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妊娠しやすいカラダづくり
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2006/4/22 #152
━不妊に悩むカップルを応援します!━━━━━━━━━━━━━━━━━
http://www.akanbou.com
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みなさん、こんにちは。
いつもお読み下さってありがとうございます。
このメールマガジンは、不妊に悩むカップルが、悩みを克服するために、
二人で話し合い、考えるうえでの道筋を整理したり、
自分たちで答えを出すためのヒントになるような、
そんな不妊に関するさまざまな情報を、出来る限り客観的な視点で、
毎週末、登録頂いた皆さんに配信しています。
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01 今週のコラム:読者の皆さんからのメ−ルをご紹介します
02 今週の更新情報
03 妊カラニュース:おすすめのメ−ルマガジン
04 特集企画:妊カラサバイバルガイド[2]
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今週のコラム
VOL.152
今週は読者の皆さんからのメールをご紹介します
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前号のコラムでは、妊娠報告に教えられることとして、
妊娠や治療のことを忘れて、
リラックスすることの大切さやその方法をお話ししました。
http://blog.mag2.com/m/log/0000116311
ところが、不妊の悩みなんて、
忘れられるものではない、
だったら・・・、というメ−ルです。
---[メ−ルの引用ここから]-----------------------------------------
忘れようとする努力に悩まされる毎日です。
不妊を意識し始め、治療に通ったり、休んだりする4年が、
あっという間に過ぎて行きました。
来月には40歳になろうとしている私です。
結婚して14年ということを考えれば、
それまで不妊について考えなかったことが、
今となっては不思議でなりません。
40という壁を目の前に、私の頭の中は妊娠一色です。
4年前までは絵に没頭していた私ですが、
不妊の治療に本格的に行き始めてからというもの、
自分の時間がある時はそのことしか頭にありません。
というか、常に頭の隅のどこかに置かれていると言ったほうが、
いいかもしれません。
好きな事をしていても、100%それに没頭できない私がいます。
こうなったら逆に考えれるだけ考えてやろうと、
自虐的になっている私です。
はっきり言って忘れる事は不可能です。
考えていない時は寝ている時だけなのです。
こんな自分がいやになりますが、
悩んでも考えても、あと5年もすれば、
または、万が一にでも妊娠すれば、悩む理由がなくなる訳ですから、
その時になるまで、悩んで、悩んで悩み抜こうという心構えです。
もう忘れる努力をするのをあきらめました。
自分の気持ちに正直に向かい合い、考え続けます。
こういう人もいるはずです。
それもいいのではないでしょうか。。。
---[メ−ルの引用ここまで]-----------------------------------------
自虐的なんて、とっても、思えませんです。
逃げずに、真正面から、徹底的に、悩み、考え抜くことは、
大切なこと、そして、人間として素晴らしいことだ思うのですが・・・。
なぜだか、私たちが勇気づけられた感じです。
もう、1通、紹介させて下さい。
---[メ−ルの引用ここから]-----------------------------------------
メルマガを読みはじめて1ヶ月になりました。
25歳で結婚して今年9年目です。
2年目に一度けいりゅう流産をし、その後、コウノトリはやってきません。
しばらくは「また流産したらどうしよう。」という思いから、
子作りできませんでした。
後から「子宮内がきれいになり、着床しやすかった。」と聞き、
時期を逃したか?とも思うのですが・・・。
初めて産婦人科に行き、
「心拍がないってことは、もしかしたら死んでるかもねぇ。
10日後にまたきて下さい。」とあっさり言われ、
その10日間は天国と地獄の日々でした。
天使は「ママになったね。」、
悪魔は「もう息してないよ。」と、言っているような気がして。
10日後、言われた言葉は、
「やっぱりダメだねぇ。今日朝ごはん食べてないよね。」
「は!?」目がテンになりました。
そんなこと一言も聞いてないし、
ショックを受けてる間もなく、淡々と発せられる言葉にびっくりしました。
「筋腫もあるし、まぁ、位置的にそれが原因というわけではないだろうけど、
30才までに一人産みあげて・・・。」
流産のうえに、筋腫!?
そのおかげか、産婦人科がトラウマとでも言いましょうか・・・。
3年後、とりあえず、30才になったし、
筋腫がどうなってるか診てもらおうと勇気をだして別の医者へ行きました。
筋腫は大丈夫だったみたいだけど、
やっぱり不妊治療に通ったほうがいいよと勧められました。
でも、まだ主人はそこまで切実ではなかったようで、
治療に通ってる友達にも、
「まずはタイミングからって言われるよ。お金もかかることだし、
夫婦で協力し合わないと意味ないよ。」と聞いて、
なかなか決断ができませんでした。
おかげさまで義理の両親からの圧力はないのですが、
実弟が結婚し孫ができてから、
母親が焦り始め近所の同級生たちの様子を探り始めたのです・・・・。
「あの子もできんで、医者に通ってる。」だの、
「あの子はあそこの医者でできた。」だの・・・。
だんだん自分も、
「あんたの子じゃなくてもいいから、私は女として産みたい!」、
なんてことも言い出すようになってしまいました。
心にゆとりがないって、本当に怖いですね。
メルマガ読み始めて我に返りました。
好きで結婚したんだ。
この人のために妻としての仕事がしたい。
この人の子供がほしい。ずっと一緒にいたい。
だから結婚したんだ。
そもそも、子供がほしくて結婚したわけでもないなぁと。
逃げ場はずっと、好きなアーテイストのコンサートです。
「今年が最後かも。」と毎回思いつつ、
もう何回行ってるんでしょう!?
