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妊娠しやすいカラダづくり
2006/11/25 No.183
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http://www.akanbou.com
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このメールマガジンは、不妊に悩むカップルが、悩みを克服するために、
二人で話し合い、考えるうえでの道筋を整理したり、
自分たちで答えを出すためのヒントになるような、
そんな不妊に関するさまざまな情報を、出来る限り客観的な視点で、
毎週末、登録頂いた皆さんに配信しています。
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01 今週のコラム:体外受精が及ぼす子どもへの影響について
02 今週の更新情報
03 妊カラニュース
04 連載コラム:リーベマリールの治療日記 第11回
05 編集室より
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01__________________________________________________________________
今週のコラム
VOL.183
体外受精が及ぼす子どもへの影響について
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最新ニュースで紹介していますが、
厚生労働省は、体外受精で生まれた子どもたちの健康状態について、
2000人以上を対象に、
初めての長期追跡調査を来年度からスタートすることになったようです。
http://www.akanbou.com/news/news.2006112101.html
いまや体外受精で生まれる子どもは60人に1人の割合にもなっています。
そして、年々、増加傾向にあることを考えると、
今後、この割合は、もっと、もっと、高くなるのでしょう。
体外受精というと、
母親のお腹の中で進むプロセスの一部を、
体外で人為的に操作することから、
どうしても抵抗感をもってしまうご夫婦も少なくありませんが、
この不妊治療が一般的になってくると、
私たち、人間の心理というのは不思議なもので、
徐々に、そんな抵抗感も薄れてくるものです。
ただし、だからといって、体外受精のリスクも、
それに伴って小さくなっていくわけでは、決して、ありません。
以下に体外受精による子どもへの影響を整理してみました。
■出生時のリスク
体外受精による妊娠の子どもへの最大のリスクは、
多胎妊娠による早産、低出生体重児(2500g未満)が増えることです。
一般的には、多胎妊娠での早産率は約50%、
低出生体重児率は10数%とされています。
また、胚盤胞移植によって、
胎盤を共有する形態の双子の発生率が高くなるという報告があります。
多胎妊娠については、
子宮に戻す胚の数を少なくすることで、ほぼ、防止することが可能です。
■先天性異常
体外受精による出生児における、
先天性異常の発生率が増加するという報告もありますが、
増加は認められないという報告が大勢を占めています。
■身体の発育、知能や運動能力への影響
これまでの体外受精出生児への追跡調査では、
身体の発育状況や知能や運動能力について、
自然妊娠で生まれた子どもと比べて違いは報告されていません。
■顕微授精による影響
先天性奇形が増加するという報告もありますが、
顕微授精出生児の追跡調査のほとんどは、影響は認められないとしています。
■生殖機能や次世代への影響
日本で初めての体外受精児は1983年に誕生したことから、
不妊原因の遺伝や次世代の影響については調べようがありません。
因みに、世界で初めての体外受精出生児である、
イギリスのルイーズブラウンさんは、
自然妊娠し、来年1月の出産予定です。
また、その妹も体外受精児ですが、
既に自然妊娠によってお子さんを出産されています。
以上です。
大切なことは、体外受精を受けることを検討する夫婦は、
治療によって得られるメリットとそれに伴うリスクを十分に考慮に入れて、
自分たちの方針を決定することです。
また、子どもの障害の発生や発育、知能運動能力の発達度合いは、
決して、1つの要因だけに左右されるものではなく、
さまざまな複数の要因の結果であることも理解し、
体外受精のリスクに過剰に反応することも避けたいものです。
※これまでに実施された追跡調査
http://www.akanbou.com/news/news.2006112101.html#1
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今週の更新情報
http://www.akanbou.com
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サイト版「妊娠しやすいカラダづくり」の更新情報です。
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2006年11月25日 最新ニュース
美容師の職場環境の不妊の影響は認められない
http://www.akanbou.com/news/news.2006112501.html
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2006年11月24日 Q&A
人工授精について教えてください
http://www.akanbou.com/qa/qa.2006112401.html
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2006年11月23日 Q&A
サプリメントの服用について教えてください
http://www.akanbou.com/qa/qa.2006112301.html
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2006年11月22日 妊娠報告
私が行き着いた究極の妊娠するための体作り
http://www.akanbou.com/houhoku/houkoku-2006112201.html
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2006年11月21日 最新ニュース
体外受精児の健康追跡調査を来年度から開始
http://www.akanbou.com/news/news.2006112101.html
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2006年11月20日 Q&A
お薬を飲むのが恐くなりました
http://www.akanbou.com/qa/qa.2006112001.html
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上記の記事についてのご質問等は、下記のアドレス宛お寄せ下さい。
news-master@akanbou.com
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妊カラニュース
20061125
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妊娠しやすいカラダづくりのための気功教室から
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http://www.akanbou.com/kikouclass/top.html
2006年12月23日・30日、2007年1月6日はお休みとさせて頂きます。
2007年は、1月13日(土)からスタートします。
新規のご参加は年内は、12月2日、17日の日程で受け付け可能です。
また、来年の1月20日(土)は、ご夫婦で参加いただく気功教室です。
詳細は次号でお知らせします。
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連載コラム リーベマリールの治療日記
No.011
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青山さんの連載コラム「リーベマリールの治療日記」です。
リーベマリールは、
東京三鷹の女性専用のリフレクソロジーサロンです。
セラピストの青山さんは、
英国リフレクソロジー協会の正会員で、
ロンドンでのリフレクソロジーによる不妊治療の経験が豊富です。
今回は、ちょっと、体育会系の雰囲気が・・・。
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いよいよ今年もあと1ヶ月とちょっとですね。
今回は、生活習慣について整理してみました。
研究熱心な方は、既に、承知のこととは思いますが、
なぜ生活習慣の改善が妊娠しやすいカラダづくりに大切なのか、
改めて、おさらいしておきますね。
自分たちで夫婦生活のタイミングをあわせたり、
或いは、不妊治療を受けている人であれば、
お薬でサイクルを整えたり、卵をたくさん排卵させたり、
さらには、人工授精や体外受精で卵子と精子を近づけたりするのですが、
それは、全て、生殖活動の、言ってみれば、"周辺部"のことなのですね。
忘れてしまいがちなのは、
最も大切なのは、"中心部"のことだということ。
具体的には、卵や精子を育てること、
そして、着床した受精卵が育つことですね。
この生殖活動の中心部のことは、
私たちの身体がやることであって、
人間は替わりにやってあげることが出来ません。
私たちに出来ことは、直接的なことではなく、
身体が質のよい卵を育てたり、
活発な精子をつくったりすることを間接的にバックアップすること。
そのための、生活習慣の改善なのです。
1)禁煙は絶対!、アルコールは控えめに!
