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VOL.182 悪い習慣を改めるコツとは?

2006年11月18日

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           妊娠しやすいカラダづくり

2006/11/18 No.182
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http://www.akanbou.com
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このメールマガジンは、不妊に悩むカップルが、悩みを克服するために、
二人で話し合い、考えるうえでの道筋を整理したり、
自分たちで答えを出すためのヒントになるような、
そんな不妊に関するさまざまな情報を、出来る限り客観的な視点で、
毎週末、登録頂いた皆さんに配信しています。


---[INDEX]--------------------------------------------------------

01 今週のコラム:見えない敵を排除するために
02 今週の更新情報
03 読者の皆さんからのメール
04 妊カラサバイバルガイド:悪い生活習慣を改めるコツとは?
 
---[CONTENTS]-----------------------------------------------------

01__________________________________________________________________

        今週のコラム
         VOL.182
           見えない敵を排除するために
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サイト版の妊娠しやすいカラダづくりのQ&Aには、
毎日、数件のご相談が寄せられます。

きちんと集計したわけではありませんが、
不妊治療を受けてらっしゃる方、
もしくは、休憩中の方が、だいたい、6、7割くらい、
そして、もしかしたら不妊ではと心配になり出したという方が、
3、4割くらいだと思います。

そんな、不妊に悩み始めた方々のご相談に接していて感じることがあります。

それは、友人や知人が妊娠したことがきっかけになって、
悩みだした、或いは、悩みが本格化したという方が多いということです。

確かに、自分が、妊娠しにくのかどうかなんて、
誰かと比べないと分かるわけがありません。

ですから、友人の妊娠の報に接したことで、
それ迄、漠然としていた、なかなか授からないという不安が、
突然、ガツンと、明確になってしまうのですね。

人情としては、当然のことなのかもしれません。

ところが、気になるのは、
後々まで、焦りや心配の根拠が、
友人たちに先を越されたことであり続けることです。

こういうことは理屈ではないようで、
二人目不妊と言われる悩みにもよく似た面があるような気がします。

それは、無意識のうちに、
一人目の妊娠の時と比べてしまっていて、
現在の自分に、不妊の烙印を押してしまうケースです。

人間というのは、話しやデータとしてインプットされたものよりも、
自分の目で見て、自分で経験したことの方を、
判断材料として、優先してしまいがちなようです。

そして、そのことが、
不必要に悩みや不安を大きくしてしまっていることが少なくないようです。

大切なのは、特定の誰かと比べて、一喜一憂するのではなく、
全体の傾向と比べて、冷静に、自分たちを客観視することだと思います。

そのための正確な情報を提供していきたいと思います。


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今週の更新情報
http://www.akanbou.com
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サイト版「妊娠しやすいカラダづくり」の更新情報です。
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2006年11月18日 Q&A
インプラントをやるか悩んでいます
http://www.akanbou.com/qa/qa.2006111801.html
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2006年11月17日 最新ニュース
体外受精による出生児の健康調査
http://www.akanbou.com/news/news.2006111701.html
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2006年11月16日 Q&A
不妊仲間の妊娠の報に不安が増大してしまいました
http://www.akanbou.com/qa/qa.2006111601.html
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2006年11月15日 最新ニュース
妊娠初期の喫煙と子の先天性心疾患の関係
http://www.akanbou.com/news/news.2006111501.html
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2006年11月14日 Q&A
病院にかかろうかと思うのですが
http://www.akanbou.com/qa/qa.2006111401.html
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2006年11月13日 妊娠報告
顕微授精で18年目にしてやっと妊娠しました
http://www.akanbou.com/houhoku/houkoku-2006111301.html
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上記の記事についてのご質問等は、下記のアドレス宛お寄せ下さい。
news-master@akanbou.com


03__________________________________________________________________

           読者の皆さんからのメール
   VOICE FROM READERS
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読者の皆さんからのメールをご紹介します。

前号のコラムのテーマ「年を取ることの素晴らしさ」について、
お寄せ頂いた数件のメールの中から、
Kさんのメールをご紹介させていただきます。

---[メールの引用ここから]-----------------------------------------
 
私は歳をとって子供を持つことには、
それなりに利点もあるはずと信じています。

『歳をとっているからね。』という、
ドクターの何気ない一言に傷付くという気持ち、
痛いほど分かります。 

でも、皆、歳をとろうと思ってとっているわけではないし、
不妊治療をしていると、
一年なんてあっと言う間に経ってしまうのが現実なんです。 
そんなだれにでも分かっているようなことを、
わざわざドクターに言って欲しくないですよね。

私は40歳でまだ子供には恵まれていません。 
実は2ヶ月前に稽留流産を経験しました。
待たされて、待たされて、ついに6回目の移植で着床に至った妊娠でした。
でもまた更に待たなければいけない状況になってしまいました。 

この長い時間どんなに色々な事を考えるようになったことか、
自分でも感心する程です。

不妊に悩む女性の気持ちはもちろん、
流産や死産を経験しなければならなかった人達の気持ち、
人間の命がどんなに大切なものなのか、
人間の命の誕生に至るまでの奇跡、
親を持たない子供達の存在と苦労、
自分の子供にもかかわらず愛そうとしない親、
国の少子化問題とそのとり組みに対する姿勢、
家族の大切さ、
独身や子供にこだわらず生きる人々、
食べ物と環境、
心と身体のつながり、
宗教心について、
などなど...。 

