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妊娠しやすいカラダづくり
［メルマガ版毎週土曜日配信］
2005/10/22 #128
━不妊に悩むカップルを応援します！━━━━━━━━━━━━━━━━━
http://www.akanbou.com
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このメールマガジンは、不妊に悩むカップルが、悩みを克服するために、
二人で話し合い、考えるうえでの道筋を整理したり、
自分たちで答えを出すためのヒントになるような、
そんな不妊に関する様々な情報を、出来る限り客観的な視点で提供します。
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みなさん、こんにちは。
いつもお読み下さってありがとうございます。
サイト版「妊娠しやすいカラダづくり」の更新情報です。
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★今週の更新情報★
http://www.akanbou.com
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2005年10月25日 最新ニュース
腸管子宮内膜症の腹腔鏡手術後の妊娠率
http://www.akanbou.com/news/news.2005102501.html
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上記の記事についてのご質問等は、下記のアドレス宛お寄せ下さい。
news-master@akanbou.com
事務局からのお知らせです。
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★妊カラニュース★
20051022
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★妊娠しやすいカラダづくりのための「気功教室」スタートしました
http://www.akanbou.com/kikouclass/top.html
私たちの初めてのセミナー企画ということで、
いろいろ不安もありましたが、10/22、10/29と２回の教室が終了しました。
参加された皆さんからは、とても高い評価を頂いたようで、
少し、ホッとしています。
参加された方、全員が気功は全く初めてということでしたが、
スムーズに入っていけたようで、参加者アンケートでは、
「気持ちと身体がとってもスッキリした」、
「とてもゆったりとした時間を過ごすことができた」、
という声が多かったようです。
また、いろいろな意見やご要望も頂いていますので、
参考にさせて頂きながらよりよいプログラムにしていきたいと思っています。
サイトに教室のレポート記事も予定しています。
★Ｑ＆Ａの回答者にFine代表の松本亜樹子さんに加わって頂きました
http://www.akanbou.com/qa/main.html
不妊体験者を支援するセルフサポートグループ、
ＮＰＯ法人Fine（ファイン）の代表でいらっしゃる松本亜樹子さんに、
"同じ立場の仲間"からの視点でもって、回答、アドバイス頂きます。
最近、Ｑ＆Ａには大変な数のご相談が寄せられていて、
内容やテーマも多岐に渡っております。
サイトでもご紹介させて頂いていますが、松本亜樹子さんは、
「ひとりじゃないよ！不妊治療〜明るく乗り切るコツ、教えます！」の、
著者でもいらっしゃいます。
この本は、不妊に悩んだ人にしか分からないきめの細やかさがあって、
かつ、実際的、実用的情報があって、
そして、心に寄り添う暖かさがあります。
いろいろな不妊関連の本がありますが、
皆さんにも、是非とも購読をお勧めしたい、そんな本です。
本を手にとって頂くと分かりますが、
私たちも、一発で、松本さんのファンになってしまい、
たってのお願いで、Ｑ＆Ａの回答陣に加わって頂きました。
皆さんから頂いたメールをご紹介します。
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★読者の皆さんからのメール★
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Vol.126のコラム「環境中の有害な物質について考える」で取り上げた、
"デトックス"についてのメールを頂きました。
http://www.akanbou.com/column/main.html
世は、"デトックス"ブームですが、
身体に備わっている排泄機能を高めることが大切だと述べました。
