らせてくれるメールが増えています。
もしかしたら、年末年始の長期休暇で、
夫婦でリラックスした時間をもてたからでしょうか?
それほどに気持ちの状態は生殖のメカニズムに影響を及ぼします。
どうやら、精神状態も無意識の世界への窓口の1つのようですね。
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妊娠しやすいカラダづくり No.090
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【発 行】 株式会社ライフケアマネジメント内
[妊娠しやすいカラダづくりプロジェクト]
【編 集】 細川忠宏(不妊カウンセリング学会所属)
【監 修】 荻田浩司(内科医・医学博士)
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