一緒に行ってた友達はすでにみんな子持ちで行けない子ばかり。
「子供がいないから行けるもんなぁ。」と思っていたら、
早い子はもう小学生の子供が一緒についてきます。
逃げ場もだんだんストレスになってきそうな・・・。
私が育児に追われているころ、
みんなは子供も手がはなれて遊んでるかも。
私が「女の体にはタイムリミットがあるんだよ。」と、
泣きながら訴えてもムダだったのが、
PCに毎週届くメルマガを主人も読むので、少し変化がうかがえます。
食事を気にし始めたり、運動を始めたり。
なんといっても、「排卵日!」という日に、
どうどうと、いびきをかいて寝てしまって、子作りどころじゃなかったのが、
排卵日近くなると「今度はできるといいね。」と。
もともと「仲が良すぎて子供ができないんじゃない?」、
と言われることもあったけど、
私のイライラから発症するケンカもなくなりました。
この調子でしばらく様子をみて、
それでもできなければ治療に通うか、
二人の老後を考えるか・・・と今は思っています。
ちょっと遅い出発のような気もするけど、
先生の言葉に励まされながら夫婦でがんばりたいと思います。
---[メ−ルの引用ここまで]-----------------------------------------
それぞれに、それぞれの状況があるように、
それぞれに、それぞれの客観視の方法があるのですね。
このメ−ルを読んで、きっと、大勢の方々が、
ご自身のことを、より、客観視するきっかけになったと思います。
Kさん、Mさん、本当にありがとうございました。
また、メールを頂いた全ての方々にお礼申し上げます。
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★このコラムへのご感想、ご意見等は、下記のアドレスにお寄せ下さい。
news-master@akanbou.com
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今週の更新情報
http://www.akanbou.com
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サイト版「妊娠しやすいカラダづくり」の更新情報です。
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2006年4月22日 最新ニュース
レトロゾールの不妊治療での使用について
http://www.akanbou.com/news/news.2006042201.html
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2006年4月21日 最新ニュース
食事を変えることでPCOSが改善される可能性
http://www.akanbou.com/news/news.2006042101.html
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2006年4月20日 編集長コラム
自分たちらしい選択とは?
http://www.akanbou.com/column/main.html
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2006年4月19日 Q&A
病院へ行くタイミングは?
http://www.akanbou.com/qa/qa.2006041901.html
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2006年4月18日 最新ニュース
体外受精を受けた母子への追跡調査
http://www.akanbou.com/news/news.2006041801.html
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2006年4月17日 妊娠報告
自分を受け入れて、マイペースで
http://www.akanbou.com/houhoku/houkoku-2006041701.html
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2006年4月17日 Q&A
不妊専門病院へ行くべきか悩んいます
http://www.akanbou.com/qa/qa.2006041701.html
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上記の記事についてのご質問等は、下記のアドレス宛お寄せ下さい。
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妊カラニュース
20060422
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★おすすめのメールマガジンのご紹介です
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━04━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
妊 カ ラ サ バ イ バ ル ガ イ ド
不妊を乗り切るために
http://www.akanbou.com/survaival/top.html
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妊カラサバイバルガイドは、サイト版に毎週、アップしていきます
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望んでもお子さんを授からない期間を長く経験することは、
おそらく、人生で、最も難しく、
また、ある意味、やりがいのある経験の1つかも知れません。
そして、苦痛や喪失感、失望を伴う経験です。
また、自身をとてつもなく成長させてくれる経験でもあります。
私たちは、妊カラサバイバルガイドが、
二人が不妊を乗り切る手助けとなるだけでなく、
二人が人間として、また、夫婦として、強くなること、
そして、二人の努力が報われることの一助になることを願って止みません。
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第2回 汝、焦って、慌てることなかれ
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http://www.akanbou.com/survaival/top.html
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特集の内容に関するご質問やご意見等は、下記のアドレスにお寄せ下さい。
edit@akanbou.com
━[不妊に関するご相談は]━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
人には聞けない不妊の悩み 専門家がお答します
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━[不妊改善のためのサプリメント活用術]━━━━━━━━━━━━━━
あなたに相応しいサプリメントとその使い方をご提案します
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http://www.nature-g.com/funin/supple.html
http://www.nature-g.com/query/index.html
━[妊娠報告をお願いします]━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
皆さんからの妊娠報告をお待ちしています
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http://www.akanbou.com/houhoku/main.html
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■編集後記
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今週は、大変なボリュームとなってしまいましたので、
妊カラサバイバルガイドは、サイトにアップして、リンクしました。
そんな事情で、妊カラサバイバルガイドは、
サイト版のコンテンツとなりました。
毎週アップしていきます。
ご感想やご意見は、メ−ルにて、どしどしお寄せ下さい。
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妊娠しやすいカラダづくり[毎週末発行] No.152
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◎発行部数
・自社配信: 940部
・まぐまぐ: 4,788部
・合計部数: 5,728部(4月22日現在)
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◎「妊娠しやすいカラダづくり」のバックナンバーはこちらから
http://backno.mag2.com/reader/Back?id=0000116311
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掲載を望まれない場合も、その旨、明記願います。メールに記載された内容
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【発 行】 株式会社パートナーズ内
妊娠しやすいカラダづくり事務局
【責任者】 細川忠宏(日本不妊カウンセリング学会認定不妊カウンセラー)
【監 修】 西川 浩(医師・心斎橋中央クリニック院長)
荻田浩司(医師・医学博士)
【WEB】 http://www.akanbou.com
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