---（ここからメール引用）-------------------------------------------
（中略）
昔、不妊治療をして、薬や注射で体が侵されていく危機感を感じながら、
子供をこの手に抱きたいという希望が強く、
ふつふつと沸いてくる疑問に蓋をしながらの治療でしたが、
結局、終わりの無いトンネルに疲れ果ててしまった経験があり、
今は基本的な体作りをして、自然妊娠を期待しているところです。
でも、様々な情報の中で、
サプリやら、豆乳・クレープフルーツなどの効果を信じ込んで、
飲み忘れると「罪」を感じたりして、
精神的に局所しか見れなくなっていく毎日に、
このメルマガは風穴をあけてくれています。
私はやっぱり冷え性で、今朝は温暖な岡山も冷え込んでいたので、
以前から気になっていた「岩盤浴」に行ってきました。
小学生の頃、プールサイドのコンクリートの上に、
ねっころがったような感覚でした。
繰り返しねっころがってると体の芯まで暖まっていくのが分かりました。
噂どおり、すごく汗をかきます。
でも、「この汗は「体のリンス」となるので、
べとつかず、自然乾燥させてそのままお帰りください」と、
説明を受けましたが、私の場合、体の毒なのか？終わりの頃には、
ベトつき匂いのある汗もかいていました。
友人も、「一回目はべとついたけど、
次からは本当にさらさらの汗をかいた」と言っていたのを思い出し、
近いうちにまた行こう、と思ってます。
今回の「デトックス」の記事が、
私の中で、とってもタイムリーだったので、
メールさせて頂きました。
それでは、今後も期待しております。
よろしくお願いします。
---（メール引用ここまで）-------------------------------------------
岡山のＩさん、ありがとうございました。
最近、岩盤浴とか、ゲルマニウム温浴とかが、
静かなブームといった感じでしょうか。
いずれも、とっても汗をかいて、身体を温め、新陳代謝を促すのですが、
サウナ特有の息苦しさがとかが全然なくて、とっても心地よいようですね。
デトックス効果もさることながら、
自分にとって"心地よい"ことを生活の中に積極的に取り入れることは、
"ストレス対策"にはとても有効なようです。
━〈トピックス〉━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
ス ト レ ス と 不 妊 の 関 係 を 考 え る
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気功教室が始まりました。
10/29は、私（細川）も参加させて頂きました。
気功の後は、本当に、身も心もスッキリします。
スワイショウという功法があって、
両腕を前後に振るだけという単純なものなんですが、
私には、これが、結構、効果的なんです。
久しぶりにやると、指先がビリビリ感じて、
身体に溜まっていた邪気が、どんどん身体から放出されるのが分かります。
それだけでも、精神衛生上、私にはとてもよいのです。
それと、肩こりは、これで、一発で治るのがなんとも不思議です。
私の体験談はよいとして（^_^;）、
参加された方々とお話しをしていて、
何人もの方々から、
周囲からの雑音に悩まさているというお話しを聞きました。
★妊娠のことを忘れると妊娠しやすくなると言われても・・・
「あまり気にすると余計に妊娠しないよ」という、
なんとも有り難い？アドバイスを多くの友人知人からされるそうです。
これって、困りますね、ほとんど無理な注文で、
それが、また、別のストレスを生むことになるようです。
不妊専門のクリニックに通っていて、
誰が、妊娠のことを忘れられるでしょうか？
毎日注射に通うのは何のためなのか、
そんなことを忘れられる訳はありません。
絶対に無理です。
ありがた迷惑とは、本当に、このようなことを言うのでしょうか。
★ストレスと女性の身体の関係
アメリカの産婦人科の専門誌、
「AMERICAN JOURNAL of OBSTETRICS and GYNECOLOGY」の最新号に、
興味深い論文が掲載されています。
http://www.ajog.org/article/PIIS0002937805005065/abstract
慢性的なストレスがある女性ほど、
カンジタ症というカビが膣内で繁殖して起こる性感染症が、
再発する確率が高いというのです。
感染症の発症を繰り返すというのは、
まさに免疫力が低下している訳で、
ストレスが関係しているのではということです。
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アメリカ第一線の不妊治療医が語るストレスと不妊
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不妊に悩むカップルにとって、