挙げ始めたら、数えられないほどの問題について、
自分なりに考えるようになりました。 

もし結婚して間もなく子供に恵まれていたなら、
おそらく『ふうん、でも他人ごと...』というふうに、
それらのことを考える気持ちにすらならなかったかもしれない。 

考えるだけでは、人間として成長したとは言えないかもしれないけれど、
残りの人生を生きる上で、
とても大切なものを得られたような気がするのです。

もしも将来子供を授かることができたら、
今まで色々考えた私の気持ちを子供に語ったり、
行動に表して示すことができるのではないかと思っています。

そういう形のないものというのは、
なかなか、若い時には蓄積されていないものだし、
金銭的なこと以外にも、
豊かな環境を子供にあたえられるのではないでしょうか。 

長くなりましたが、歳をとることは、
必ずしも子育てに悪影響を与えないという意見を言ってみました。

---[メールの引用ここまで]-----------------------------------------

Kさん、ありがとうございました。

マスコミでは、
なぜか、不妊、不妊治療=苦という側面ばかりが取り上げられるようですが、
Kさんからのメールを読ませて頂いて、
どんな経験も、本人次第で、よくも悪くもなるものなんだと感じます。

ありがとうございました。

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          妊カラサバイバルガイド
     妊娠しやすいカラダづくりのための自然な療法 
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妊娠しやすいカラダやココロをつくるための実践編です。

現代社会は、物やサービスに溢れ、
一見、豊かな社会のように見えます。

ところが、皮肉なことに、豊かなはずの社会には、
私たちの健全な肉体や心、
そして、大切な生殖能力に、
ダメージを与えかねない側面があることも、また、現実です。

必要なのは、正しい情報に接して、
自らの知恵と知識で、"サバイバル"することです。

さて、気功教室に通われているOさんは、この夏、インドで、
本場のアーユルヴェーダのトリートメントを受けてこられました。

その時の体験談を聞かせてもらい、
また、お土産のハーブティーに、ちょっと、はまったこともあって、
インドの伝統医学、アーユルヴェーダに興味を持ち、
何冊かの本を読んだところ、
是非とも、皆さんにも役に立ちそうなノウハウがいっぱいありました。

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         【010】悪い生活習慣を改めるコツ
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妊娠しやすいカラダづくりのために、
悪い生活習慣を改めようと頑張っている方も少なくないと思いますが、
生活習慣を変えるのは、
なかなかに、簡単にはいかないことを実感されている方も多いでしょう。

アーユルヴェーダでは、人は、楽しいことは身につくけれども、
悪習や欠点は変えようとしないものであるから、
悪い習慣を変えたいのなら、
それを楽しい習慣と置き換えればよいと言います。

そして、1週間で習慣を変えるスケジュールを教えています。

アーユルヴェーダの医学書の1つである「チャラカ」には、
「1日目に不健全な習慣の4分の1をやめて、
同時に健全な習慣を4分の1とりいれる。
2日目には不健全な習慣の2分の1をやめて、
健全な習慣を2分の1とりいれる」とあるそうで、
そうすれば、7日間で新しい習慣が身につくというわけです。

1習慣で入れ替えられるかどうかは別として、
要は、悪い習慣を否定して、やめるだけでは生活は変えられないと。

例えば、タバコをやめるには、
それに代わる楽しみ=健全な習慣がなければならない。
お酒を減らすには、
それにかわる時間の過ごし方=健全な習慣が、
そして、食生活を変えるには、
野菜や果物をおいしく感じる身体を料理法が必要だということです。

いかがでしょうか?

悪い習慣を止めようとするだけでは、片手落ちだというわけですね。
楽しい習慣と置き換えることで、
スムースに生活習慣が改まるというわけです。

上手く計画さえ立てられれば簡単に変えられそうです。

出典:アーユルヴェーダの知恵 高橋和己著 講談社

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妊娠しやすいカラダづくり編集室より
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■編集後記
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アーユルヴェーダの教えによる悪い習慣の改め方は、
よくよく考えると、当たり前というか、
それほど大した事を言っているわけではなさそうですが、
実際には、とにかく、止めることだけに頑張って、
悪戦苦闘するのが普通にように思います。

私は目からウロコでした。

要は、自分を知る、ということでしょうか。

計画をたてるだけで、ワクワクしてきそうです。

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妊娠しやすいカラダづくり[毎週末発行]   No.182
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◎発行部数
・自社配信: 1,013部
・まぐまぐ: 5,112部
・合計部数: 6,125部(11月18日現在)
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◎「妊娠しやすいカラダづくり」のバックナンバーはこちらから
http://backno.mag2.com/reader/Back?id=0000116311
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◎注意事項
読者の皆さんから寄せられたメールは、事前の告知なく掲載させていただく
場合がございます。匿名などのご希望があれば、明記してください。また、
掲載を望まれない場合も、その旨、明記願います。メールに記載された内容
の掲載によって生じる、いかなる事態、また何人に対しても一切責任を負い
ませんのでご了承ください。
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【発 行】 株式会社パートナーズ内
[妊娠しやすいカラダづくりプロジェクト]
【責任者】 細川忠宏(不妊カウンセリング学会認定不妊カウンセラー)
【監 修】 西川 浩(医師・心斎橋中央クリニック院長)
荻田浩司(医師・医学博士)  
【WEB】 http://www.akanbou.com
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