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VOL.103 ビタミンEの摂取には戦略が必要

2005年05月07日

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           妊娠しやすいカラダづくり 
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 2005/5/7 #103  
━不妊に悩むカップルを応援します!━━━━━━━━━━━━━━━━━                
http://www.akanbou.com
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みなさん、こんにちは。
いつもお読み下さってありがとうございます。

ゴールデンウィークも終わろうとしています。
皆さんのGWはいかがでしたでしょうか?

続々とメールを頂いています。
その中からKさんからのメールをご紹介しましょう。

---[メール引用ここから]-------------------------------------------

〈中略〉

GWは、夫と世界遺産の熊野古道を歩いてきました。
自然の中でリラックスでき、とっても仲良く、たくさん仲良くできました☆
この人との子供を授かりたいという純粋な願いが、
改めて強くなった旅でした。

〈中略〉

---[メール引用ここまで]-------------------------------------------

うらやましい限りです〜〜。

"仲良きことは美しき哉(かな)"ですね。

ところで、旅行から帰っても仲良くしてほしいものです。
というのは、お互いに仲良くすること、カラダに触れることは、
ストレスを解消し、ホルモンの分泌を活発にする効果があるそうですから。
http://allabout.co.jp/children/sterility/closeup/CU20050501A/index.htm

オールアバウトの不妊治療の最新のガイド記事、
「夫婦で楽しむボディタッチ」によりますと、
とにかく、お互いのカラダに触れることは、
妊娠のためには、とっても有効に働くようです。

お互いのカラダに触れるのは、
夜の"その時"だけなんてカップルがいれば、
日頃から"ボディタッチ"の機会を増やしたいものです。

えっ、気持悪い?

おっしゃる通り!、いきなりは照れますかね。

そんなご夫婦のために、
池上氏は、"愛が深まるマッサージ法"を推奨されています。
そして、妊娠に効くツボも指南してくれています。

これは良さそうです。

今晩から、早速、実践してみましょう。

今週は、毎日更新でした。

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            ★今週の更新情報★
  http://www.akanbou.com
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2005年5月5日 最新ニュース
着床にかかわるたんぱく質を発見
http://www.akanbou.com/news/news.050501.html
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2005年5月4日 新着ニュース
性経験のある高校生の1割がクラミジアに感染
http://www.akanbou.com/news/news.050401.html
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2005年5月3日 Q&A
主人が自律神経失調症で
http://www.akanbou.com/qa/qa.2005050301.html
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2005年5月2日 新着ニュース
妊婦のリスクを自己診断する評価表
http://www.akanbou.com/news/news.050201.html
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2005年5月1日 妊娠報告
4回目のIVFで
http://www.akanbou.com/houhoku/houkoku-2005050101.html
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上記の記事についてのご質問等は、下記のアドレス宛お寄せ下さい。
news-master@akanbou.com


━[連載コラム]━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

        気 功 的 生 活 の す す め

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★気功的生活のすすめ、再スタートします!

多くの読者の皆さんからのご要望にお応えして、
いでともみ先生の「気功的生活のすすめ」を再開します。

ここで改めて、いでともに先生をご紹介させて頂きます。

いでともみ先生は、気功師であるとともに、
看護師、カウンセラーでもあります。

人の心理に興味を持ち、
現代催眠をベースにしたカウンセリング法を学ばれ、
実際に心の病を勉強するため准看護師の資格を取得後、
精神科病院にて6年勤務されました。
また、八卦循導気功を元にした気功外気療法・指導法を修得され、
心と体のバランスやゆとりの大切さを基本にしたセラピーを、
目指しておられます。

★気功とは自分の心やカラダに働きかけること

なかなか妊娠しない、しづらいことに悩んでいる方の中には、
いったい、何をどうすれば良いのか、分からなくなって、
行き詰まりを感じている方もおられるかもしれません。
そんな悩みを打ち明けるメールも多く頂きます。