喫煙は卵の質を低下させ、内膜が厚くなりません!
2)カフェインもほどほどに!
コーヒー、紅茶などによるカフェインの過剰摂取は、
ホルモンバランスの乱れる原因になります。
カフェインの少ないお茶やノンカフェインのハーブティーにしましょう。
3)疑わしき環境ホルモンは避けるが無難!
精子の能力や卵子の質に影響がでて、
妊娠しにくくするとの疑いがもたれています。
4)ストレスをやりすごす!
過剰な心理的ストレスも要注意です。
妊娠願望があまりにも強すぎると、
脳にストレスがかかるので好ましくありません。
実際、クライアントさんの中には、
想像妊娠で生理が遅れることがしばしば見られる方が少なくありません!
5)冷えは禁物!
血のめぐりが悪くなるので気をつけましょう。
冷たい飲み物や炭酸ガス飲料をたくさんとったりするのはよくありません。
水を飲むことは必須ですが冬は常温または白湯を飲むことです。
6)早く寝る!
本当に皆さん12時前に寝ている人はほとんどいません!
毎日寝る時間がバラバラだと体温もバラバラになります。
そして、ホルモンバランスもバラバラ、ということです!
遅くとも12時までには寝ましょう!
7)適度な運動!
歩く、階段を使う、など身近なところからはじめましょう。
運動によってリンパの流れや血行がよくなり、
体の毒素をスムースに排出できるようになります。
8)加工食品を少なく!
すべて排除するということは難しいと思いますので、
はじめはとにかく量を減らしていくことです!
そうしていくうちに、
だんだんホルモンのバランスが回復して血糖が安定してくると、
そんなに食べたくなくなってくるはずです。
それはこちらにいらしているクライアントさんは、
皆、実感していることです。
9)バランスのよい食生活。
これはまた来月にしつこくおさらいしましょう・・・。
子供がなかなか授からないということはそれ自体病気ではありません。
最適な条件が整っていない環境が問題なのです。
いままでのライフスタイルがどうであったか、
もう一度きちんと見直しましょうね!
今からでも遅すぎることは絶対ありません!
ほんの少しの改善からでも大きな変化が見られるようになります。
小さなことから少しずつ。
来年に向けて心機一転するために残りの1ヶ月、
しっかり頭にたたきこんでください!
来月は今年最後の締めにまた食事のおさらいを徹底します!
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◎リーベマリール 〜 不妊に悩む女性のためのトリートメントサロン
http://www18.ocn.ne.jp/~marille/
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感想やご意見等は下記のアドレスにお寄せ下さい。
aoyama@akanbou.com
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妊娠しやすいカラダづくり編集室より
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━[不妊改善のためのサプリメント活用術]━━━━━━━━━━━━━━
▼妊娠する力を高めるサプリメントはこちら
サプリメントであれば何でもいいというわけではありません。
サプリメントの賢い選び方、上手な使い方を提案します!
↓以下のページからどうぞ
http://www.nature-g.com/funin/supple.html
↓どんなサプリメントがよいのか分からないという方、ご相談下さい。
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↓お客さまの声はこちら
http://www.nature-g.com/kansou/top.html
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■編集後記
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妊娠報告でご紹介したちっちさんは、
「私の行き着いた妊娠するための究極の体作り」を皆さんに伝えたくて、
投稿してくれたとのこと。
せっかく投稿いただいたので、ここで、再度、ご紹介します。
・ご主人に優しくする
・平常心で通院する
・お墓に参る
この3つです。
他にもお墓に参ることを勧めている方が割とおられるんですね。
御先祖様との心の対話によって、気持ちが安らぐのでしょうか。
大切なことかもしれません。
さて、読者の方々から、
サプリメントについて教えて欲しいというご希望を、
たくさんお寄せいただいています。
次号から、
「妊娠しやすいカラダづくりのためのサプリメント活用法」ということで、
あまり、世間では、語られることの少ないお話を連載していく予定です。
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妊娠しやすいカラダづくり[毎週末発行] No.183
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◎発行部数
・自社配信: 1,013部
・まぐまぐ: 5,132部
・合計部数: 6,145部(11月25日現在)
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◎「妊娠しやすいカラダづくり」のバックナンバーはこちらから
http://backno.mag2.com/reader/Back?id=0000116311
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【発 行】 株式会社パートナーズ内
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【責任者】 細川忠宏(不妊カウンセリング学会認定不妊カウンセラー)
【監 修】 西川 浩(医師・心斎橋中央クリニック院長)
荻田浩司(医師・医学博士)
【WEB】 http://www.akanbou.com
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