ストレス対策がとっても重要であることは間違いありません。
そこで、とっても好評を頂いた、Vol.125の特別レポート、
「アメリカ第一線の不妊治療医が勧める妊娠力を高める方法」に引き続き、
今週は、「アメリカ第一線の不妊治療医が語るストレスと不妊の関係」を、
ご紹介します。
今年の７月にWebMDの掲載された記事です。
http://my.webmd.com/content/article/108/108979.htm?pagenumber=1
これまでの経験から言うと、
ストレス対策やストレスが妊娠することに及す影響を考えることは、
とっても重要なことであると、
アメリカ生殖医療学会ニュースの編集長で、
ロサンジェルスのシーダーズシナイ病院の生殖医療センター長である、
ピサルスカ博士は次のように話しています。
https://referrals.cedars-sinai.edu/physdetail.aspx?pid=298917
現在のところは、ストレスと不妊についての関連性を
明確に証明するデータは存在しないけれども、
さまざまな断片的な事実を統合して全体像を明らかにするのは、
もはや時間の問題であると考えるとして、
ストレスを低減することによって、
それまで、なかなか妊娠出来なかった女性が、
そのことで妊娠出来る場合があるという事実を知る必要があると、
ニュージャージーのショアインスティテュート不妊病院長、
モーガン博士は指摘しています。
http://www.allenmorganmd.com/infertility-pages/doctors.html
明確な関連性が不明であるとしながら、
モーガン博士は、コルチゾールやアドレナリンのような、
慢性のストレス下で上昇するホルモンが、
何らかの役割を果たしているのではとしています。
そして、ストレスの低減によって、
子宮内で着床にかかわるたんぱく質が増えること、
子宮内の血流が良くなることで、
妊娠しやすい環境を向上させると考えられるのではと指摘しています。
▼ストレスと不妊の関係は？
ピサルスカ博士は、ストレスの影響は個人差が大きく、
女性によって全く異なると言います。
ある女性にとっては、ストレスによっていろいろな生体反応が起こるが、
別の女性にとっては、なにも起こらなかったりするものです。
結局、ストレスと不妊の関係は一概なことは言えません。
確かな関連性が証明されているわけではありませんが、
ストレスの影響は決して無視できないことが、
一連の研究で明らかにされています。
生殖医療専門誌「Human Reproduction」に、
ストレス下にあるカップルとそうでないカップルの妊娠率を
比較した研究が掲載されています。
それによると、妊娠は、カップルがリラックスしている月に起こりやすく、
反対に緊張や不安が大きい月には妊娠しにくいことが明らかにされています。
また、「Fertility and Sterility」には、
カリフォルニア大学サンディエゴ校の研究者らは、
体外受精の成功率にストレスが影響を及すことを指摘しています。
患者のストレスレベルをつかむためにアンケート調査を実施したところ、
受けるストレスが高いレベルにある患者は、
低いレベルの患者に比べて、
２０％も採卵できる卵の数が少なく、
さらに、２０％も受精卵に至る卵の数が少なかったようです。
▼ストレスは不妊にどのように影響するのか？
ニューヨークのＮＹＵ医療センターのジェームズ・グリフォ博士は、
妊娠を妨げる全ての障害への生殖医療技術の発展によって、
多くのカップルが子どもを持てるようになり、
たとえ、ストレスが卵の質を低下させるという障害の原因になっていても、
薬や処置によって対応できるといます。
ところが、前出のモーガン博士は、
不妊に悩むカップルの４０％以上がその原因が不明とされており、
これらのカップルこそが、ストレスの影響が大きいのではと指摘しています。
２０年前は、原因不明の不妊症は１０〜２０％でした。
ところが、女性の肉体はなんら変化していないのに比べて、
ストレスは増大したことによって、
現代では、原因不明の不妊症が４０％に上昇したのではと考えられ、
さらには、不妊治療が普及したことで、
よりストレスを大きくしているとも指摘しています。
▼いかに不妊からくるストレスを克服するか
「Fertility and Sterility」に掲載されたドイツの研究では、
体外受精で胚移植の前後に鍼灸の治療を受けることで、
妊娠率が高まったとされています。
前出のグリフォ博士は、鍼灸がストレスを低減するのかどうか定かではないが、
ストレスの影響を緩和させるのではとしています。
自身の病院では、心理療法やリフレクソロジーを取り入れているそうです。
博士は、科学的にはよく分からないが、
私たちはそれらを取り入れ、勧めていると言います。