ところが、、皆さんが思っているほど、
皆さんは無力ではありません。

ただ、気がついていないだけ、有効な方法が分からないだけ、
ということかもしれません。

心やカラダのちょっとした変化は、
妊娠しやすさに大きく影響を及すものです。

自分のことは自分が一番よく分かっていますから、
自分で、自分の心やカラダに働きかけることが、
どんな名医や薬よりも効果的であるはず。

にもかかわらず、自分の心とカラダでありながら、
自分の思うようにいかないのもまた、現実というもの。

もしも、自分の心とカラダに適切に働きかける方法を、
身につけることが出来るのならば、こんな素晴らしいことはありません。

そんな実践的方法論が"気功"です。
少しでもお役に立てればと願うばかりです。

━[気功的生活のすすめ]━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

         第23回 今、なぜ、気功なの? 
 
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http://www.akanbou.com/column/kikou-top.html

すっかり暖かい季節になりました。

空を仰ぎ、外を歩いても気持ちがいいものです。
ここで、窓を開けて、ぜひ皆さんに気功をおすすめしたいものです。

これまでも気功についてのお話をしてきましたが、
今回からもう少し詳しく私の経験を含めて、
何故、気功が心と体に良いのかをお伝え出来ればと思います。
 
私が気功を始めたのは、心身共に疲れ、体を壊したことがきっかけでした。
原因不明の症状にすっかりやつれた私がそこで出会ったのが、
気功だったのです。

強い心と体がほしい・・・と、
その時の私は藁をも掴む思いでした。

そして、気功との付き合いが始まったのです。
こんなに自分が気功を続けていけるとは、
その当初は思ってもみませんでしたけど。

気功の何が私によかったのか? 

それは今まで見過ごしてきた大事なものを思い出し、改めて考え、
自分という人間の色々な面に気が付くきっかけを、
与えてくれたことでしょう。

今まで見過ごしてた大切なことを考える時間を気功から貰えたのです。
それは、とても大きなことで自分を強くしてくれました。

簡単に出来そうでいて難しい事・・・、
それが自分の力で、
自分の心と体をケアするということだと、
実感したのです。

それからは、体をもっと感じてケアするようになり、
大切にするようになったことで、
鈍感になっていた機能を目覚めさせることが出来たのです。
自分がどれだけ体を酷使し、
その悲鳴に耳を貸すことも出来ずにいたのか...、
倒れるまで気づこうとしていませんでした。

自分の体が本来あるべき機能を出せずに故障を繰り返す前に、
その信号を感じる事の大切さ。

そして、今の自分とちゃんと向き合う勇気が私を元気にしてくれました。

自分の体を作り、機能しているのはちゃんと色々な臓器があるから。
そのことを意識することの出来る気功は、
自分の体を感じ、ケアすることが出来ます。

私はたまたま気功を通して色々なことを学ぶことが出来ました。
まだ、きっかけがなく、もし悩んでいる方がいるとしたら、
ぜひ、気功も試してみてください。

そこから、本当に必要なものが見つかるかもしれません。

次回の「気功的生活のすすめ」は、5月20日配信号の予定です。
そこで、気功の効果についてお話していきたいと思います。

■いで先生へのご感想やご意見はメールでどうぞ。
news-master@akanbou.com


━<今日から実践できる妊娠術>━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

         "妊カラ"ウィークリー【2】

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"妊カラ"ウィークリーです。

早速、たくさんのメールが寄せられています。
ご希望頂いたテーマは順に取り上げていきたいと思っています。

前回は、グレープフルーツについてお話しましたが、
では、どんな果物を食べると妊娠しやすくなりますか?
そんなメールも何通かもらいました。

果物にしろ、何にしろ、○○を取れば妊娠する!
なんて、"単純な図式"は、とっても耳に入りやすいですからね。
健康番組が人気があるのも、全て"単純な図式"だからだと思います。

ところが、妊娠に至るプロセスでは、たくさんの要素が存在していて、
全体としてそのプロセスが進むというメカニズムになっている訳で、
なおかつ、それらの細部に至るまで完璧に把握出来ていないのですから、
なかなか、単純な図式にするのは容易ではありません。

もしも、まことしやかに言われているとすれば、
おそらくは、"幻想"と思って間違いありませんから、
要注意!といったところでしょうか。

逆に、妊娠にとって、悪影響を及す食品や嗜好品は明確になっています。
タバコや過度のアルコールやコーヒー等のカフェイン、
また、一部の薬物の服用も妊娠しにくくさせることが判明しています。

この"妊カラ"ウィークリーでは、決して、"幻想"に逃げることなく、
なんとか、役に立てる妊娠術をひも解ければ、と考えています。

ということで、前置きが長くなりましたが、
今回のテーマは、生殖ビタミンと言われてる"ビタミンE"です。

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        ビタミンEの摂取には戦略が必要です

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■生殖ビタミン

ビタミンEが生殖に関わる栄養素であることは疑う余地はありません。
ビタミンEの不足は、男性にとっても、女性にとっても、
生殖能力を低下させてしまいます。

そもそも、ビタミンEはラットの生殖因子として発見された経緯があり、
まずは、生殖ビタミンとして知られるようになりました。
因みにビタミンEの化学名である"トコフェロール"は、
「子供を生ませる」という意味なのです。

ビタミンEは、末梢血管を拡張して血行を良くし、
自律神経の調子を整える働きがあります。
肩こりや冷え性などに効果的であると言われるゆえんです。

そして、下垂体に働きかけて女性ホルモンの分泌を促し、
卵巣動脈の血行が良くすることから、女性の生殖能力を高めたり、
男性がEを摂取することで、精子数が増えたり、運動率がアップします。

不妊治療との併用も効果的であるというデータも豊富です。

■ビタミンEは戦略的に摂取しなければ効果が期待できない

ただ、誤解しないで頂きたいのは、
だからと言って、男性も女性も、
ビタミンEの欠乏が原因で不妊症になることは、
現代に日本では、到底、考えにくいということです。

ということは、ビタミンEの摂取によって生殖能力を高めるためには、
ただ、無闇にビタミンEをとれば良いということではないのです。

生殖能力を高めるためには、
ビタミンEを戦略的に摂取する必要があるということです。

■ビタミンEについて知っておくべきこと

★化合物としてのビタミンEファミリー

ビタミンEは、他のビタミンに比べてとても特殊なビタミンです。
それは、他のビタミンとは異なり、
ビタミンEは8種類の化合物から成り立っているのです。
4種類のトコフェロールと4種類のトコトリエノールです。

★天然と合成の違い

また、天然と合成の違いも他のビタミンに比べて大きいのです。

自然界に存在するα−トコフェロール(トコフェロールの一種)は、
単一の化合物ですが、
合成のそれは、8つの異なるタイプの混合物なのです。

■戦略的摂取法

上記の通り、一口にビタミンEと言っても、
さまざまな形態があることから、有効に活用するためには、
戦略的に摂取する必要があるのです。

食べ物から摂取するにしても、
サプリメントや医薬品で摂取するにしても、
ただ、ビタミンEを摂取すれば良いというものではないのです。

なぜなら、天然で、8種類のビタミンE化合物が全て揃った形態が、
最もビタミンEとしての働きが活性させることが、
明かになっているからです。

反対に合成、もしくは、天然であっても、
α−トコフェロール単体のビタミンEの食物やサプリメントは、
体内での有効な活用度は低いとされています。

さらに、そんなサプリメントを長期間に渡って摂取すれば、
カラダに悪影響を及ぼすことさえあるという、
そんな疫学調査の結果も出ています。

それらを踏まえた上で、
具体的な摂取方法を考えます。

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食事から摂取する
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ビタミンEは脂溶性で、自然界では植物によって作られます。
ですから、植物性脂肪の多い食物になります。