なぜなら、それで心地よく感じることが出来たのであれば、
不妊治療を受けている女性のとっては、
それだけでとっても大きいことだからですと指摘しています。
また、マッサージが、
ストレス低減に効果的であるかもしれないと、
「International Journal of Neuroscience」に研究が掲載されています。
エール大学のエール不妊治療センターのメンタルカウンセルに携わる、
ドロシー・グリーンフェルド博士は、
http://www.yalemds.org/directory/profile.asp?setsize=20&pict_id=2300540
患者には、決して「リラックスしなさい」とは、
言わないようにしているそうです。
それは、悩んでいる人に対して、
悩むななんて言っても、何の助けにもならないからです。
そして、不妊のストレスに悩む女性に対して、
次のようにアドバイスしています。
日々の生活の中で本当に身も心も休まることのできることを、
見つけるとよいですね。
ただし、それは、妊娠のためにリラックスしないといけないから、
なんて考えてはいけません。
そうじゃなくて、気持ちがよいことをみつけることです。
気持ちがよい、心地よい、ということは、
身体や心が喜んでいるということなんです。
それは、妊娠のために悪いはずがないのですから。
◎この特別レポートの内容に関するご質問やご相談、ご意見はメールにて。
news-master@akanbou.com
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人には聞けない不妊の悩み 専門家がお答します
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━［不妊改善のためのサプリメント活用術］━━━━━━━━━━━━━━
あなたに相応しいサプリメントとその使い方をご提案します
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皆さんからの妊娠報告をお待ちしています
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■編集後記
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ストレス対策といっても、そんな大袈裟なことを考えなくてもよいようです。
キーは、"気持ちのよいこと"、"心とカラダが喜ぶこと"ですね。
そう考えれば、人によって異なりますが、
いろいろありそうですね。
これなら、簡単に見つけられそうです。
私たちにとって、心とカラダが最高に喜ぶのは、
次のようなメールを頂いた時、
ということになりますでしょうか・・・。
（中略）
以前から妊娠しやすい体作りのメルマガを拝見しており、
いつも大変参考になっています
ネットや、テレビなど色んな情報が氾濫しすぎていて、
何が本当にいいのか正直よくわかりませんでした
メルマガを読ませていただくようになってずい分考え方も変わりました
毎週の配信をとても楽しみにしています
自分がいま子供ができないという事実は本当につらく悲しい事です
周りはどんどん二人目三人目を妊娠出産する中、
何と言っていいか分からない不安と淋しさでいっぱいでした
でも、妊娠しやすい体作りに出会って、
根本的な考え方から見直すようになりました
どうしても子供が欲しいと思う気持ちはありますが、
その気持ちにとらわれすぎて、
迷路のような不安の中でもがいていたような気がします
主人からの言葉やメルマガなどでずい分気持ちが落ち着きました
今家族で笑って過ごせている幸せや、
今の生活を思う存分楽しむことが一番大切なのだと思います
その先に赤ちゃんが待っていてくれたとしたら嬉しいですね
不妊って、なった人にしか理解できないし、
悲しくて苦しい事も沢山ですが、
こんな気持ちを乗り越えたら人として成長できるのかな、
なーんて思っています
妊娠しやすい体作りのようなＨＰにめぐり合えてよかったです
これからも楽しみにしています。
（中略）
Ｓさん、本当にありがとうございます。
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妊娠しやすいカラダづくり No.128
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【発 行】 株式会社ライフケアマネジメント内
［妊娠しやすいカラダづくりプロジェクト］
【発行責任者】細川忠宏（不妊カウンセリング学会所属）
【編 集】 酒井奈緒
【監 修】 荻田浩司（内科医・医学博士）
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