・植物油
・ナッツ類
・豆類、穀類
・緑黄色野菜

普段から、バランスの良い食事を心掛けていれば、
ちゃんとビタミンEを摂取することは可能です。

その上で、生殖能力を高めるという観点から、
ビタミンEを有効に摂取するためには、

まずは、植物油ですが、
本来は、ビタミンEの宝庫なのですが、
製品として加工する際に、においや味、見た目を良くするために、
加熱した油を真空下で蒸気に通すことで、
揮発成分や臭気を抜き取ります。
その時にほとんどのビタミンEは一緒に除外されるのです。
実はこれを利用してサプリメントの原料にしています。

このように製品として買ってきた植物油には、
どれだけのビタミンEが含まれているのか定かではありません。

総合的には、ナッツ類です。
食品からのビタミンEの最高の供給源になります。

ナッツにはたくさんの脂肪が含まれることから、
敬遠される方も多いようですが、
ナッツ類に含まれる脂肪のほとんどは、
一価の不飽和脂肪酸で、"よい脂肪"です。

ナッツ類でお勧めしたいのが、アーモンドとピスタチオです。
目安は1日に10粒です。

おやつやサラダのトッピング、料理のソースとして、
毎日、積極的に食べるようにしましょう。

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サプリメントで摂取する
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サプリメントの選択には慎重にならざるを得ません。
なぜなら、流通しているビタミンEのサプリメントは、
ほとんどが、α−トコフェロール単体しか含んでいないからです。

8種類の成分の中で、最も活性が高いからなのですが、
いまや、8種類の化合物が全て揃った状態にはなかわないことが、
判明しています。

自然界に存在するビタミンEの形態は、
8種類の化合物です。
単体のみのサプリメントは不自然な形態ですし、
よって、長期の摂取はお勧めできません。

天然の状態の複合体のビタミンEのサプリメントとしてお勧め出来るのは、
小麦胚芽油です。
小麦胚芽油は、その名の通り、小麦胚芽から抽出されるもので、
トコフェロールとトコトリエノールをトータルで摂取することが可能です。

【結 論】

生殖能力の向上を目的としたビタミンEの摂取方法は、
バランスの良い食事を心掛けることに加えて、
1日に10粒を目安にアーモンド、ピスタチオを食べるのが良い。

また、サプリメントとして摂取する場合は、
α−トコフェロール単体しか含まないものではなく、
自然界に存在する8種類全ての成分を含むものを選ぶと良い。

牛乳で飲んだり、毎日、決まった時間帯に飲むとより有効です。

★お勧めするサプリメント

●小麦胚芽油
小麦胚芽から抽出した天然の植物油
http://www.nature-g.com/shohin/nisshin/01.html

●ビタミンEコンプリート8
天然の8種類の成分を全てカプセルに規格化した最高品質
http://www.nature-g.com/shohin/member/04.html


■<今日からできる妊娠術>"妊カラ"ウィークリーへ、
 ご質問やご要望は、どしどしお寄せ下さい。
news-master@akanbou.com


━[不妊に関するご相談は]━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
人には聞けない不妊の悩み 専門家がお答します
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あなたに相応しいサプリメントとその使い方をご提案します
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http://www.nature-g.com/funin/supple.html
http://www.nature-g.com/query/index.html

━[妊娠報告をお願いします]━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
皆さんからの妊娠報告をお待ちしています
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http://www.akanbou.com/houhoku/main.html

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■編集後記 
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ビタミンEの摂取で誤解しないで頂きたいのですが、
ナッツ類以外は、どうでも良い訳ではありません。
穀類や豆類、緑黄色野菜も万遍なく食べることが大切です。

それらには、ビタミンEとの相乗効果を高めるさまざまな成分を含みます。

ビタミンEの摂取という観点からのナッツ類です。

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妊娠しやすいカラダづくり No.103
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http://backno.mag2.com/reader/Back?id=0000116311
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【発 行】 株式会社ライフケアマネジメント内
      [妊娠しやすいカラダづくりプロジェクト]
【発行責任者】細川忠宏(不妊カウンセリング学会所属)
【編 集】 酒井奈緒
【監 修】  荻田浩司(内科医・医学博士)
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